大学受験・社会(世界史・日本史)ができる人は?

藤井セミナーの関学・同志社への大学合格作戦は、①に英語長文、②に社会です。そして予習はなく全て復習で力を付けます。この2つの復習を徹底的して得意にすれば、かなりの確率で合格します。これは勉強が苦手できない人でも、誰でもできることです。その理由は説明会で聞いていください。
ここでは「社会ができる人」をテーマに記事を書きました。

目 次
完璧主義を捨てろ!
目標は、12月に「うろ覚え」をたくさん作ること!
③学校の勉強と、受験の勉強は、全く別の競技!
④「社会の暗記が辛い…」と思ったら、こう考えましょう!
➊じゃ、逆に自分が「辛く無くて楽勝なら??」
➋だから、神大受験者も半分ぐらいは同志社や関学に落ちる!
⑤社会を継続して頑張るコツ
➊短期目標を何回もクリアーする
➋常にライバルと点数を比較する
❸時間がない時は、大きな枠組みだけを暗記しておく
❹社会なんて、どこから始めても大丈夫!と割り切っておく
⑥効率のいい暗記のテクニック
➊社会の暗記はビジュアルで!
➋2本の列で進行!、できれば3本。
❸暗記のチェックの仕方
❹社会は授業でのメモで5倍以上の効率化を!
❺世界史の人は、一問一答は使うな!
⑦社会がかなりできて合格した生徒の紹介

最近、「社会の暗記ができない…」と、相次いで同じような質問があったので、アドバイスしておきます。

関関同立、特に関学や同志社や、早稲田・慶応・上智や明治大学の場合は、英語ができた上で、社会ができないと合格できません。毎年、英語だけがむちゃくちゃできて(偏差値70ぐらい)、社会が全くダメ(偏差値55以下)…な生徒が何人かいます。こういった生徒は、産近甲龍(特に近大・京産・龍谷)には余裕で受かってきますが、関関同立にはなかなか難しい…。

でも、英語がわりとできて(偏差値60~65ぐらい)、社会がむちゃくちゃできる(偏差値70ぐらい)生徒だと、国語ができなくても関関同立(特に同志社や関学)には合格してきます。つまり、難関大学合格には、社会はかなり需要なのです!これは配点と得点調整の点からも明らかです。

じゃ、社会ができる人は?というテーマで書きます。

①完璧主義を捨てろ!

この時期に社会で悩む高校生の多くは、勉強ができる高校の真面目な高校生が多いようです。それでも、世界史や日本史が好きなら悩まないと思いますが、真面目な生徒で、世界史や日本史が好きじゃないと、かなり落ち込む人が多い…。

中学校時代から成績が優秀で、星陵高校、北須磨高校、夢野台高校などに行った女子に多くある特徴です。

まず、完璧主義を捨てましょう!

社会なんて、一通りやっても絶対に覚えられない!!社会ができる人で共通しているのは、「1年間で10回ぐらい回す!」ということです。回し方にも、色々と方法はありますが、2~3回まわしたぐらいでは暗記はできません。ましてや1回だけなんて、絶対に得点には結びつきません。

だから、薄くてもいいから何回も回すことです。この「回す」というのは、最初から最後まで一通りすることを言います。漆塗りのような感じです。薄く薄く、何回も何回も塗り重ねて仕上げて行くのです。

何回も回しながら覚えるので、「モチベーションが上がらなかった」とか、「部活の試合があった…」とかで、たまに塾の復習テストの点数が取れないとか、たまにサボった…なんて、そんなことは気にせずにどんどん進めないとダメなのです。

今回はモチベーションが上がらず点数が悪くても、「また何回も何回も回すので、その時に覚えたらいいわ!」って割り切って、次に進むことです。そして、今回さぼってしまった所は、次の2回目、3回目で覚えたらOKです。入試は明日ではないのです!

