2024年1月の共通テストが終わりました。共通テストの英語ができた高校生はどんな高校生だったかを紹介します。
藤井セミナー
共通テストの英語で80%以上を取った生徒はこんな人
2024年の共通テストの英語でリーディングもリスニングも80%以上を取った生徒が何人かいますが、その中の一人はこんな生徒でした。
・高校偏差値は50台の真ん中ぐらいの県立高校
・運動部所属
・藤井セミナーに高校1年で入塾
共通テストの英語で80%以上を取った生徒の日ごろの勉強
・授業はほぼ出席して熱心な方。
・授業後の復習は、まあまあ熱心に継続。
・ネイティブ音声に合わせた音読復習も継続。
・単語と熟語の暗記は、ちょっと甘かった…。
そして、2024年1月13日の共通テストの英語は、リーディングが81点、リスニングが89点でした。
彼女は、難関私大の文系志望の生徒なので、共通テストはほぼ関係ないので対策は特にしていませんでした。
日ごろは難関私大を目標に、藤井セミナーの英語の勉強方法のみで英語の受験勉強を進めていました。
さすがに共通テストを受ける直前には、問題形式に慣れるために時間を計って数回練習したそうです。
この下で紹介する六甲アイランド高校から同志社大学の英語で90%以上を取って現役合格した女子や、須磨翔風高校陸上部で同志社の英語に満点で合格して早稲田にも現役合格した生徒も、同じ勉強方法で英語の実力をアップさせています。
共通テストの英語の特徴
共通テストの英語は、高校の英語の授業で身につく能力は反映されません。なので、もし私が高校の英語教師なら反乱を起こしたくなります…。
いくら真面目に高校の英語の授業を頑張っても、共通テストで点を取れそうにもないからです。
共通テストの英語は、英検かTOEICかと言えば、TOEIC側に似ていると思います。一方で関関同立やGMARCH以上の難関私大の入試や国公立の2次試験は英検の方に似ています。
そして、偏差値が50台真ん中あたりの高校の、学年で半分よりちょっと上ぐらいの生徒で、今回の共通テストの英語の点数は50点ぐらいの得点を取っているようです。つまり、平均付近です。
この層は、ざくっと言えば、今現在では産近甲龍や日東駒専を受験しようとしているか、もしくは、なんとか当日の逆転を狙って関関同立かGMARCHを狙ってるか…という層です。
共通テストの英語は、前のセンター試験と比べたら同じ時間設定でもかなりの速読力が求められます。こんな訓練は、高校の日ごろの授業ではやっていないと思います。
TOEICで高得点を狙う大学生や社会人のような勉強が必要だと思います。ちなみに、今の高校生の親世代の入試と比べたら、以下のように違いがはっきりと判ります。
1989年 共通1次試験 100分の筆記試験 総単語数は2728語 1分あたり27.3語を読んで解答
2023年 共通テスト 80分のリーディング 総単語数は6014語、1分あたり75.2語を読んで解答
2024年 共通テストは、さらに単語数が200単語ぐらい増えて6300単語前後になっています。
私の理解では、高校の英語の授業は、外国語の中の「英語」という言葉を使い、その言語の習得を通して異文化や外国の人の物の考え方を学んでいく…というようなものが高校の英語の授業の特徴であり目的だと思っていました。でも、そんな悠長な甘ったるい事を言ってたら、この共通テストには対処できないでしょう。
共通テストの英語に対処できた高校生は何ができる?
これは簡単です。英語長文を(日本語を使わなくても)読みながら理解できる人です。
あくまでこれは理想ですが、少なくとも和訳なんてしてたら全然時間は足りません。
これができる人は、どんな勉強をしているか?
・予習をじっくりしている?
・映像授業を見て勉強をしている?
・徹底的に復習をしている?
答えは、徹底的に復習をしている人です。
少々頭が良くても、前後関係から単語を類推する時間なんてありません。単語や熟語は見た瞬間ピントきて、日本語に変換する前に英語をそのまま読んでいき理解できる能力が必要です。
この能力を鍛えるには、ある程度は時間がかかります。なので、部活もしている中で、貴重な時間を予習なんかに回している暇はありません。復習を勉強の中心に据えて、鍛えていく!練習をしていく!!という事が重要です。
共通テストだけでなく、難関私立大学にも対応できる英語の勉強方法
やってはいけない英語の勉強方法
①予習はやめる、しない、予習をさせる塾や予備校は選ばない
②ネクステ、スクランブル、ビンテージなどは止める(いい参考書だけど時間的に超非効率)
③映像授業はやめる
④細かい英文法は後回し(入試直前でOK)
やるべき英語の勉強方法
①予習は無しで復習を徹底。それも、英語長文の速読練習になる復習方法で実施。
②英単語と英熟語をカードを使ってスキマ時間のみで暗記
③英語長文の音読復習も、分割しながらでもOKなのでスキマ時間を利用
④読むための英文法を先に習得し、細かい英文法は英語長文の音読復習の中で目になじませる程度でOK。この細かい英文法は冬期講習で大量にインプット。
特に、細かい英文法を今覚えて完成したとしても、それをキープするのにも時間がかかります。また覚えても復習をしなければ忘れます。なので、普通に合理的に考えたら、英語長文を読み進める以外の細かい英文法なんて、今やっていても非効率なだけなのです。英語長文の音読復習の中でも、ちょっとずつは細かい英文法は自然と覚えていけます。自然と覚える分は、キープの時間や労力が必要ないのでOKです。そして、最後に、試験直前に細かい英文法を詰め込めば、それをキープする時間も必要ないのです。この方がよっぽど効率的に英語の勉強を進める事ができます。
藤井セミナーではこのように、合理的でしかもシンプルで、誰にでもちゃんと説明して納得してもらえる英語の勉強方法を進めていってます。
共通テストや難関私大の英語ができるためには?
これは、冒頭で紹介した高校生のように、早く受験勉強を始める事が一番重要です。
なぜなら、昔(親世代)と違って、今の英語の問題は「頭の良さ」を問うのでなく、「実用的な」もしくは「実践的な」英語力としての速読力を問うような問題だからです。だから、「頭の良さ」より、「慣れ」と「大量の経験」が必要になります。その「慣れ」や「大量の経験」を積むには、やっぱり高校1年や高校2年生から英語の受験勉強をスタートさせている方が断然有利なのです。
もし、高校生の方や保護者の方で何か質問があれば、遠慮なく質問をしてください。
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英語の勉強は、英語の配点の8割を占める英語長文に絞って勉強をすすめていくのが一番効率的で効果的です。
その勉強方法などに興味があれば、ぜひ藤井セミナーの説明会に参加してみてください。日程が合わない場合は、個別の説明会を行っております。
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