英語長文に困っている高校生、浪人生へ!
英語長文を得意にしたい受験生へ!
残された期間で、効率よく最大限に英語長文の実力を伸ばすにはこの方法しかない!
英語長文が確実に伸びて得意になる塾
藤 井 セ ミ ナ ー
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「実力試し → 授業 → 音読復習」のステップを徹底して繰り返すことが、英語長文の実力アップのポイントです。その比率は、「1:1:8」ぐらいのイメージです。つまり、予習は不要!…どころか、やってはいけない!勉強効率が極端に落ちます。映像授業を勉強の中心にすえるのも勉強の効率がかなり落ちます。英語長文の実力アップを実現させたければ、次の3つの事を徹底しましょう。
①予習はしない!
②長文音読復習の徹底!
③映像授業を中心にしない!
ただし、音読復習に持って行く前には、今の実力を計り、そして授業を受けて、できなかったところをメモする必要があります。こうして、自分専用の練習教材ができます。それを音読復習に徹底的に使うのです。
①予習はしない!、予習は捨てる!!
今までは、王道の受験勉強は予習⇒授業⇒復習です。この勉強方法は昔からの伝統的スタイルです。昭和30年代や40年代も当然そうでした。その頃の大学進学率は10%前後…。今の大学進学率は50%を超えています。
つまり、昔の受験生は超優秀だったと思うのです。それぞれの地域No1の公立高校の生徒ぐらいしか、そもそも大学に行かないのでしょう。そんな優秀な受験生なら、予習なんてサッと終わり、授業を聞いたらほぼ頭に入り、その後ちょっと復習をやれば完璧です。でも、勉強が苦手…とか英語が苦手な人が、さっと英語長文の予習ができますか?英語が苦手な人が予習なんてしてたら、恐ろしいほどの時間がかかってしまい、力尽きてしまいます…。
今まで藤井セミナーからは、高3の最初の段階で「仮定法」を知らない、「分詞構文」を知らない生徒でも、現役で早稲田や慶応に受かっています。高2の秋の段階で「関係代名詞」が分からない…ではなく「関係代名詞…って言葉、初めて聞いた…」という生徒でサッカー部で活躍して高3のお正月まで全国大会に出場しながらも同志社大学の4学部に現役合格しています。
彼ら彼女らにもし予習をさせていたら、予習なんて終わりません。「仮定法」を知らないのなら、if が出てきても調べようもないです。
だから、勉強が苦手で英語が嫌いな生徒が予習なんてやってたら、ますます英語が嫌いになるだけなのです。
もし、あなたが勉強オタクな上に、英語の偏差値が70以上の超成績優秀者なら、予習なんてサッと終わると思うので、予習型の勉強でもいいでしょう。でも英語の偏差値が65以下の生徒なら、予習にはかなり時間がかかります。ましてや英語が苦手な人なら、予習なんて永遠と終わらないかも…。だから、英語が「すごく得意!」な人以外は、予習をしない勉強方法を選択してください。
②音読復習を徹底する。
勉強のプロセスを思い出してください。「実力試し → 授業 → 音読復習」の3つのプロセスで進めます。
塾では、まず実力を確認するために予習なしで初見で英語長文を解きます。長文ごとに制限時間があります。時間が来たら回答用紙は回収します。次に授業を受けて分からなかった所はしっかりとメモをします。後から予習ができるためのメモの取り方を教えています。この授業の後に始める音読復習が一番大事で、一番実力が伸びるタイミングなのです!
しっかりと理解できた1つの長文に対して、1週間で最低20回の音読復習をしてください。具体的な音読復習の方法は説明会でも入塾後でもいつでも説明します。ネイティブ音声も用意しているので『聞きながら音読復習』も併用することです。この音読復習の目的は…
2声を出すことではっきりと自分の思考が認識できる
3眠気防止(大きな声で喋っていれば眠りません)
4耳からも情報を入れることで単語や文法も覚えやすくなる
そして、音読復習はだいたい次のようなプロセスで進めて下さい。
⑵ 授業をしっかりと聞いてメモをする⇒これが自分専用の練習教材になる!