とにかく、1回目は薄くても、サボりがちでも、1回やり切る、回す…ということが大事です。そして2回目からは楽になっていきます。

その時に継続するモチベーションとしては、「塾の復習テストの点数で平均80%を目指す」とか、「絶対に60%は切らない!」など、常に数値化した目標を掲げることが大事です。数値化しなかったり、他の人と比べなかったら、結局は「ゆるい勉強」になって、自己満足で終わることが多いのです。

塾で世界史 or 日本史を受講している人は、毎週毎週、自分の努力の結果が復習テストの点数として数字で出てきます。この数字にこだわって頑張ることが結果的に一番楽で、一番効果も上がる方法です。

なので、小刻みに、1週間1週間を、復習テストの点数ライバルを意識して乗り切ることが、社会が得意になる近道です。

②目標は、12月に「うろ覚え」をたくさん作ること!

社会が得意になって、受験の日に大きな武器になる人の「得意になる経緯」を逆算します。

2月 当日例えインフルエンザでも社会は9割以上とって関学同志社に合格!

1月 「うろ覚え」事項をとことん詰め込み!

実は、この「うろ覚え」事項を詰め込み!が一番大事!!
ここで「理解→暗記」をしていては、効率が悪すぎです。
この時期は、設問で間違えても、解答を見たら全ての設問で「あ、あれや…」と、ピンとくる必要があります。

12月 関学の社会の赤本で少なくとも60%~70%を得点できる。

間違ったものは「知らない」から間違ったのではなく、うろ覚えで間違った状態ならOK。「どっちやったっけ」とか「あれや…、あれあれ。…でも出てこない…」というような間違いにしておく。

11月 塾の社会の復習テストでは、ここまで継続して常に60%を切らない。理想は平均80%。

模試レベルでは偏差値70レベル。
社会を延べでは全体を5~6回以上は回してしている。

9月 社会を細切れ時間で復習を繰り返していく。

(夏までは細切れ時間で英単語の暗記や長文音読( or 黙読)復習)

8月 社会を一通り終える

だいたい、関学同志社に現役で合格する生徒は、以上のようなコースをたどります。

③学校の勉強と、受験の勉強は、全く別の競技!

学校は、建前では「豊かな人間形成」や「深い教養を身に着ける」ということだと思います。だから、本来はテストがあるのがおかしいのかもしれません。

そして、学校は、カリキュラムがあって、予定通りに進んでいかなくてはなりません。

じゃ、受験の勉強はどうなの??

受験の勉強は、部活と似ています。

例えば、野球部でもテニス部でもサッカー部でも、1週間後の試合相手が強豪チームだとします。あきらめますか??

でも、中には、相手を研究して、分析して、作戦を立てて、その作戦を勇気を持って大胆に実行するチームもあると思います。この過程が実戦を通して人を成長させると思いませんか??

そして、中にはその作戦がうまく行って、弱くても強豪チームに勝つところも出てくるのです。

受験は、そんなところがあります。

ちょっと余談ですが、元大阪市長の橋下徹さんは超進学校の大阪府立北野高校時代はラグビー部で、花園で3回戦まで進んで、超名門高の伏見工業を相手に後半の終了残り1分まで12-12で進みます。ちなみ北野高校は長田高校や神戸高校の2倍以上の京大合格者を出す公立高校です。これを野球で言い換えたら「長田高校や神戸高校の野球部が、甲子園で3回戦まで進み、9回の2アウトまで大阪桐蔭相手に4-4で進んだ…」みたいな感じです。

この時の映像がこれです ↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=dHVIUFcirj4

もっとも、何事でも、研究→分析→作戦の次には、実行が必要です。この「実行」からは、もう根性の世界です。だからプロスポーツの選手は「最後は根性」ってよく言います。綺麗な言葉で言ったら「メンタル」です。

受験も、こういった流れと全く同じです。

この流れの中で、一番シンプルに努力がしやすくて、誰でも簡単に結果が出る受験科目が社会なのです!

④「社会の暗記が辛い…」と思ったら、こう考えましょう!

➊じゃ、逆に自分が「辛く無くて楽勝なら??」
それだと、他のみんなも簡単にできて、差がつかないやん!!
つまり、自分が頑張っても美味しい事はないってことです。
自分が「辛い…」って思った瞬間、「これは、やってて価値がある!ラッキー!!」と思うべきです。

➋だから、神大受験者も半分ぐらいは同志社や関学に落ちる!
パパっと誰でも暗記ができる事にチャレンジしているのではない!ってことです。でも、社会を必死で暗記して関学や同志社ぐらいに行っておけば、旧帝大レベルの神大に負けない就活も可能なので、ある意味、最小の努力で最大の効果を生み出せる!

