昨日でバリにて商談をした印刷会社からの見積もりが全部出揃いました。結果は、ダメでした。一番安くても今まで発注していた香港の印刷会社より二割増しだったのです!最初は、インドネシアの人件費は安いからカードの制作なら安くできると思ってんけどな…。
ある資料によるとインドネシア人の平均月所得は1万円弱です。でも、実際は仕事が無い人達がたくさんいて、その人達が平均を押し下げていると思います。ちなみにアンディに聞くと「月平均は4万円ぐらいじゃないの?」で、プトゥに聞けば「10万円ぐらいじゃないの?」となります。おそらく自分の周りを見ての発言なので統計とは大きな差があります。僕の感覚では、バリはバイクと携帯がある大正時代、タイは昭和30年代、香港はある意味日本より進んでるところもあるぐらいです。いくらバリの人件費が安くても香港の軽工業の底力には勝てなかったと言うことです。
今まで頼んでいた香港の印刷会社は、アメリカのノースウエスト航空の機内食のメニューや、中国政府から小学生の漢字暗記カードやヨーロッパからも色々と注文を受けています。つまり国産競争力をかなり必要とされるので、製造過程でのコストダウンと効率化を徹底的にしてるのだと思います。さらに、英語で取引ができます。
僕は、外国にいくたんびに「日本人に生まれただけで勝ち組!。チャンスは大事に活かさんとあかん!!」って思います。そう思って日本に帰ってきたらやる気がでます。だから、みんなも、大学に行ったら、絶対に早い時期に外国に行くべきです!。
もし、自分がバリの月収1万以下の家に生まれたら、そこから這い上がってリッチに生きていくことができると思いますか??でも、日本にはチャンスがごろごろあります。受験勉強なんか、全くリスクのない天国でのチャンスみたいなものです。だから日本に生まれただけで勝ち組なのです。
例えば、アンディはビーチでジュース売りからスタートして、日本語は独学でペラペラになって、名古屋の金持ちに「見所がある奴や!」と認めてもらい、車を買ってもらってから人生が開けました。プトゥはウィンドサーフィンとサーフィンの達人で湘南でプロサーファーだったこともあります。当然日本語はペラペラ。そうやって、バリでガイドの仕事ができるようになりました。それよりも二人とも頭が切れて観察力があってよく気がつく性格です。
ほんま、外国に行って、色々な人らと交流すると、日本に帰ってきたら、すっごくやる気がでるから、大学に行ったら、自分への投資だと思って、早く外国に行きましょう!
写真は、バリでの商談風景です。ここの印刷会社が一番安くて、信頼できそうやってんけどな….。でも、価格が….。