「何がしたいのか、何に興味があるのか分からなくて…」っていう高校生は多いのではないのでしょうか?
でも、これって普通では??と思うのです。
今まで生きてきて、学校と家の往復が中心で、大人の社会がどうなっているのかを知らない状況で、高校生の頭の中にそんなにたくさんの選択肢があるとは思えません。
だから、「何がしたいのか?」と悩んでいる高校生は、悩む必要は全く無し!
また、高校の先生から「何がしたいの?」と尋ねられても、「今は分からない!」ときっぱり言ってOKです。無理に考え出す必要もありません。
大学受験は、特にそういった高校生の為にある…とも言えるのです。
少なくとも、関関同立やGMARCHや早稲田慶応に行けば、1~2年もたてば「将来、こうしたい!」と見つかる可能性は大です。
その理由は、難関大学に行けば、自分が今まで具体的に知らなかった仕事をしている先輩の、ある意味『自慢話』が聞けるからです。
私も、部活やゼミの先輩に、国連で働いている先輩や、大手スポーツメーカーの役員や、5大総合商社に勤務している先輩や、最大手の自動車メーカーに勤務している先輩や、メガバンクの大手損保の先輩や、日本を代表する電器や電気メーカーなどの先輩や、大手広告代理店の先輩達から、具体的に色々な仕事の話を聞き、年収もおしえてもらいました。
部活などでは、色々な大企業で働いているOBはしょっちゅう来てくれるし、人気のゼミに入ればゼミ合宿などでも有名企業に勤めているOBは頻繁に来てくれます。この時に、今まで自分が全く知らなかった仕事や、想像すらできなかった仕事を知るチャンスがあります。そして、その会社の年収が分かる場合もあります。
女子でも、藤井セミナー出身の人で、トヨタ自動車、三菱電機、パナソニック、NEC、富士通、ユニ・チャーム、花王、川崎汽船、三井住友銀行、アシックス、ミズノ、アクセンチュア、ダイキン工業などの総合職で働いている先輩たちが沢山います。
こういった先輩らは、高校生時代に「これをしたい!」というものはなかったのです。でも、関関同立やGAMRCH以上の大学に行って、そこで先輩と知り合い話を聞いたり、いろいろ勉強しているうちに、だんだんと自分の進む方向性が決まってきています。
なので、もし高校の先生から「将来何になりたいの?」「将来どうしたいの??」と聞かれても、「それは、大学に行って、いろいろ広く社会を見て経験してから考える!」と答えておけばいいのです。
ここで絶対に安易に、「じゃ、保育士」とか「じゃ、看護師」と考える事が無いようにしましょう。もちろん、それらに魅力を感じて真剣に考えるのなら問題ないと思いますが、他に色々な可能性やチャンスがあります。ただ、高校生活では、そのチャンスや可能性は全く見えてきません。学校で本なんかで勉強しても全くピンとこないでしょう。実際に働いている先輩から直接話を聞くのが一番なのです。
ただ、こういったチャンスや可能性が見えてくるのは、少なくとも関関同立やGMARCH以上に行かないと見えてこない…とう現実があります。
その1つの理由は、大学生の就職活動では「学歴フィルター」と言われている物があるからです。多くの学生が魅力を感じる企業や有名企業などでは、ある一定のレベルの大学以上でないと、選考の舞台にすら上がれないからです。
例えば、ある大手企業の場合は、毎年大学生を何百人も採用します。でも、その会社の企業セミナーには何万人も申し込みをします。ちなみに、関関同立の1学年は5000人以上います。明治大学だと7000人ぐらい。早稲田大学はもっと多いはず。旧帝大レベルの大学でも1学年は3000~5000人ぐらいいます。企業からしたら、それなら関関同立やGMARCH以上の大学生に絞っても、何千人も選考対象にすることができるのです。
だから、大手企業の多くはだいたい20~30大学ぐらいの学生を中心にして選考をしています。綺麗ごと抜きで言うと、産近甲龍や日東駒専や地方国公立大学の場合は、この学歴フィルターに引っかかるのです。
そうなれば、将来の自分の可能性やチャンスの幅をかなり狭める事になります。だから「今、こうしたい!」とか「将来、こうなりたい!」と思うものがないなら、それを大学で探すために、関関同立やGMARCH以上の大学に行こうと思ってください。
これは、真面目な高校生の、特に女子が陥りやすいワナなのですが、「自分はこうしたい」とか「将来は、こうする」と真面目に考えている時に、その候補を、今の自分が知り得る狭い範囲で考えていることがほとんどです。だから、多くの女子が、「学校の先生」「保育士」「看護師」など、小学生時代か思っている仕事や、小学生にもわかりやすい職業を高校生になっても目指してしまう人が多いのです。
そういった高校生も、大学に行けば、サークルで違う学部の友達や、部活を通して他大学の友達ができたりします。その時に、他の仕事や他の可能性を知って、「しまった、高校の時に安易に方向性を決めるべきじゃなかった…」と思うことが多いのです。でも、一方で、高校の時は「何がしたいのか、何に興味があるのか分からない」って思っていても、関関同立やGMARCHや早稲田慶応に進学して、そこで何かを見つけていった人は、「よかった…、高校の時に安易に方向性を無理やり決めなくて…」と思うものです。
そいう意味で、「何がしたいのか、何に興味があるのか分からなくて、って言う高校生ほどチャンス!」と言えるのです。
もっとも、高校生の時からしっかりと考えて、将来の方向性を決めている人には、この話はあてはまらないかもしれません。
ただ、その場合は、その職業に就いている人を数名探して、しっかりと生の声を聞いておくべきです。つまり、その仕事のマイナス面などを直接聞いておくべきです。高校生が「将来先生になりたい」と言うのは、「自分の好きな先生を見てあこがれている」ケースがほとんどです。その先生の勤務時間や、残業代や、授業以外の研修や雑務や、家に持ち帰ってやっている仕事量や、部活の顧問の状況や、どれぐらいプライベートの時間を取れるか…など、いろいろ見えていない裏の側面をしっかりと現場の人から直接聞くことをお勧めします。
多くの大学生は、普通はOB訪問をたくさんして、マイナスの情報もたくさん集めながら就職活動をしています。その目的は、フォーマルな面接では聞けない事を、ゼミの先輩や部活の先輩から色々聞いて、裏の側面も知った上で就職活動をするためです。だから、OB訪問を積極的にやる大学生は、実際に就職してから「こんなはずじゃなかった…」ということが起こりにくいのです。
でも、多くの高校生が、高校生時代に決めた進路は、キラキラした表の面とあこがれだけで決めているケースが多いので、後から後悔する場合も多くあります。それを極力防ぐため、しっかりと大学生のOB訪問のような事、つまり実際に現場で働いている人に「ぶっちゃけ…」の話を聞いておくべきです。
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