白9は、かなり気合を入れて復習してください。
現代文の実力アップにも、かなり役立ちます。
【長文を読むときの注意点】
まず、英語も国語も長文を読むときに、以下の点を意識して読むと、後から設問に答えやすいです。
①登場する人に注目(初登場をチェックしていくなど)
teacher 4行目で初登場、parents 9行目、greatest artists 17行目
②話の対象に注目
1行目 music or writing , 6行目everything ,
6行目 drawing → ここで、対象を絞り込んだ!と思わないとダメ!!
③語句に注目(逆接、譲歩、問題意識など)
6行目 odd 「奇妙な」
作者が問題意識を持っている表現は超要注意!
文を書く動機になってるので、ここから言いたいことへとつながっていく。
15行目 however 逆接の次は作者の意見が出やすいから要注意!
しかもこの行には my belief とあるから、やっぱり要注意の文
16行目 さらに after all があるので、言いたいことをたたみかけてきている。
20行目 But 逆接の次は作者の言いたいことが出やすい。しかも、
同じ文内に not only A but (also) B がある。この重要熟語は
作者が意見を言うときに使われやすい。
【第一パラグラフを、3つに分けることができますか?】
①6行目のlearn. まで。 ②11行目の itself. まで。 ③その残り。
【では、第一パラグラフの3つのテーマを簡単に言います】
①対象は music or writng, もしくは almost everytihg で、学ぶときには模倣(まね)=copying が必要。
②…なのに、 odd なことがある。それは drawing (対象を絞り込んだ!)においてはhelp in this way (7行目) = copying はなしで、 develop すること期待されている。つまり、「絵を描くには、このような助けなしで(模倣なしで)、発達することが期待されている」。(9行目)further help= copying はない。役割は励ましで、assistance = copying はなし。
③期待されているのは find own way = creativity
【さらに、第一パラグラフを簡単に言います】
①学ぶときには、真似は必要
②でも絵の上達では「マネ」を否定されてるのは奇妙 (作者の問題意識=文章を書く動機)
③求められているのは創造性
【第二パラグラフ】
第一パラグラフが分かれば、第二パラグラフは簡単。
絵を描くときにも、まずは copy することから!と言っています。
18行目の「 how others have achieved a certain effect を理解すること」は、「巨匠を copy すること」です。そして、19行目の moving on や trying something different は find own way であり creativity です。
だから、 moving on や trying something different は、copying のさらに先にあるものなのです。
では、この白9は英語長文の実力アップはもちろん、現代文の実力アップにも、むちゃむちゃ為になる文章なので、よ~く復習して理解してください。「話の持って行き方」という観点からは、とてもよく出るパターンの文章です。
そして、よく理解した後で、必ず内容一致問題をもう一度読んで、何が違うか、なんで違うか、など自分で分析してください。この自分で分析する所が、一番成績アップにつながる勉強となります。