つまり、勉強的なコスパが非常にいい!ってことです。

これは、2019年の7月13日の福井新聞からの情報です。

神戸大学の受験生の私立合格率
早稲田14%、慶應義塾15%、同志社41%、関西学院57%、関西65%、立命館66%

ちなみに、神戸大学を受験しようと思えば、センター試験では5教科7科目で80%ぐらいは必要なので、当然、一般的にはむちゃくちゃ優秀な受験生です。神戸大学は旧帝大ではないものの「旧帝大レベル」とグループ化される大学です。

さっきの記事を逆に言うと、神大受験者でも、同志社には約6割が滑り、関学には約4割が滑るってことです。

これは、「関学や同志社が難しい!」っていうことを表しているのではありません。逆に、神大受験者がちょっと舐めて、作戦(対策)を怠ったってことです。どう考えても神戸大学受験者の方法が優秀です。

受験科目の中で、一番対策が効くのは社会です。だから逆に、神大受験は無理でも、社会をとことん頑張れば、同志社や関学には受かる!ってことです。

そして、なんとか関学や同志社に行っておけば、就職活動は神大レベルでできるので、これほどおいしい!ってことはないです。

藤井セミナーから関関同立に行ったOBやOGは、実際には関学出身者だけでも、三菱電機、NEC、ホンダ、三井物産、ネスレ、サントリー、キーエンス、NTT、富士通、パナソニック、川崎汽船、東芝、東京海上日動、日本生命、三井住友銀行、デンソー、ユニ・チャーム、花王…などなどで勤務しています。

(注意点)関学や同志社に行ったからと、誰でも就活が強いわけではありません。関関同立はどこでも1学年は5000人ぐらいいます。私が5000人全員と知り合いなわけはありません。たかだか、塾出身者で関学や同志社に行った何百人とか、私が所属した部活やゼミの友達の20~30人ぐらいしか知りません。なので、大学で、何をするか?どのグループに属するか…で、その後の人生が大きく変わります。…とは言え、就活では「学歴フィルター」なるものがあるのも事実なので、その意味では関関同立以上に行くことが大事です。

⑤社会を継続して頑張るコツ

➊短期目標を何回もクリアーする
これは、塾の毎週の復習テストで、毎年、年間平均でどのぐらい取れたら合格するとか、だいたいわかります。

ただ、1回さぼって点数が悪くても気にしないこと!(特に現役は)
どうせ、何回も回していくので、2回目や3回目に覚えたらいいことです。

➋常にライバルと点数を比較する
これは、覚える辛さをまぎらわせることができます。塾の授業に参加せずに、自分で社会の暗記をやっていたら、基準やレベルが分らなくて、だんだん妥協して甘い勉強になってきます。しんどい暗記も、常に「あいつに負けない!」と思ってやれば、目的をすり替えることができて、楽に暗記ができていけるのです。

❸時間がない時は、大きな枠組みだけを暗記しておく
細かい事は、2回目、3回目、4回目以降でも大丈夫!
特に現役の高校生は、最初はペースが早くて辛いと思います。その場合は、時間がある中で大枠だけ暗記して、細かい暗記は2回目以降に持ち越しても大丈夫です。

とにかく、夏休み前なら薄くても1回目を早く終わらせることが大事です。

❹社会なんて、どこから始めても大丈夫!と割り切っておく
どうせ、1回の入試の問題で全範囲から全知識を問われることは絶対にないのです。自分が覚えた所が入試で出て、覚えてない所が出なければ、満点です。
「気持ち」はそのぐらいの開き直りでのぞんでください。でも「実際」は、なるべく「覚えていない所」が無いように頑張っていくように。

こういった感じで、自分の気持ちを楽にして頑張るのが大事です。前にも記載しましたが、社会は結局は何回もまわさないと覚えられないので、どこから始めても同じです。

⑥効率のいい暗記のテクニック

➊社会の暗記はビジュアルで!
特に世界史は、資料集を見て、視覚的に暗記をすればはかどります。この「視覚的に暗記」に慣れてきたら、「一問一答」でちまちま覚えるより断然早くて、しかも忘れない暗記ができます。自分が持っている資料集を見て、視覚的に覚えた方が早い所を見つけて、どんどん「目で見て暗記!」を実戦してください。

