
9月に入り、大学入試が本格的に動き始めました。
総合型選抜の出願が始まり、学校でも、
「○○大学に総合型で出すらしい」「もう志望理由書を書いている」「指定校推薦が決まりそう」
そんな話を聞く機会が増えていると思います。
県立宝塚高校や宝塚西高校に通う高校生の中にも、
「周りの進路がどんどん決まっていく」「自分だけまだ何も決まっていない」と焦っている人がいるかもしれません。
でも、一般入試を目指している高校生にまず伝えたいことがあります。
一般入試組が遅れているわけではありません。単純に、戦っている競技が違うだけです。
藤井セミナー逆瀬川教室では、県立宝塚高校や宝塚西高校をはじめ、宝塚地域の高校生が関西学院大学・関西大学・同志社大学・立命館大学などを一般入試で目指して勉強しています。
今回は、大学受験生を長年指導してきた立場から、
県立宝塚・宝塚西から関関同立を一般入試で目指す高校生に知っておいてほしい「一般入試の勝ち方」について書いてみます。
総合型選抜が増えている。でも、一般入試には一般入試の良さがある
近年、大学入試では総合型選抜が大きく広がっています。
大学や学部によっては、活動実績、志望理由書、面接、小論文などを使って選抜するケースも増えています。
もちろん、総合型選抜を否定するつもりはありません。
自分のやりたいことが明確な高校生や、高校生活で取り組んできた活動を評価してもらいたい高校生には、とても良い入試制度だと思います。
ただ、大学入試が全部、総合型選抜に変わったわけではありません。
関関同立を一般入試で目指す高校生にとって、本番はまだこれからです。
むしろ、ここからの数か月で学力を伸ばし、1月・2月の入試本番で合格点を取る。
そこに一般入試の面白さがあります。
県立宝塚・宝塚西からでも、ここから関関同立は目指せる
一般入試の一番大きな魅力は、「ここからの努力で進路を変えられること」だと思っています。
高校1年、高校2年の成績が良くなかった。
模試の判定が良くない。
これまで部活動中心の高校生活だった。
それだけで、関関同立を諦める必要はありません。
一般入試はある意味とてもシンプルです。
英語を勉強する。国語を勉強する。日本史や世界史を勉強する。そして、本番で合格点を取る。
高校時代に特別な活動実績がなくても構いません。
今、関学や関大に届いていなくても構いません。
入試当日の学力で勝負できる。
これが一般入試です。
藤井セミナーでも、9月の段階ではまだ関関同立の合格ラインに届いていなかった生徒が、その後大きく伸びて一般入試で合格することがあります。
ただし、そういう生徒たちには特徴があります。
「自分は関学に受かる」という、いい意味での勘違い
秋以降に伸びて、最終的に志望大学へ合格していく生徒を見ていると、
いい意味で、「自分は受かる」と思っている生徒が多いです。
「自分は関学に行く」「絶対に関大に受かる」と本気で思っている。
これは結構大事だと思っています。
ただし、「自分は受かると思っているから、そんなに勉強しなくても大丈夫」ではダメです。
それは、ただの危険な勘違いです(笑)。
大切なのは、「自分は受かる」と思っているから、その未来に見合うだけ勉強すること。
最初は根拠のない自信でも構いません。
その自信を、英単語を覚える。長文を読む。日本史・世界史を仕上げる。過去問を解く。
そうやって少しずつ、根拠のある自信に変えていく。
そういう高校生は、秋から強くなります。
秋から伸びる生徒ほど「あれもこれも」やらない
秋になると、不安から色々な参考書や勉強法に手を出したくなります。
「この参考書も必要かな」「この問題集もやった方がいいかな」「新しい勉強法を試した方がいいかな」
でも、秋から伸びる生徒は意外と逆です。
今、自分が何を伸ばさないといけないのかが明確です。
例えば、
「今週は日本史のこの範囲を仕上げる」
「今週は英文法の正答率を上げる」
「関学英語であと5点取るために、ここを練習する」
というように、目的を決めて勉強します。
藤井セミナーでも10月から、日本史・世界史の特訓を行います。
毎週決められた範囲を全力で勉強し、レベル別に用意されたテストで高得点を目指す。
これを5週間繰り返します。
ポイントは、「今週、絶対にここまではできるようにする」と決めることです。
受験勉強では、「今日は5時間勉強した」だけでは足りません。
それよりも、「今週、この範囲をできるようにした」という成果を積み上げる。
県立宝塚や宝塚西から関関同立を目指すなら、秋以降はこの勉強の精度がとても重要になります。
周りの推薦が決まっても気にしない。あなたはまだ試合中です
これからの時期、一般入試組にとってしんどいことがあります。
指定校推薦や総合型選抜で進路が決まった友達が増えてくることです。
学校でSNSを見ている。
放課後に遊びに行く予定を立てている。
楽しそうにInstagramを更新している。
その横で、一般入試組は英単語を覚え、日本史を勉強し、長文を読み、過去問を解く。
そりゃ、ストレスもたまります(笑)。
「なんで自分だけまだ勉強しているんやろ」と思う日もあるでしょう。
でも、覚えておいてほしいことがあります。
推薦組は、もう試合が終わっています。
