【受験生必見!】 大学受験 受験直前の過ごし方!

早いもので、ラスト約3週間で2021年 大学受験本番を迎えます。この時期、勉強を徹底的に頑張ることは当然ですが、その他の生活面で、どのように過ごせばいいか分からない・・・。という生徒もいるかと思います。今回は、そんな生徒に向けて、受験直前の過ごし方のポイントをいくつかご紹介します。

①早寝早起きを心がけ、生活のリズムを整えましょう!

人間の脳は、朝起きてから3時間後からフル回転します。ですので、例えば本番が9:30開始の生徒は、3週間前ぐらいからは、毎日朝6:30には起きておくことが理想的です。夜中の2時、3時まで勉強をしている受験生も多くいると思いますが、夜はいつもより早めに寝て、その分朝型にシフトしていきましょう。浪人生で、昼夜が少しずれてしまっている生徒もいると思います。最低3週間前ぐらいからは、同じく朝型にシフトしていきましょう。また、勉強も試験もしっかりとした睡眠が重要です。試験前日はしっかりと睡眠を取り、脳を元気な状態へ持っていきましょう。(本番が午後からだから10時に起きればいいや・・・。と思わないこと。県外で受験する場合は、10時にはホテルのチェックアウトです。つまり、本番のみいつもより早く起きてしまうこととなり、脳が疲れる状態で受験となるので、いつも同じ時間に起きておくことを意識しましょう。)

②各試験、前々日、前日は通し練習を避けましょう!

これは、教科や個々のメンタルの強さにも関わりますが、前々日、前日(もっと言うと本番1週間前から)の通し練習(過去問練習)は、おすすめしません。良い点が出ればいいのですが、万一悪い点を取ってしまったら、悪印象を引きずったまま本番を迎えてしまうためです・・・。ですので、前々日、前日(できれば1週間前)の時間は暗記や音読、各パート練習、時間配分や作戦の見直しなどに費やしましょう。

③1次試験本番をはじめ、各試験後に、人に点を言ったり人の点を聞いたりしないようにしましょう!

よく、1次試験本番後に「どうだった?点数は取れた?」と話してしまう生徒と、「点数を言わない、聞かない」を徹底する生徒の2種類に分かれます。ライバルや友達の点が気になる、自分が出来たかどうかが気になるのは重々理解できますが、自分より相手が出来ていたら凹むし(それが今まで点数的に勝っていた相手ならなおさら)、普段、点数が自分より高い相手より取れていたら「よっしゃ~」と油断してしまいます・・・。(過去にも、センター本番で過去最高を出し、成績上位生に勝ったことで油断し、次の試験までの間、ダラダラと過ごしてしまい、残りの試験がボロボロだった・・・。という生徒もいます。)自分のためにも、友達のためにも、そういう雰囲気にならないように心掛け、万一聞かれたら「まぁまぁ」とでもごまかしておきましょう。

*1次初日後に、初日の答え合わせをするかどうかは、賛否両論ありますが、しないほうが無難でしょう。

④入試直前は、生徒(ライバル)との関わり方が本番の点数にかなり影響すると頭に入れておきましょう!

入試直前は、「集中力を過去最大に上げ、前日まで徹底して頑張る生徒」と、「もういいやと諦めモードに入ったり、もうすぐ卒業だぁ!と浮かれモードに入る生徒」分かれてくる時期です。厳しい言い方ですが、「この生徒、やる気ないなぁ・・・。浮かれてるなぁ・・・。」という生徒とは、いっとき距離を置きましょう。油断すると、その雰囲気に必ず流されてしまいますよ。受験は個人戦!!流されて最後に泣くのはあなた自身です・・・。意識が高い生徒と(を見て)過ごしましょう!

 

その他、塾生に意識して欲しいこと10か条です!!

