「燕」さんの質問:僕は毎回やっている塾の長文問題で50点以上をあまり取ったことがありません。やっぱりもっと長文の音読復習にかける時間を増やすべきなのでしょうか?あと、まだ英語の成績が伸びる可能性はありますか?
アドバイス:そりゃ、偏差値70ぐらいまでなら、ほぼ誰でも伸びると思います。「燕」さんって、現役??現役の子なら、やっぱり一番伸びるのが1月とかの入試直前。やっぱり、どうしても現役の場合は受験勉強のスタートが遅いし、それに鬼気迫る本気度にスイッチが入るのも遅めです。現役で受かった人の感想を聞いていると、「12月に赤本をやりまくって、その結果、1月の塾の長文がだいぶん楽に解けて来て、そのまま2月になだれこんで受かった感じ」….というようなことをよく聞きます。やっぱり最後まであきらめずに頑張ることです。そうすれば、例え浪人しても、かなりハイレベルから勉強を再開できるし。それに、今、塾の実力ランキングの上位にいる浪人のほとんどは、去年はかなり低いレベルにいた人たちです。でも、それであきらめていたら、今年、これだけ英語力がアップすることななかったわけやし。だから、問題は、受験の日までに伸びるかどうか…です。期限を区切らなければ、絶対に伸びます。その為には、やっぱり次の2つを頑張ってください
塾の最新版の長文は、授業後すぐに復習を始めて、3日で深いレベルで仕上げ、設問で間違った箇所も分析する。4日目から超速読練習で1週間で20回は読む(そでないと、もう1つの長文が入ってくるので….)。そして、復習テストは苦労せずとも余裕で80%取れるようにする。これは、白黒両方です。
必ず過去の長文を3枚から5枚を2回づつぐらい、毎日読む。読んだ後は、プリントを伏せて長文で出てきた熟語、文法をほとんど言えるようにしておく。
英語の勉強は、実力がつけば、確実に勉強時間が減るものです。理想は、の時間に毎日45分間、は、1枚を7分で2セット、それを5枚分だと1時間10分。英語の実力がついてきたら、3枚にして、42分間ぐらい。この時間設定は、あくまで、英語の復習を頑張って、慣れてきた後で達成できる時間です。長文を読む具体的な読み方や、やり方は、担当の先生にアドバイスをもらってください。単熟語の暗記と、長文音読復習は、合格するまで継続すること!。その時間配分は、英語の実力によって変わってきますが….。
余談ですが、川西教室の北野先生が現役で関学に合格した直後に、「今まで英語の音読復習をしていた効果が、2月1日に英作で現れたわ!!英語を上から読む感覚と、英作をする感覚が表裏一体で、頭の中でバッチリ噛み合った!!!」っていうことを高3の2月に言ってました。現役で受かる人は、1月に実力が急上昇するものです。その為にも、最後まであきらめず頑張ってください