先週の黒長文の、お茶ノ水女子大の文章も、2.5倍ほどの長さにしたら、
そのまま同志社大学っぽい感じのレベルと内容です。
まず、段落は綺麗に分かれていて、段落ごとの話は掴みやすいです。

第一段落:出足の2行分は文全体のテーマです。そして、 差別と偏見のおおまかな定義を行っています。
第二段落:差別の話を詳しく始めています。具体例も入れてくれてるので分りやすいです。
第三段落:差別の存在を、法的差別と制度的差別に分類しています。
第四段落:法的差別と制度的差別の違いを説明していて、25行目の however に注目。
逆接の次は、作者の主張や大事な事が言われる可能性大。
hoever の次に、制度的差別の方が、たちが悪い的な書き方をしています。その理由は…
第五段落:その理由がこの段落で書かれています。

この長文では、出だしの discrimination と prejudice が分らなければ終わってしまいます。
だから単語の暗記は超重要やで!!。この2つの単語を知らなければ、まだまだ素人受験生です。
でも、11行目の name calling を知らなくても、 from A to B さえ抑えておけば、無視できる単語です。
このように、無視できる単語と無視できない単語が分るようになってください。

6行目の文章も抽象的ですが、この文章で何を想像しますか?
抽象的な文章では、自分の知ってることや身近なことで置き換えて脳みそにしまいこみましょう。
映像化(ビジュアル化)できた方が記憶は長持ちします。想像力が豊かな人は、読んだ後に
「何が書いてたか覚えてない…」と困ることはないのです。

僕は、エコノミックアニマル時代の日本人の似顔絵(メガネをかけて出っ歯で首からカメラをぶらさげている)
が思い浮かびました。

写真は、最近見つけた日本経済新聞からの記事です。高校時代によく勉強している人の方が、大学での就職活動でも成功するし、就職活動の結果にも満足している調査結果です。当たり前って言えば当たり間ですよね。何でも競争なんで、自分が満足の行くポストを手に入れたければ、他人より「できる奴」でないと無理でしょう。だったら、大学に行くなら、高校3年にもなれば勉強ぐらいせんとね…。

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