一般入試組は、まだ試合中です。
試合が終わった人と、今まさに試合をしている人を比べても仕方ありません。
一般入試組がピークを持ってくるのは、1月・2月。
10月や11月に周りが楽しそうでも大丈夫です。
2月に笑えばいい。
そのために、今は自分のやるべきことに集中しましょう。
模試の判定より、志望大学の過去問を気にしよう
藤井セミナーでは、難関私立大学を目指す生徒に、
「模試の判定だけで志望校を判断しなくていい」とよく話します。
特に共通テスト模試は、関関同立などの私立大学一般入試とは問題形式がかなり違います。
藤井セミナーでも、共通テスト模試では結果が出なかったのに、一般入試で関関同立に合格する生徒は珍しくありません。
少し乱暴なたとえですが、マリオカートが苦手でも、スマブラがめちゃくちゃ強い子っていますよね。
そんな感じです。
もちろん、ゲームそのものがめちゃくちゃ得意で、マリカーもスマブラも両方強い子もいます。
英語も同じです。
英語力自体がかなり高ければ、共通テストでも難関私立大学でも高得点を取れるでしょう。
でも、全員が最初からそんな万能型である必要はありません。
スマブラで勝ちたいなら、スマブラの練習をする。
大学入試も同じです。
関西学院大学に合格したいなら、関学の問題で点を取る練習をする。
関西大学なら、関大の問題で点を取る練習をする。
立命館大学なら、立命館の問題を研究する。
例えば、関西学院大学や立命館大学を目指すのであれば、英文法・語法の演習は非常に重要です。
関西大学なら、英語の大問1の形式への対応も重要になります。
同じ「英語」という教科でも、大学によって勝つための練習は違います。
だから秋以降、本当に気にしてほしいのは、「今回の模試がE判定だった」ということだけではありません。
それより、志望大学の過去問で何点取れているのか。
合格まであと何点必要なのか。
どの大問なら点数を伸ばせそうなのか。
そのために今週何を勉強するのか。
ここを考えることが大切です。
県立宝塚・宝塚西からの「逆転合格」は、奇跡ではない
大学受験では、「E判定から逆転合格!」という言葉をよく目にします。
実際に、そのような合格はあります。
ただ、逆転合格は魔法ではありません。
今の点数と、合格に必要な点数との差を確認する。
どの科目で、どの大問で点を取るのかを決める。
そのために必要な勉強をする。
1週間ごとに課題をやり切る。
過去問を解く。
できなかったところを修正する。
また勉強する。
この繰り返しです。
つまり、一般入試の逆転とは、残された時間を合格点に変えていく設計です。
「県立宝塚だから」
「宝塚西だから」
という高校名だけで、進学できる大学が決まるわけではありません。
最後に問われるのは、その大学の入試問題で合格点を取れるかどうか。
だからこそ、今の学力だけを見て、自分の可能性を決めてほしくありません。
模試がE判定でも、簡単に関関同立を諦めなくていい
模試でE判定が出ると、
「関学は無理なのかな」
「関大は諦めた方がいいかな」
と思ってしまうかもしれません。
もちろん、全員に、「E判定でも絶対に志望校を変えるな」と言うわけではありません。
ただ、私が生徒に、「まだ志望校を下げなくていい」と伝えるのは、きちんと合格に向けた努力を続けられている場合です。
見るべきものは、模試の判定だけではありません。
過去問の点数。
勉強量。
今後伸ばせる分野。
大学ごとの出題傾向。
そして、入試までに残された時間。
それらを見ながら判断します。
だから、のではなく、「模試がE判定だったから関学を諦める」
「関学に受かるために、あと何をすればいいのか」を先に考えてほしいと思います。
県立宝塚・宝塚西から、関関同立へ
県立宝塚高校。
宝塚西高校。
どちらの高校からでも、
ここから関関同立を目指すことはできます。
今の成績だけを見て、「自分には無理」と決める必要はありません。
大切なのは、今、どの大学に届いているかではなく、入試本番までにどこまで自分を伸ばせるかです。
「自分はこの大学に受かる」と決める。
そのために、今週何を伸ばすかを決める。
志望大学の問題を研究する。
必要な勉強を1週間ずつやり切る。
そして、本番で合格点を取る。
一般入試の良いところは、ここからの努力で、自分の進路を変えられることです。
県立宝塚・宝塚西から、
関西学院大学へ。
関西大学へ。
同志社大学へ。
立命館大学へ。
本気で目指していいと思います。
周りがどうであろうと関係ありません。
自分が行きたい大学があるなら、その大学で勝つための勉強をする。
それが一般入試です。
一般入試組のみんな、ここからが勝負です。
藤井セミナー逆瀬川教室では、県立宝塚高校・宝塚西高校をはじめ、宝塚地域から関関同立などの難関私立大学を一般入試で目指す高校生を指導しています。
「今の成績から関関同立を目指せるのか」
「模試の判定が悪いけれど、志望校を下げるべきなのか」
「関学や関大に合格するために、今から何を優先すればいいのか」
そんな悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
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