こんにちは。阪急川西能勢口駅東改札11番出口から徒歩2分の大学受験専門塾、藤井セミナー川西教室です!!
受験生の皆さん。大学入学共通テストまで残り3ヶ月を切りました。夏休みから今現在にかけて少しずつ顔つきも変わり、より雰囲気が受験生っぽくなってきました。残りの3ヶ月間に全てを注ぎ込みましょう。
ということで今回は残りの期間、受験勉強を進める上で大切にして欲しいことを2つ紹介しようと思います。
1.常に勉強のことを考える
大体の受験生が1日の勉強量を定めていると思います。厳密な計画などは立てていなくても、ある程度の勉強習慣は身に付いているのではないでしょうか。そのような生活の中で、皆さんは勉強をしていない時間にどんなことを考えていますか??「オンとオフを切り替えろ」という言葉を聞いた事があるかと思います。スポーツの現場でよく指導者が言っていますよね。取り組みの成果に大きく関わってくる為非常に重要な意識だと思います。
これを受験勉強に置き換えて考えた時、オンとオフを完全に分けて考えていいのでしょうか?答えは限りなく「No」に近いです。世には優秀な受験生がたくさんいます。そんな人達を相手にしなければならない状況において、オンとオフを使い分けている余裕はありません。例えば、ご飯を食べている時。単語を覚えたり社会の参考書を見たり、できることはたくさんあります。ご飯を食べる前に学んだ内容を頭の中で復習するのもいいでしょう。そのような小さな積み重ねが、非常に重要なのです。
この時期になると、闘争心や危機感の強い人は自然と受験に関係の無い行動や思考が抜けていきます。要するに、意識しなくても常に「オン」の状態なのです。本気で「下剋上」を起こすなら、それぐらいは当たり前にできなければなりません。まだその状態になれていない人は気持ちで負けている可能性が高いです。是非覚悟を決めて、無駄な部分を削ぎ落としていきましょう。
2.アウトプットの割合を上げる
何かの勉強をする時、インプットとアウトプットという概念があります。インプットは「入力」という意味で、アウトプットは「出力」という意味です。受験勉強においては、インプットは教科書を読んだり、テキストを眺めたりすること。アウトプットは音読をしたり、問題集を解いたり、人に説明したりすることです。もう一つのアドバイスは、このアウトプットの割合を高めましょうというお話です。
そもそもなぜアウトプットの割合を上げるべきなのかというと、最も高い成果を出すためのインプットとアウトプットの比率は3:7だとされているからです。そして一般的に多い比率は7:3と、多くの人が全く逆の比率で勉強してしまっているのです。実際に、生徒が勉強している姿を見ていると、ただただ教科書を眺めたり、文章を読んだりするだけになってしまっている人をたくさん見かけます。アウトプットとは動作のことなので、必ず手を動かすようにしていきましょう。黙読するなら音読に。口に出すというのもアウトプットの一つです。
例えばですが、100m走のタイムを伸ばす為に、足が速くなるための本を読みまくったところで、タイムが上がる可能性は低いですよね。実際、そんな練習はしないと思いますし、現に走ることで、進化していくものだと思います。勉強でも同じです。勉強法の本や参考書を読むだけでは何も変わりません。その方法を実践したり、学んだ内容を何かしらの方法で出力しなければ、成績が効率的に伸びていきません。逆に言うと、まだアウトプットの割合を上げることができていない人は、今後実行することで一気に成績が伸びていく可能性もあります。これをチャンスだと捉え、是非アウトプット重視の勉強に切り替えていきましょう。
以上2点が自分からのアドバイスです。ここから受験までほんっっっとうにあっという間です。1分1秒を無駄にせず、悔いのないように全てを出し切りましょう!!!💨💨💨