今週は、早稲田の長文です。

一見、難しそうですが(確かに難しいですが…)、単熟語をしっかりと受験レベルで覚えておけば、それほど難しい長文ではありません。だから、やっぱり単熟語の暗記を頑張って下さい!青文字は、ザックリと言ってる事です。赤文字は読みながら心で反応してほしいことです。

では、さっそくですが…

【第1パラグラフ】

1文目 「教育や社会的な地位によって、言葉に差がある」と、わりと抽象的に始まりました。和訳ができても、そのまま放っておいて読み進めると、だんだんわからなくなるので、ここは自分の身の回りに当てはめて具体的に理解しておく。具体例が分かった方が、読み進めても忘れにくいので。教育の範囲は広いけど、学校教育に限定して考えます。ならば、次のように具体的に思いつくことができるかどうか…。中卒で働いた人と、大学院を出た人の話し方は同じ?いやいや、違うだろうな

2文目 「教育を受けてない人の話し方は、方言と一致し、教育を受けた人の話し方は方言を超える」とは、博多の中卒の人は博多弁、神戸の中卒の人は神戸弁、東京の中卒の人は東京弁。でも、九州大学や神戸大学や東大に行った人は、方言をしゃべらなくなるの??(この段階では疑問が残ります)

3文目 「方言と教育を受けてない人の英語は単純に一致はしない」 (え、どういうこと?さっきと言うことちゃうやん)

4文目 「教育を受けてない人の言葉も方言を超える」(どのような超え方?)

5文目 「文法的ミスの2重否定」(そうか、教育を受けてない人は、どこに住んでどの方言を使ってても、文法的ミスをするんや…)

【第2パラグラフ】

1文目 「教育を受けた人の言葉には、方言の社会を超える広さで話かけないとあかん機関からの威信が与えられる」(なんか、偉~い感じがするんやろな。それに、首相も博多の人にも神戸の人にもわかるように喋らんとあかんのやし。)

2文目 「イギリスで、この目的の言葉はBBC英語で、アメリカではネットワーク英語」(みんなにしゃべりかける英語の名前は、イギリスではBBC英語、アメリカではネットワーク英語って言うんや)

3文目 「教育を受けた人の英語は標準語と言われるようになり、公式に標準化されたのではないと知っておく限りでは、役立つ表現で適切。」(BBC英語のネットワーク英語も、法律や裁判で決まったようなもんではないけど、これがイギリスやアメリカの標準語ってことなんや)

4文目 「一方で教育を受けてない人の英語は substandard と呼ばれている。」

【1つだけ同時通訳例】 

There is an important distinction 重要な違いがある between uneducated and educated speech 教育を受けた人の言葉と受けてない人の言葉には in which その違いにおいて the former 前者は can be identified 同一視される with the regional dialect 地域の方言に most completely もっとも完全に and the latter そして後者は move away 移っていく from dialectal usage to a from of English 方言の語法から英語のある形態へ that cuts across dialectal boundaries.方言の境界を超える

【和訳のコツ】
1: 2行目からの和訳ですが、ここは関係代名詞以下が長いのと、「前者、後者」と先に訳すのも矛盾があるという理由で、コンマはないけど、一旦切って、まるで継続用法のごとく和訳をした方が、和訳はやりやすいです。

2: 和訳で多いミスは、「…前者は、方言の語法から英語の形態へと移る。」とやる間違い例です。that 以下が関係代名詞なのに気付いてね!だから「…前者は、方言の語法から、方言の境界を超える英語の形態へと移る。」としなくてはダメ。

【復習の意味と、意識】
毎週のように言ってるけど、できない時の長文、難しかった時の長文が大チャンスですよ!これを、理解して、それを忘れないように復習をして、脳みその反応を鍛えて、できなかったギャップを復習で埋めていくのです。これが、最速で最短の英語実力アップの方法で、一番早く偏差値がアップする方法です。
この方法は、関関同立を受けようが、GMARCHを受けようが、早慶上智を受けようが、どこでも同じなので、頑張って復習をしてください。その過程で分らない所があれば、すぐに自分の教室の先生にコンタクトを取って、質問するようにしてくださいね!
おすすめの記事