例えば、世界史ならオリエントの国の興亡などは、たいていの資料集で、左端がエジプトで、一番上に「シュメール人」があって、一番下に「アケメネス朝ペルシア」の図があるはず。これ1つを「目で見て脳に焼き付ける」感じで覚えるのです。資料集によっては、色付けに意味があるので、その色も自然と目に入るので、いろいろな情報が目から暗記ができます。ある資料集なら、セム語系の民族は緑なので、1つ1つ暗記しなくても、後から「緑」の所を思い出せばセム語系の国を思い出すことができるのです。

この記事を書いている時、須磨東高校から現役で関学に5戦5勝のD君がいたので、日本史はどうなん?って聞くと、「日本史も視覚的に覚えてました。日本史ができる多くの子らも、目で見て脳に焼き付けるってことはしてた」と言ってました。

日本史は、日本1国なので設問が難しいのです。「年代がからんだり、どっちが先に起こったかの問題でも、塾の日本史ノートを何回も回しているので、この事件はノートの左下にあったけど、この事件はノートの右真ん中にあったな…と場所で覚えてるので、正誤問題でも対応できた」と、さっきのD君は言ってました。これは、日本史の設問が難しい大学になればなるほど、有効だと言ってました。

世界史は絶対に資料集でビジュアル的に暗記した方が効率がいいのですが、日本史もそうのようです。

➋2本の列で進行!、できれば3本。
【1本目の列】まずは、塾の毎週の復習テストを軸に、しっかりと1週間で暗記を進めて80%以上の点数を毎週取るようにしていく。部活をしている高校生は、なんとか引退するまでは60%越えを目標にする。

【2本目の列】1本目はしっかりと覚えるのに対して、2本目は高速回転をさせながら、知識が沈殿した消滅していかないように、かき回し続けるイメージで進める。例えば、世界史ノートでも日本史ノートでも、230ページほどあるので30で割って1日に7~8ページをすることにする。これは、暗記作業をしてたら進まないので、もう大声で2回読むだけでもOK。そして3か月で6回読んだ後から、詰め込む作業をする。

ただ、浪人生は1回目から気合を入れて覚えていく時間は十分にあるはずです。

【3本目の列】授業の復習テストのプリントを1週間で1周できるように回していく。ただ、最初はそんなにプリントはたまっていないので、世界史なら世界史用語集か資料集の裏の年表、日本史の人は一問一答を、1週間から10日で見るだけとか読むだけで回していく。これも、何回か回数をかさねていけば、だんだん自分で負荷をかけて行、暗記をしていくようにする。

❸暗記のチェックの仕方
最初は見てるだけとか、読んでるだけでもいいのですが、それで頭に入るレベルや量には限界があります。途中からは、無理やり頭に入れていく必要がある。そのチェックは、書いてたら時間がかかりすぎるので、覚えたら、覚えたテキストを閉じて、何も見ずにある程度言えるようにしていくように。「何も見ずに、喋って確認!」です。

最終的に、全体を書くのはいいと思いますが、全部を書いて覚えたら、ペンと鉛筆はいるし、机と椅子がなければ暗記はできないので、時間も場所も限定されてかなり非効率な暗記となります。

❹社会は授業でのメモで5倍以上の効率化を!
これは、藤井セミナーの東京の生徒達が、自分で実験をした結果、言ってたことです。授業でする復習テストを、自力で関連事項まで調べたら数時間から、場合によれば7時間以上かかったようです。でも、授業なら先生の説明を聞きながら1時間ぐらいでメモができます。つまり、かなり効率的なのです!

そして、ここからが社会の勉強の本番です!
特に早稲田・慶応・上智に合格する生徒たちは、英語長文の過去長文を1週間で20枚ぐらい回すように、社会の復習テストのプリントも毎週まわしていきます。
答だけわかっている社会の復習プリントを回しても、それほど効果はないのですが、関連事項もたくさんメモをした社会の復習プリントを回すので、かなり社会の暗記がはかどるようです。関連事項も一緒に暗記をしてしまうから、一部は復習になり忘れにくいのです。

英語の勉強もしないとダメだし、赤本もしないとダメだし、でも、社会も深く大量に知識を習得しないとダメだし…ということで、行きつくのは授業でメモをしたプリントを回す…ということらしいのです。

その結果、東京の教室からは、しっかりと英語も社会も、授業プリントで過去長文を回していけた生徒は、現役で早慶上智に毎年合格しています。見ていて思うのは、早稲田慶応に合格する生徒は「頭がいい」のではなく、「効率的な時間の使い方ができる」生徒です。

(関西の生徒は、東京まで受けにいかないだけです。本気でチャレンジする人はノウハウを伝えるので言ってください!)