⑶ 単語や熟語、文法事項、英文の構造を確認して理解する。
⑷ 授業でメモをした長文を使い同時通訳的に音読復習を数回(内容がしっかり把握できるまで)
⑸ 授業でメモをした長文を使い、同時通訳的読み方から日本語を言わないようにして理解できるようになるまで音読練習。(この段階は英文だけを読んでいる)
⑹ 授業後にもう1つ同じ長文を渡しているので、メモをしていない英語長文を使っても、英語だけを読んで理解できるように練習。
⑺ 5日目ぐらいになると、英語長文を全部読んだ後にプリントを裏返して、何が書いているか思い出す作業をする。
※ 初日から同時進行でネイティブ音声を使てのシャドウイングをしていく
⑶の段階は、授業があった初日にクリアーして欲しい所。
ここで授業でメモをしたプリントを見ても文の構造が分からなければ、必ず質問してください。直接でもいいしラインでもOKです。
⑷の段階も、授業があった初日にクリアーできれば理想。遅くても授業の翌日には手をつけてやっていくこと。
⑸の段階は、授業の翌日からその次の日ぐらいまでで通過するのが理想。
⑹の段階は、授業の3日ぐらいからできるように。
⑺は、最初は単語や熟語や文法をポツポツポツと思い出せる程度だと思いますが、慣れてきたらどこかの1文が言えだすようになります。これは丸暗記が目的ではないので、暗記しようと思う必要はありません。20~30回色々な方法で音読した後で「何が頭に残っているやろ?」と思って、思い出す作業をしてください。もし、英作の問題でも役に立ちそう!と思うような個所があれば、それはその場限りで覚えるのもありです。(数回その英文だけを音読して、目をつぶって言えたらOKにする)
⑻は、音読しかしてこなかったら、試験本番で黙読できない人が出てきたら困るからです。試験本番では、声を出して読むことはできないので、あくまで音頭復習は効率の良い練習用に使ってください。
※は、必ず初日からネイティブ音声を使ってのシャドウイングを行ってください!ということです。共通テストでもリスニングはあります。もともとシャドウイングやオーバーラッピングはリスニング練習方法なのですが、速読練習にも使えるし、使わないと損です。速読練習をリスニング練習を同時にできるので、かなり美味しい勉強方法ですよ!
③実際の授業はこんな感じです
授業の最大の目的は、みなさんの勉強の「時間短縮」にあります。
極端な言い方をすれば、みなさんが5時間かかって完璧に予習するとしたら、それを1時間でサッと理解できるように、我々が代行をしているようなものです。だから「授業は受験勉強の時間短縮・節約」と言えるのです。
熟語の紹介1つにしても、熟語集のNoを紹介しながら「覚えるべき」、「覚えなくていい」、「できる生徒は覚えて!」とか基準を紹介しています。
また、授業後に音読復習ができるための分析と、その音読復習の時の目のつけどころとなる記号を入れてもらいながら授業を進めています。なので、授業は大事です。
確かに「授業」と言っても、色々なタイプがあるので、大学受験の受験勉強で(特に勉強が苦手な生徒に)予習をさせたり、宿題をさせたりした後の授業は、不要だと思います。そもそも予習や宿題で、勉強ができない子が大きく実力を伸ばすことがほぼ無理だからです。
では、「実力を試した」後にどんな授業をしているか、ちょっとだけ紹介しておきます。
①使用する英語長文は明治大学の過去問題で単語数は389単語です。教材はB4サイズでこんな感じです⇒クリック(実際の教材)
②英語長文は、簡単なものから配列して、どんどんと長くないって行き、秋には難関大学の長文で1000単語近くの長文となります。入試で必要なレベルから逆算しているので、早めに始めましょう!
④なぜ音読復習で英語の実力が伸びるのか?
ここで言う英語の実力とは、難関大学の英語に対応できる力です。難関大学の英語の問題の中心は、英語長文です。そして英語長文を速く読まないと、おちついてゆっくりと設問を解くことができません。大学の入試は、学校の予習とは違って時間制限があるのです。
だから、実力アップ=速読です。速読と言っても英検2級の英語長文を初見で分速150単語以上のスピードで読めて、単熟語や文の構造や文法など100%見極めて「分かる!」となる力があれば、かなり難関大学の英語長文には対応できます。
その速読力をつける方法を考えてみて下さい。速読力とは、英語に対する反射神経です。繰り返し読むことで、この反射神経が養われます。これはスポーツも英語も一緒です。生まれて初めて thank you って聞いても何のことか分かりません。でも何百回と thank you と聞いていれば、もう今は日本語の様に使えているはず。つまり、予習を頑張っても、映像授業を受けまくっても、この速読力がつくわけではないのです。復習で繰り返し音読をすることが一番です。
英語は経験が全てです。経験したことを忘れずに、逆にさらに素早く反応してこれから使えるようにしていくために音読復習をしていくのです。授業で分かった…と思っても、忘れたら次に使えません。また入試は時間との勝負なので、もたもたしていても本番では使えません。だから、瞬時で判断していく英語の瞬発力を鍛える意味で、繰り返しの音読復習が必要となります。
音読と黙読の違いですが、多くの高校生は、勉強を始めたら眠くなります。でも音読復習なら、メモした授業後の教材を歩きながらでも読めます。音読で歩きながらでは、眠くなりません。また、人間は自分の口で音声化する方が考えがはっきりとつかめます。黙って英語を読んでいたら、知らない間に違う事を考えていた…ってことがよくあります。集中して速読練習をするなら音読復習がかなり効果的です。
⑤受験の英語は部活の試合と同じ考えで伸びる!
