本当の安全策は、滑り止めを受けない事!
今回は、滑り止めって、本当に安全策?っということをちょっと考えて欲しいと思ってブログを書きました。実は滑り止めは安全策ではない!自分の首を絞める可能性も大!!ということなんです。
合理的に考えたら、現役で関関同立やGMARCHに行けないなら、浪人してでも行った方が良い!
行動経済学的に考えると、現役で関学・同志社・明治が無理なら、浪人してでもいくべきだということははっきりしています。普通の文系で受験する人は、関関同立・GMARCHにもし落ちて、滑り止めに行けば、人生でかなり大きなチャンスを失うことになります。最大の理由は、大学3年生の時に直面する学歴フィルターにあります。それ以前に、大学4年間の充実度も全然違うと思いますが…
この学歴フィルターを逆転することは、大学に入った後ではもう不可能です。
この学歴フィルターは、人生80年から100年と考えた場合、人生の初期の20歳ぐらいで、もう逆転することが不可能な方向性に区別される大きな壁なのです。
確かに0.00001%ぐらいは下の方の大学からでも逆転できる確率はあるでしょうが、それにはとてつもない努力とエネルギーと運が必要です。なので、ほとんど無理と言った方がいいぐらいです。
そこで、そんなとてつもないエネルギーと努力と運を使うつもりなら、たった1年浪人して、ちょっと努力をしたら、関関同立やGMARCHに行けるのだから、どっちが得か簡単にわかると思うのです。
現役で産近甲龍や日東駒専に受かるような人なら、浪人して普通に頑張れば確実に関学や同志社や明治には受かります。つまり、その場合の確率は100%で、100%学歴フィルターの壁は突破できるのです。だから、滑り止めは受けずに、関学、同志社、明治大学以上の大学に絞って受験をするのがいいと思うんです。
こんな大きなチャンスを逃しておいて、大学3年の時に悲しんだり嘆いたりしても、もう遅い。
常に「今」は過去に猛スピードで過ぎ去ります。
今の高3も、すぐに大学3年生の時がやってきます。
その大学3年生になった時の「今」を考えてみて下さい。
その時からみたら、この時点での今なんて遠い過去です。
そこで、現役で関関同立やGMARCHに受からなかったからと言って、滑り止め大学に行くのは、人生的にも金銭的にもかなり損をしていることになります。
学歴フィルターにひっかかる大学の学生は、大学3年生の就活の時には、だいたい次の3つの事を思います。
①むっちゃむかつく!こんなん差別や!
②こんなことなら、浪人してでも関関同立やGMARCH以上に行っておくべきだった…
③しかたない…。もう、人生の限界が見えてきた…
1つ目を感じる人は、ほんまに悔しい思いをしていると思います。
ある大学生は、「建前上差別のない日本に住んでいて、生まれた初めて差別をされた気がした」と言ってました。でも、そんなこと分かってるのですから、それが嫌なら浪人してでも上の大学に行っておくべきだったのです。
2つ目は、中学の友達が自分より下の方の高校なのに、浪人して関関同立に行ってて、自分は滑り止め大学に行ってる…というケースでよく思うようです。
例えば、御影高校や星陵高校や夢野台高校の子らが関関同立がダメで滑り止めの大学とか、中堅の国公立に現役で行ってる時、六甲アイランド高校や県立芦屋高校や東灘高校や鈴蘭台高校や高塚高校や須磨東高校や伊川谷北高校から浪人してでも関学や同志社に行ってる友達がいたら、いくら高校の時は上の高校で優越感に浸っていても、就活では間違いなく負けて悔しい思いをします…。
3つ目は、まだまだ若い大学3年の時点で、すでにいろいろな可能性がなくなったと感じて、やる気をなくしてしまうケースです。
関関同立やGMARCHより下の大学に行けば、今から3年後ぐらいには確実に学歴フィルターで困る!と分かっているのなら、今、現役で関関同立やGMARCHに受かっておくか、もしくは人生的なリスクヘッジで、浪人してでも関関同立ぐらいには行っておくべきです。
滑り止めが安全策と思っている人、実は、自分で自分の首を絞めている可能性が高いのです。
ちなみに、藤井セミナーから浪人して関学に合格した生徒がどこに就職していったか…、近年の結果を、みんなが名前を聞いたことがあるような大企業に限定して紹介しておきます。
浪人して関学(男子)三井物産、サントリー、富士通、東京海上日動、パナソニック、東芝、キーエンス、本田技研、ネスレ、JCB、など
浪人して関学(女子)パナソニック(4名)、富士通(3名)、NEC(2名)、三菱電機、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、野村証券、川崎汽船、関西のトップレベルの私大の職員(3名)、JT。
ここで紹介したような会社は、最低でも関学や明治大学ぐらいには行っておかないと、チャンスはゼロだと思われます。
この他にも一流企業にたくさん就職していってます。
なので、高校3年生の人は、目先の意味の無い安全策で滑り止めを受けるのではなく、人生的なリスクヘッジ、人生的な安全策として、滑り止めは受けずに、関学・同志社・明治大学以上の大学に絞って、現役で合格を目指してください。
それでダメなら、浪人して同志社や明治や早稲田慶応に行けばいいだけです。
浪人なんてたった1年です。
すぐ終わります。
これは、あくまでいくつもある大学受験のスタンスに関しての1つの意見です。
これから願書を書く人は、こんな意見も参考にして受験大学を決めて下さい。
実際、「滑り止めを受けない!」「最低でも関学や明治大学以上!」という大学受験の仕方は、関関同立やGMARCH以上の大学生や出身者の中では、少数意見ではないと思います。
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