❺世界史の人は、一問一答は使うな!
毎年、世界史が苦手な人に限って、一問一答に頼ったり、逃げ込んだりして、そこから世界史が嫌いになり、世界史の勉強が崩壊してしまいます。日本史は、日本だけの流れなので一問一答でも効率のいい勉強ができるのですが、世界史は逆に一問一答をメインにすると、一番効率の悪い勉強になります!使っても最終段階か、文化史ぐらいです。むしろ使わなくても全然OK。

世界史では、「横」との関連性や、地理的な理解が重要です。だから特に「目で見て暗記」ができる資料集が有効なのです。それを一問一答で全部頭に叩き込むのは、文字通り「叩き込む」作業で、うさぎ跳びで体力強化を測るような苦行僧的な行いで、ただひたすら「辛い」だけで暗記も進みません。

⑦社会がかなりできて合格した生徒の紹介

なんでも「成功者に学べ!」です。
今まで、藤井セミナーで社会もかなり頑張って、関学や同志社などに合格していった人を思い出すと、次の4つの事が浮かび上がります。

「塾の復習テストを利用して短期目標を繰り返す」
「腹をくくって覚悟を決める」

「繰り返しを重視して、できない時は割り切って、次に進む」
「細切れ時間を見つけてまめに復習(9月から)」

伊川谷北男子、K君の例(現役で関学の3年生)
当時の野球部のエースピッチャーです。英語は高1からちょっとずつ受験勉強を開始していたので、高3になる頃には、かなり英語の勉強が楽になっていたようです。そして高3からは日本史をむちゃくちゃ頑張っていました。関学の入試の当日は、体調が悪くて熱が40度近くあったにもかかわらず、関学には4つ合格してきました。

県芦男子、S君の例(1浪で同志社の2年生)
現役の時はバスケットボール部で、勉強の方は日本史が大っ嫌いで、学年で最下位だったと言ってました。本当に鉛筆を転がして選択肢を選んでいたらしいです。でも、浪人したら「腹をくくって頑張ろ!」「日本史は気合や!」と自分い言い聞かせたと言ってました。そして、秋にはエール模試で関西で1位を取って、同志社や関学にたくさん合格してきました。

葺合女子、Yさん例(現役で関学の2年)
彼女は同志社にも全勝してたのですが、お姉ちゃんが藤井セミナーから関学に現役で合格して、就活でもパナソニックなど大手企業からたくさん内定をもらっていたので、通学時間とお金の節約で関学にしたようです。夏までの世界史は、英語に時間を取られたせいで、塾の復習テストは40%前後だったのですが、英語の勉強がはかどるにつれて世界史もペースアップして後半はかなり高得点を連発していました。「受験の前半は、英語に時間がとられて世界史の暗記がはかどらず中途半端で辛かったけど、中途半端な暗記でも継続してたら2回目、3回目で覚えやすいのが実感できた」と言ってました。

葺合男子、M君の例(現役で関大の2年)
塾の日本史の復習テストは、前半は部活の練習で時間がとれなかったこともあり、40~50%だったのですが、部活を引退してからは社会を頑張って、年間トータルの平均では65%を取っていました。ちょっと英語が不安だったようで、同志社関学路線から、関大中心に変えたのですが、関大は5つ受けて5つ合格。日本史は毎回満点近く取れたようです。後から「同志社・関学路線で押し通せばよかったかな…とちょっと後悔はあるけど、でも関大に全勝したので自信になりました。」と話していました。

六アイ女子、Mさんの例(現役で同志社)
柔道部のかっこいいい女子でした。元々は美大志望だったのが高3で同志社志望に変えました。たぶん柔道部なら、試合で減量があると思います。でも夏までは通学時間などの細切れ時間で英単語と長文の復習をして、夏休みには社会を薄くてもサーっと何回か回して、9月からは細切れ時間で社会の復習をしていき、同志社大学に現役で3学部に合格しました。塾で友達になった兵庫高校の女の子(同志社志望)と、塾の日は一緒に帰るようになって「友達だけど負けたくない!」という気持ちが芽生えて、2人とも現役で同志社大学に合格しました。