  1. スマホ(SNSの使用)を封印すること!!(ちなみに、東北大学加齢医学研究所の川島所長によれば、スマホ使用が1日1時間未満の子供のグループの偏差値57.2だったのに対し、1時間以上使う子供のグループの偏差値が52.6と約5も開いているとのことです。また、3時間以上の勉強をしても、スマホを長時間使用すれば、勉強時間が30分未満の生徒と同じ成績になるとのことです。)
  2. 単語・熟語・大文法・リスニング・長文復習音読を必ず毎日続けること!!(共通1次は5,300ワードが予測されています。いつもの長文10枚分以上の長さです。本番は、緊張するため、急に知識が出てこなくなることもあります。ですので、毎日徹底して、頭ではなく、体で覚えこみましょう。)
  3. 文系は特に、社会を完成させること!!(社会は、中央値補正などにより、平均を絶対に超える必要があります。詳しくは塾内のプリントを参考に。)
  4. 赤本を徹底すること!!(全国的に、最近の受験は、安全志向の流れになっています。よって、1つレベルを下げた大学を受験する生徒が全国的にとても増えています。ですので、特に中堅大学の難易度がかなり上がっています。難関を狙っている生徒さんにありがちですが、難関を狙うから、中堅は大丈夫という安易な気持ちで赤本が手薄になる生徒がいます。しっかりと全ての大学の赤本を徹底して頑張りましょう。)
  5. 完璧を目指さないこと!!(受験は合格点を取ればいいのです。よく、点数がとても小さいところに(厳しい言い方、要らないところに)こだわって完璧に覚えようとする生徒さんがいます。点数が大きいところを意識して、小さいところは時間が無ければ捨ててOKです。)
  6. あれもこれもと手を出さずに、シンプルに確実に勉強すること!!(直前は、よく焦ってしまい、あれもした方がいいのではないか?これもした方がいいのではないか?と勉強法がごちゃごちゃになってしまう生徒もいます。単語はこれ!長文はこれ!と、シンプルにし、それを徹底した方が、知識も安定し、これをやり遂げた!と自信にもつながります。)
  7. 極力自習室で勉強をすること!!(受験直前の時間は、皆「緊張」や「不安」を感じます。(当塾のアンケートで、9割が「不安」や「緊張」を感じていました。)そんな時、周りで同じ気持ちのライバルが勉強を頑張っている姿を見ると、「自分も負けてられない!」と気持ちが絶対的に上向きになります。過去1ヶ月より勉強量が増えていますか?という当塾アンケートで、約8割が「増えている」と答えており、その多くが今も毎日徹底して自習に通っています。切磋琢磨することで、自分が持っている以上の集中力や気力が出てくるものです。)
  8. 安易に浪人を考えないこと!!(中には、「まぁ、今年ダメだったら浪人すればいいやぁ」と考えている生徒さんもいるかと思います。しかし、厳しい方ですが受験生より成績のよい2年生もたくさんいます。(当塾にも数名いますし、もちろん全国で見るとかなりの人数います。)また、浪人してもいいやぁという気持ちがあると、その日ちょっときつかったり気持ちがのらない時、その日は絶対に勉強をしない選択を取ります。当然、受験はうまくいかず、浪人生活へは勉強癖が甘い状態で進むため、来年の現役や勉強癖が完璧な浪人生に負けてしまいます・・・。「浪人生の成功率は全国で2割7分ぐらいです・・。」ですので、一発で決めることを意識し徹底しましょう!「難関合格者は、浪人してでもいいやぁと言っている生徒より、浪人をしない!と覚悟を決めている生徒の合格率の方が高いです。」あと一歩の踏ん張りが、意識によって大きく変わるためです。)
  9. 「受からないといけない」ではなく、「受かりたい」というマインドを持つこと!!(「受からないといけない」と考えると、「受かることが当然」というマインドなので、あらゆることが減点方式で進みます。ですので、緊張感が増し、ミスが増えるそうです。「受かりたい」というマインドを持てば、加点方式で進んでいくので、いい意味で気持ちがほぐれ、ミスも減ります。気持ちの持ちようで結果も変わるので、是非意識してみて下さい。)
  10. おうちの人への感謝を忘れないこと!!(受験はタダではありません。学校代、塾代、参考書代、受験料、移動費、宿泊費、入学金、大学の生活費。たくさんのお金をおうちの人に負担してもらっていますね?ですので、そんな皆さんが出来ることは1日1日をおうちの人がしてくれている負担に見合った努力、いや、それ以上のことをすることです!感謝を忘れなければ、努力量は絶対に増えます!)

*これ以外にも、受験スケジュールの完成(塾で詳しく説明します)や、出願日、受験日、合格発表日、入学金支払い日、準備物の確認、会場の下見、移動手段や宿泊施設の再確認など、色々と忙しくなります。それに伴い緊張感もましてくると思います。

何よりも、体調管理に一番気を使い、普段通り冷静に、徹底して頑張りましょう!!

「受験での一番の失敗は、落ちることではない!受験後に「もっと頑張れば良かった」と後悔することだ・・・。」

頑張れ2021年受験生!!!

(100日前の過ごし方も参考にどうぞ)☜

 

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