1文目 ought to があるので、作者の気持ちが強く現れている。 creative を脳みそに焼き付ける。(seem to do や appear to do があれば、世間一般論の紹介で、後から作者はこれを否定したり、反対の事を言う可能性大)
2~4文目 1文目で言っている creative の対象を明かしている。ここは、シンプルに「小学校で詩やお絵かきは大事やねんな」と脳に刷り込む。
5文目 But で、来ました!って感じです。逆接の次は作者の意見や考えや問題意識が出やすい!ここは問題意識で「今の詩や音楽などの勉強の限界=遊びと思われている」と、問題意識を持っている!この後の展開は、なぜそのように思われるようになったか?、どうすることが理想か?それには、どうしたらいいか?などの記述が続くだろう…と予想できる。
6文目 5文目が分からなくても、もう1回分かるチャンスがあった!評論文では、このように何回も同じ事を言うことがある。作者は、自分の話を分かってほしいから、言い方を変えて何回か言うのです。これは現代文も同じ。3行目の詩やお絵かきがやめられていってるのを作者は不満やねんな!って理解できる。
7文目 indeed と見て、書き方が評論特有のパターンなので、かなり安心できる。他には、 of course , it is true とかがある。ここで、作者は一旦は譲歩する姿勢を見せるのがパターン。ほんのわずかな例外を突かれたりするのも嫌なので、最初に自分から言っている感じです。で、その後に but が来て、本心を再び言うパターン。このパターンもしょっちゅうある。ここでは、小学校などで捨てられてる科目は、大人が一生の仕事にするものでもあるねんで!と、その重要性を訴えている感じです。
8文目 作者が問題意識を持った5文目の事が、なぜ起こったのか、その原因を分析して紹介している。
9文目 ・倒置がある→作者が強調したい箇所の可能性大。 ・should がある→作者の意見が出やすい。 以上の2点から、かなり大事な一文! 社会の中の多くのものが生じたのは、これらの捨てられる科目からであり、その科目を教育の中でもっと尊敬せんとあかん!!と訴えている。
10文目 さっきの9文目とほぼ同じような内容。 vital があるから、文字通り重要。
11文目 otherwise があるので、作者の意見通りにならなかったら、どんな困ったことが起こるのか!と、さらに問題点を提示している。 art と society に分離が生じる!というのが、作者の提示する問題点。
12文目 11文目で生じる問題点の理由。
13文目 11文目に対する作者の感想。今、この分離が学校教育の中で進行しているのはがっかり…。初期の教育の段階では、art は貢献してたのに…
こんな感じで、この文章も、かなり話の持って行き方がわかりやすい文章です。
話は、だいたい以下の様なパターンで進行しています。
↓ 作者の考え
↓ 問題点指摘
↓ 問題が起こった原因
↓ どうあるべきかの前向きな提案
↓ 逆にそうならない場合の悲惨な予想
↓ 問題が起こっている状況への作者の感想
これも、よくあるパターンの1つなので、このパターンでの話の進め方を意識して、音読復習をしてください。
※ 天神の夜は、そこらじゅうに屋台が出没します。屋台も含めて、福岡は飯が美味い!!
児島先生、太り過ぎないように!