2020年2月11日にノムさんこと野村克也さんがお亡くなりになりました。
実は2月11日は10年以上前になりますが、私が浪人生活を始めた日でもあります。
頭を使いそして、事前の対策をしっかりとすれば弱者が強者に勝つことが出来るという野村監督の教え元に浪人時代まさにID受験を目指して頑張った記憶があります。
野村選手というよりは私の世代にとってはヤクルトの黄金時代を築いた野村監督いや野村名監督のイメージが強いです。
そして阪神タイガースや楽天イーグルスの監督をお勤めになられました。
目次
ノムさんの名言のまとめ
・もうダメだ。ではなく、まだダメだ。
・人間は恥ずかしさという思いに比例して進歩する
・失敗と書いて“せいちょう”と読む
・いつでも練習 いつでも本番
・心配は行動の不足から起きる
・終身譲路,不枉百歩;終身譲畔,不失一段
・勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。
・もうダメだ。ではなく、まだダメだ。
6回以上繰り返す
学んだ単語を記憶に定着させるには、さまざまな場面で同じ語に繰り返し出合う仕掛けが必要。覚えたい単語が文中に登場する回数と学習成果の関係を調べた研究によると、単語の登場回数が2回と4回では学習成果に大差はなかったが、6回以上では明らかな効果が見られた。
・人間は恥ずかしさという思いに比例して進歩する
・小さなことにこだわれば、大きなものを手にできる
また、たまたま長文読めることはあっても根拠がないために安定しません。現代文でも同じことが起こります。波があるというのは読めることもあるのだから、基本を見つめ直して、しっかりと根拠を持つことが大事です。
・失敗と書いて“せいちょう”と読む
ジャンプする時は一回しゃがみこむように、強く前に進むには失敗は最高の先生となります。
・いつでも練習 いつでも本番
・心配は行動の不足から起きる
実際に私が不安を感じてびびってしまう典型的なタイプです。
昔、バンドでライブをやっていた時も人前に立つのは苦手だったし緊張していたけど、どう克服していたのか?そして受験をどう乗り越えたのか?
結論から、そして色々な経験から語らしてもらうと不安の一番の要因は準備不足です。
例えば、
スポーツでいうと守った事のないポジションで試合に出ることが分かったら不安でしょう?
音楽でいうと最近弾いてなかった曲をやってくれと言われたらプロのミュージシャンでも不安になると言っています。
じゃ、受験で不安とは?
私の受験生だった現役高校3年生の時を例にとってみます。
受験で準備というとパッとみなさんも頭に浮かぶと思いますが、単熟語の暗記や赤本の量も当然むちゃくちゃ大事です。私は現役の高3の時それも欠けていた事は事実です。だけど他に欠けていたのがメンタル的な部分や受験に対する根本的な態度だったと思います。
なんせ本番当日に大学までどうやって行くかを調べたり、何を昼ごはんで食べるかを決めたものの大学の前のコンビニは人が多すぎで並んでるし買いたかったおにぎりは売り切れだったりして日常とは違うその環境に行くだけで疲れてしまい、英語の試験が始まる前にもう集中出来ていないのが自分ではハッキリと理解していました。
世界史の試験が午後にあるので休み時間ごとに確認しようとは決めていたのですが、どこをやるか決めていなかったので、とりあえず最初の方から苦手そうな所を見直そうくらいに思っていました…。すると、いざ休み時間が来ると全てが苦手に見えて来てパニックになってしまったのを覚えています。
なので、現役生の時は単純な勉強の準備不足+メンタル面での準備不足・・・、これがむちゃくちゃ大きかったと思います。
まとめると、現役生の時のわたくしは不安症+本番に弱いやつ=絶対に受からない という典型的なダメ受験生でした。
浪人してとにかく勉強面での準備はしっかりとしましたが、浪人して一番意識してやったのがこの11月からは本番に持っていくものや着る服そして当日聴いていく曲のリストも全て決めた事です。
ちなみに代表曲はCeline Dion – Be The Manだったかな…。今年こそ男になろうと…
そういえば、サッカー日本代表の長谷部誠さんも試合に入場する決まった場所でミスチルの曲を流すそうですし、大リーガーのイチロー選手も打席に入る前に儀式ともいえるあのルーティンをしています。
やはり一流の選手で結果を残している人たちに共通するのが本番に強いという事だと思います。
だけど、本番に強い事は不安を感じない人ではないという事。つまりどれだけ不安を感じやすい人でも準備を完璧にしていれば絶対大丈夫と言えるだけの事をやれば不安よりも自然に本番に強い自分が出ている事でしょう。
毎年、多くの受験生をみてきましたが、サプライズで合格する人はどんな人なの?
決して普段から実力テストが出来たわけではないけど単熟語をコツコツやってたりする人であったりするのでしょう?
確かにそれは事実ですが…。意外と多いのが本番の雰囲気ってどんな感じなのかとかどれくらいに家を出ればよいのかを秋に聞いてくる人だったりします。
そういえば杉並高校から明治に受かったY君は実力テストはむちゃくちゃ出来たわけではないけど毎日受験の話を聞いてきたような気がします。
逆にいうと同じくらいの実力でも受かる子と受からない子の差はそのような部分でもあるので、当日どんな事が起こっても普段と同じようにまた、いつも以上のアドレナリンが出て集中出来るように準備をしましょう。
受験はメンタルだと言い切るのは簡単ですが、準備とは単純な勉強だけではないという事です。
初めての受験で準備の仕方が分からずにそこで不安になっている人はいつでもそこから相談に乗るので言ってください。
どうでしたか?
ノムさんの言葉は語り継がれていくことでしょう。
最後に私からも一言
終身譲路,不枉百歩;終身譲畔,不失一段
『一生、道をゆずっても、たかだか百歩に過ぎない。一生畔をゆずっても、一段(いったん)に過ぎない』
現代風に言い直すと、『交通渋滞のなか、他の車に何度も追い越されても、100メーターも差がつかない。』
という意味だそうです。
私自身は、この言葉を座右の銘にしています。
中学生の頃の私自身の悩みのひとつとして、人よりも成長が遅い事が悩みでした。
声変わりも仲の良かった友達よりも2年以上遅く、勉強も遅れていました。当然、高校もしっかりとした考えもなく入学してしまい、少し周りが見えるようになった頃にはもう手遅れになっていました。
浪人して少し時間が出来るようになってちょうど漢文の勉強していた時にこの言葉に出会い感動したのを覚えています。
『浪人して1年遅れるぐらい、残りの人生の方が長いのだから全然気にしなくて良い。』と思えたのです。
なので、みなさんも、急いで、いばらの道を行くよりも、どの道に進んでも後悔がないようにしてください。
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