藤井セミナーでは、2月から新受験生の授業が始まりました。
2,3月のこの時期は多分皆が思っているよりずっと大事です。
何故なら、 文系も理系も春以降は選択科目の勉強に重点を置いていかなければ ならないので、英語のみに集中することができるのはこの2カ月間 が最後だと思ってください。
そして、今はどこの高校も部活がないから、チャンスです。
4月以降に部活が再開して来た時に、「単語熟語もやらなきゃ、 社会もやらなきゃ、数学やらなきゃ、部活も、学校の課題もある……」となると、 苦しくなってきますから、 できる限り今のうちにやっておきましょう!
➀単熟語一斉テスト
藤井セミナーの受験生は、塾オリジナルの単語帳、熟語帳を使って単熟語の暗記をすすめます。
毎月、単熟語の暗記の進捗を図るために単語70問、熟語30問で計100点分の単熟語一斉テストを行います。
2月の範囲は、単語1~1000、熟語1~385。
3月の範囲は、単語1~1800、熟語1~ 385。
全員この二カ月で受験で必要になる1800番までさらいます。
1800番までに受験で最低限必要な英単語が収録されており、6月までには、大方の単語を覚えているという状態にしておきたいと考えています。
2月3月で一周を終えられれば、4月はまた最初に戻ることができるので、学校の新学期で忙しくても少し楽になるので、先取りして頑張りましょう。
これまで英語に自信があっても、高2までの簡単な模試や英検2級ぐらいのレベルだからというパターンが多いです。国公立二次や早慶明治などの難関は長文で問われる語彙レベルも上 がります。
センスやフィーリングで英文を読むことに慣れてしまうと途端に伸 び悩むことになるので、 確実な語彙力を早く身につけていくことが大事です。
➁復習テスト
もう一つ頑張ってもらうのは、長文の復習です。
藤井セミナーでは予習がない代わりに、毎週授業の題材になる長文を一週間かけて復習してきてもらいます。
これが、この塾で最も重要な勉強だと思ってください。
一週間後に用意されている復習テストで最低でも毎回80点以上を取れるように勉強しましょう。ただし、「何を、いつまでに、どれくらい」というペースを覚えれ ば、あとはその通りにこなしていけばいいので、 そんなに気負わなくて大丈夫です。
1,和訳をする。
まず読んだ英文を日本語に訳して、 自分の中に落とし込んでいくことで復習のきっかけを作ります。
授業後すぐにやると記憶が定着しやすいが、 この和訳に取り掛かるのが遅くなればなるほど、 忘れている部分が増えて復習が億劫になり、 最悪捨ててしまうことになります。
全員、翌日の20時までに提出する課題です。
とにかく、勉強が苦手な人は授業の後、復習に取り掛かるのが遅い傾向にあります。
クラスで成績トップの人が「全然勉強してないよ」と言っているのを聞いたことがありませんか?
隠れてやっているだけと言いたい人もいるかもしれませんが、そのような人は授業の後に必ず復習をしてその日に習ったことを確認し、記憶を定着させています。
だから、勉強がしんどくないので、「全然勉強してないよー」と涼しい顔で言えるのです。
一方、勉強の苦手な人は取り組むのが遅いので、その時には既に忘却が始まっており、そこから思い出すのが大変で、さらに遅れてしんどさが増し、出来るようにもならないという負のループに陥ります。
授業が終わったら即、和訳をして、記憶を定着させましょう!
2,メモ付きで音読を始める。
和訳を提出して満足してはいけません。
まずは授業のメモ付きでいいので、英語、日本語、英語、 日本語と同時通訳読みを開始。
大事なのは和訳を提出して添削が戻ってくる前に始める。 わからなくて、 音読にとりかかれない文章は先にLINEで質問して、 確認してください。
この音読も遅れれば遅れるほど、文章の定着が遅くなっていき、 復習が完成しないので、早く始めて、沢山こなしてください。
3,白文で音読。
メモ長文での音読は自転車で言えば、 補助輪付きの自転車と同じです。
楽に読めるので、負荷がありません。
何も書いていない、白文を使って、 意味をとりながらの音読を繰り返してください。
1, 2まではやっても、この白文での音読ができていない人は、 復習テストの点数が悪いです。復習テストのためだけではなく、 次に初見で読む長文に対処する力=実力・ 速読力をつけるために一番大切な工程だと思ってください。
*メモ付きの音読も、白文の音読も今後正しく行えているか、 教室でチェックする機会も設けます。 もしやり方があっているかなど心配だったら、 すぐに聞いてください。
4,音声でシャドーイング
最終的には音声を使って、シャドーイング(=同時発音) を入れて行くこと。
リスニングが重要になる人は特に繰り返しやるようにしてください 。
通訳の方に話を聞いたことがありますが、通訳を目指す人も、 訓練はスクリプトを読む→シャドーイング→スクリプト→ シャドーイングと繰り返すそうです。
また去年は小平南高校の男子(現役) がこの勉強でリスニングを鍛えて英検準一級に合格してます。
英検準一級を取れると、 明治大学国際日本学部の英語は満点免除、今年から入試方法が大きく変わった立教大学でもほぼ満点換算に近い点数となり、 受験ではかなり有利に働きます。
「聞こえないんじゃない。最初から言ってないんだ!!」 っていう大手のリスニング授業動画がありますが、 いくら動画を見ていても、読んで、聞いて、 口で発音していかないと英語の耳にはなりません。
他の子たちが動画見て感心している間に、 皆さんは塾の教材使って練習してください。
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一週間後の復習で80点以上取る人は 平均で30回以上は読んでます。
一方、毎回50,60点の人は10回くらいしか読んでいません。
藤井では、 年間でこれから100本以上長文を読んでいくことになるので、 音読の練習回数で言うと、両者は2000回~ 3000回以上も差ができてしまうのです。
今年の受験生でも、前者は長くなった共通テストで「 10分余った」と言います。後者は「 最後の長文は時間が足りなかった」と言います。
共通テストだけでなく難関大学で英語の速読力が求められるのは明 白です。
学校や他の塾・予備校では「 音読やシャドーイングはした方が良いよ~」 ぐらいの指導になりますが、 藤井セミナーではここにとことんフォーカスしてやっていきます。 そういう環境にせっかくいるので、毎週の勉強がんばりましょう。
最初は大変に感じるかもしれませんが、 説明会でお話ししたように単熟語の暗記も、 復習のプロセスも徐々に時間がかからなくなって、楽になります。
中途半端にすると、ダラダラ時間がかかるままなので、 2月3月はこの二つに全集中です。
ちなみに藤井の勉強は音読が中心だから、 全て家にいながらできます。 ステイホームにはピッタリな勉強法です。
それでは、今週末も復習を頑張りましょう!
藤井セミナーの勉強法に興味を持たれた方は、是非説明会にお越しください!
英語長文なら・藤井セミナー