今週はすごい大雨の週でしたね☔警報が出て、お家で学習する時間が多かったせいか復習テストの出来が良い人が多かったです。いよいよ月に一度の単熟一斉テストまで残り1週間。夏期講習開始まで残り2週間となりました。3年生の夏期講習は10日で20枚の長文を解く、夏の長文特訓です。しっかり単語を覚えて、文法をおさえて、この長文特訓をくぐりぬければ、間違いなく英語の実力が伸びます!
全国の猛者たちとのランキングも掲示されますので、夏期講習期間は必ず自分の順位をチェックしてくださいね!
目標スコアは・・・
- 関関立志願者は目標500-600点/1000点満点(平均50-60点)
- 同志社・GMARTH・早慶志願者は600-700点/1000点満点(平均60-70点)
を目指してください!
700点を超えることができれば、全国順位でも50番には名前を連ねることができるでしょう!
そうすれば、上半期の「英語の基礎完成」は大成功です✨
長文読解には日々の修練が不可欠、ということで今週の長文の振り返りをしていきます。
今週の長文、僕は大好きです。
浪漫を感じますね~♪熱く授業してしまったので、しんどかった人はごめんなさい(笑) 4段落構成になっていましたね。1段落目は非常に抽象度が高く、何のことかピンとこなかった人も多かったと思います。特に4行目のthe irresisiable force meeting the immovable objectがチンプンカンプンという声が多かったです。ですが、そういう時こそ普段から教えている
「迷ったら段落の1行目に帰る」
ということを思い出してください。2段落目冒頭でAmerica’s irresistible forceとあります。3段落目の冒頭分はJapan under the Tokugawa shogunate was the immovable object.と書いてあります。つまり、一段落目の冒頭分は抵抗し難い力=アメリカと動かしがたい対象=日本が出会った。黒船来航のことを指していたんですね。
この黒船来航というのは、江戸時代の人たちにとってはとてつもなく大きな出来事でした。現代人の僕たちからすると、宇宙人がUFOでやってきたくらいインパクトある出来事だったと思います。煙を吐きながら黒い鋼鉄の塊が、遥か彼方の海の向こうからある日突然やってくる。その情景を思い浮かべるだけで震えますよね。
徳川幕府が開かれて260年余り動かなかった太平の世が、アメリカという抵抗し難い力によってついに開国せざるを得なくなる。
最強の矛と盾がぶつかって、ついに鎌倉から続いていた武士の世が終わり、最終文のthe restoration of the Emperor「大政奉還」へと繋がっていく。。。もうね。凄いですよ。幕末好きの僕からすれば、痺れるような段落展開の長文でした。
さらに深く近代史を学びたいという人は、日曜日20:00からNHKで放送中の大河ドラマ「晴天を衝け」を是非観てみてください。ドラゴン桜が終わって、ロスに悩んでいる人も是非!主人公は吉沢亮くん演じる渋沢栄一(2024年からの新1万円札の顔となる人物)徳川最後の将軍慶喜を演じるのは草彅剛さんです。いよいよ明後日から新章に突入します。
今回の長文を読んで、歴史が苦手、と感じている人は来週のどこかのブログで「歴史の勉強のちょこっとアドバイス」を書く予定していますので、是非そちらもチェックしてみてください。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログを開いてくれたあなたが素晴らしい夏を過ごせることを祈ってます!それでは、また!