睡眠について考える 後編💤💤💤

こんにちは。阪急川西能勢口駅東改札11番出口から徒歩2分の大学受験専門塾、藤井セミナー川西教室です。

さあ今回は睡眠パートの「後編」です。皆さん前回の記事以降、睡眠に対する意識は変わってきましたか?前回は睡眠の量、そして睡眠不足がどのような影響を及ぼすのかについて見てきました。今回はより睡眠の質を高めるために良い具体的な行動について紹介したいと思います!!

とその前に、睡眠いついての知識を少しだけ。
睡眠には
・レム睡眠(体は眠っているけど脳は起きている睡眠)
・ノンレム睡眠(体も脳も眠っている睡眠)
の2種類があり、それらを繰り返しながら眠っています。
眠りについてすぐに訪れるのはノンレム睡眠で、これが睡眠全体の中で最も深い眠りなのです。つまり、1番深い眠りは最初にやってくるわけですね。そして、睡眠の質を高める上で1番重要なのは、「最初のノンレム睡眠」をいかに深くするかなんです。この最初のノンレム睡眠がおよそ90分とされているため、「黄金の90分」と表現されることもあります。それぐらい最初の90分が大事なんです。では、最初の90分を深くすることのメリットの一つとして

自律神経が整う

ということがあります。入眠後、眠りが深くなっていく段階で、交感神経の活動が弱まり、副交感神経優位になっていきます。活動時は交感神経、休息時は服交換神経という自律神経の役割交代が円滑に進むことで、脳も体もリラックスし、きちんとした休息をとることができるとされているのです。日常で起こる体調不良、「頭痛」や「ストレス」、「疲労感」「肩こり」「冷え性」などには、自律神経の乱れが起因している可能性が高いため、日々の体調を整えるという面でも、最初の90分の質を最大化したいところです。

それでは具体的にはどのような行動をとるといいのか??いくつか挙げていきたいと思います。


就寝の90分前の入浴

スマホを触らない

アラームは2度セットする

朝は太陽の光を浴びる

よく噛んでご飯を食べる

汗だくになるほどの運動を避ける

これぐらいは受験生でも即座に実践できるのではないでしょうか。どれも今日からできるものばかりです。重要なのは寝ている間は体温が低いということと、活動中にしっかり動いて疲れるということです。これらを意識し日頃の生活から取り組み直してみましょう。

番外編:昼寝は悪か?

結論から言うと、昼寝をすることは悪いことではないが、長時間の仮眠は良くない。です。
今では、GoogleやNIKEといった企業では、勤務時間中に昼寝を推奨しているそうで、昼寝に対する意識の変化が伺えます。スペインでは午後3時頃になると商店や企業、観光庁などが休業時間をとるそうなので、昼寝はして良いものだという認識を持って良いと思われます。しかしながら、1度に60分以上昼寝をする習慣がある人は、それ未満の昼寝をする習慣がある人に比べて、認知症発生率が高いことから、昼寝のし過ぎは良くないということがわかっているため、あまりお勧めできない。つまり、少々の昼寝は効果的と言えるので、後ろめたい気持ちになる必要はなく、眠たい時は思い切って寝ることが勉強を進める上で最善の策となるかもしれない。

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