運動部の人は、すぐにわかると思います。
次の対戦相手が強かったら、どうしますか??おそらく…
⑴まともに行っても負けるから作戦を考える
⑵その作戦を、試合本番で初めてしても成功は難しい
⑶だから、事前に何回も反復練習をして、その作戦を実行するチャンスがきたら考えなくてもサッとできるように鍛えておく。
だいたいこんな事を考えると思うのです。
受験も一緒です。英語の場合なら…
⑴受験の本番では、時間制限があって焦るだろう…
⑵ならば、早く長文を読んで落ち着いてゆっくりと設問を考える必要がある
⑶だから、日ごろからは英語を速く読む訓練をしておく必要がある
⑷でも、いきなりの初見の英語長文を「速く読め!」と言われても、そんな実力はまだ無い。
⑸だから、100%理解した英語長文を繰り返し読むことで、速読力をつけて、実際に実力がついたかどうかは、予習なしでいきなり解いて実力を試していく。
⑹実力を試して、できなかった所は、授業でしっかりとメモをして音読復習を繰り返して、理屈で分かったレベルから、反射神経でできるレベルに引き上げる
…ということになるのです。だから、部活でみんなが強くなったり勝てるようになったプロセスと、英語の勉強のプロセスは同じです。あくまで『本番(試合や試験)』から逆算して、練習方法を考えて下さい。それなら、予習は捨てて、実力を試してからの音読復習にかける!しかないのです。
⑥英語長文の実力アップはピアノが上手になるプロセスと同じ
「運動なんてしたことない…」って言う人でも、ピアノやギターや吹奏楽部などで音楽をしていた人は、「英語長文プリントは楽譜と同じ」と考えて下さい。例えば、1つの曲に取り組んで完璧にして、そしてまた1つ…と繰り返して今は100曲の楽譜を演奏できるとA君がいると仮定します。一方でB君は、その曲の弾き方や演奏の仕方を教えてもらっても練習をしないので100曲目に来た時に1曲もスラスラ演奏できない…。さて、101曲目の楽譜を出された時、どちらが初見でさっと対応できますか?
この事を考えたら「英語長文は音楽の楽譜と同じだ!」、楽器が上手になる方法で英語長文もできるようになる!…ということは理解できると思います。
⑦読める長文のストック数に実力は正比例する
英語長文音読復習は、2つのパターンを実行してください。
A 1つは、1週間後の復習テストに向けて、何回も音読復習をする。
これは、慣れてきたらどんどん楽になります。でも慣れたからと、そのままにしてたらサボっているのと同じ。次に、何か自分をパワーアップさせれる負荷の高い物は無いか??と考える。それが、2つ目の『過去長文の音読復習』です。
B 『過去長文』とは、文字通り過去にやった長文です。過去に「A」のパターンで完全に仕上げたプリントを21枚用意してください。毎日3枚づつよめば1週間で21枚を読めます。復習用で渡しているプリント(白文=授業でメモをしていないプリント)を使って、3枚を2回づつぐらい音読をしていってください。逆に、これができないと、受験の本番では全く初めての長文なので、もっとできません…。できる生徒は、だいたい20~30分で、長文3~5枚を2回づつぐらい音読できるようになります。
この「B」のパターンの復習が楽にスラスラできるようになるのが当面の目標です。これがスラスラできるようになれば、あなたの英語の実力はむちゃくちゃ伸びていることでしょう。でも、そのためには、まず「A」のパターンの復習がしっかりとできることが大事です。
そして、英語の実力は「B」のパターンの復習が楽にスラスラできるの比例して、また「B」のパターンの復習に組み込めるプリントの枚数に比例してどんどんアップしていきます。
⑧英単語と英熟語の暗記の徹底。
ここまでは、英語長文の音読復習に持ち込むまでの、「実力試し → 授業 → 音読復習」の話をしました。でも、初見の長文(入試などで本当に初めて見る長文)は、英単語と英熟語をたくさん覚えていないと実際は読めません。
なので、単語や熟語の暗記はまた別でしっかりとやっていってくださいね!
藤井セミナーでは、独自で編集した単語2279個と熟語1500個の本があります。それに対応したカードもあります。単語は、暗記がかなり楽になる「暗記用シート」も用意しています。その他にも、こういった教材を効率的に使っていくノウハウもあるので、いろいろ工夫しながら覚えて行けます。
『英単語の暗記だけ』でも『長文音読復習だけ』でも、『だけ』では伸びません。この2つをしっかりとやれば、必ず英語長文は実力がアップしていくので、こういった方法で頑張って下さい。特に英語が苦手でできない生徒は、もうこの方法しかないと思います。
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