なぜ、定量的な目標が必要か??

こんにちは。阪急川西能勢口駅東改札11番出口から徒歩2分の大学受験専門塾、藤井セミナー川西教室です!!

夏期講習の告知を挟んでもう一つ前の記事では目標設定の注意点について書きました。定量的な目標も立てようみたいな話もしましたね。今回は、なぜ定量的な目標を設定する必要があるかについて書いていきたいと思います。

結論から言うと「今日やるべきことが明確にならない」からです。大学受験で重要なのは合格から逆算して日々の行動計画を立てること。これが非常に重要になってきます。しかし、最終の目標が定性的では、本番に何をどれくらい取ればいいのかわかりませんし、逆算して今やるべきことを割り出すこともできません。それでは合格に近づくことができません。例えば、英語がある程度目標点に達していて、日本史が詰め切れていない状態なのに、英語のウエイトを上げたままにしていたり。逆に日本史しかやっておらず、受験直前に英語が落ちていることに気付くなど、目標が定性的なことや現状把握を怠ることによる教科バランスのミスリードというものは意外に多かったりします。また、受験が近づくにつれて、志望校や受験校が以前の想定とは異なる可能性が上がります。その場合、何から何まで迅速に対応し、合格最低点を超えれるほどの点数を取らなければなりません。そういった事態の乗り越えるためにも、目標から今日やることまで、厳密に決めていく必要があるのです。自分が受験を予定している大学に合格するためには何点必要なのか?どのような割合で得点していくのが良いのかを考えた上で、各科目の目標点数を定めてください。そしてそこから逆算して月ごとに、今月は週単位で目標を設定し、今日やるべきことを明確にしましょう。焦って勉強を詰め込んでいる人もいるかもしれませんが、今の時期はそのために時間を割くべきです。むしろ指針が立っていない状況でガムシャラに勉強をし続けるのは危険と言えます。是非この機会に目標の見直し、現状の把握に取り組んで欲しいと思います。

6月も残り1週間となりました。今のところ東京オリンピックは通常通り開催される予定ですので、これに釣られる受験生って意外に多いと思います。色んな誘惑があると思いますが、確固たる強い気持ちを持って夏に飛び込んでくださいね。

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