鈴蘭台女子、Mさんの例(現役で同志社)
身長175㎝ぐらいでモデルのバイトもしていたそうです。人を見かけで判断したらダメなのですが、全く勉強には無縁なタイプに見えました…。毎朝校門で「化粧してくるな!スカートが短い!!」と先生に怒られてた…と、1つ学年が下の後輩が言ってました。でも、合格してから聞いたのですが、彼女は「社会は3つの事を絶対に継続してやる事を決めていた」と言ってました。

・塾の復習テストは絶対に80%以上を取る!
・学校の世界史の授業では、先生が世界史用語を言ったら、すぐに唇だけ動かして3回リピートをする。(声は出さないけど、唇を動かすだけで効果がるようです)
・学校の休み時間と、学校を出る前に塾の授業で使っている世界史ノートを何回も見て目に焼き付けて(読むというより目に焼き付ける感じ)、帰りの電車(神鉄で兵庫区まで)の中で、その目に焼き付けた映像を思い出すようにする。

この2つ目は、実は「一問一答で勉強してても全然覚えられない…」と相談を受けてから、アドバイスした勉強方法です。前に言いましたが、世界史で「一問一答」は絶対にメインの勉強に据えないように!やらなくても全然大丈夫!

その結果、世界史の模試は常に95点前後で、偏差値もほとんど70以上でした。
英語はじわじわ上がっていき、同志社は全勝して、関学もほぼ全勝。同志社大学を卒業して今では最大手の化粧品メーカーに就職しています。

鈴蘭台男子、Y君の例(現役で関学)
高校時代はサッカー部で、英語も日本史も学年最下位。上の鈴蘭台の女子の1年後輩で、彼女が毎週校門で先生に叱られているのを見て「この人も、勉強できない人なんやろうな…」と思ってたそうです。

従妹のお姉ちゃんが藤井セミナーから早稲田に受かったので入塾してきました。そしたら、あの校門で叱られてた先輩も藤井セミナーから現役で同志社に受かったのを知って、やる気が出たと言ってました。従妹のお姉ちゃんからも勉強は厳しく監視されていたようです。

国語がかなりできないので、もう「日本史にかける!」と割り切って、むちゃくちゃ日本史を頑張り、塾の日本史のテストも常に70%前後を取っていました。そして秋のエール模試では、関西で5位を取り、あんなに国語ができなかったのに関学には勝ち越しました。関学ではラクロス部で活躍して、去年、三菱電機に就職しました。

鈴蘭台女子、Aさん例(現役で同志社)
テニス部のAさんは、上の鈴蘭台サッカー部のY君と同じ学年。テニスは近畿大会に行くぐらい強くて、テニスの練習がきつくて、最初は塾の日本史の点数もかなり苦労していて40点ぐらいが多かった。でも、同じ学年の上のサッカー部のY君が夏ぐらいからかなり日本史ができてきたのに刺激を受けて、Aさんも途中からエンジンがかかり、秋のエール模試では実はY君と同点で関西5位を2人同時で取っています。「9月までは日本史は全くはかどらなかったけど、なんかとちょっとでもやってたので、2回目以降が楽だった。だから、ちょっとでもやってるほうが絶対にいい!」と言ってました。彼女は関学も同志社も2つづつ合格。

高塚男子、H君の例(現役で同志社)
秋まで部活があったので、英語だけでも早めにスタートを切ろうと思ったそうです。確かに、部活がずっとあったので、夏ぐらいまでは世界史ははかどっていなくて、塾の授業も何回か休んだり、点数が悪かったり…。でも、英語がだんだんとできていくに従って、英語の勉強時間が減って世界史に時間が取れだしようです。また中途半端ながらも塾の授業で世界史を1回なんとか終わらせたので、2回目以降の暗記が1回目よりかなり楽になったそうです。そして、星陵や北須磨の子らには絶対に負けたくない!と思って頑張って、現役で同志社の商学部と、関学に2学部合格しています

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