睡眠について考える 前編  💤💤💤

こんにちは。阪急川西能勢口駅東改札11番出口から徒歩2分の大学受験専門塾、藤井セミナー川西教室です。

突然ですが質問です。

受験生の皆さん、よく眠れていますか???



大学受験を迎える人なら1度ぐらい徹夜をしたり、夜更かしをしたことがあるかと思います。今回のテーマは「睡眠」ということで、この「徹夜」や「夜更かし」がどれだけ日常生活や勉強のパフォーマンスに影響が出るのかについて

西野精治氏の著書である『スタンフォード式最高の睡眠』を基に考えていきたいと思います。

著名な経営者やトップアスリートは睡眠にこだわりを持っているという話をよく耳にしますし、自分自身も大学受験に向けて勉強していた時はより睡眠を大切にしていました。近年では様々な研究結果から、睡眠の重要性について語られているので、睡眠は受験勉強においても重要なファクターと言えるでしょう。睡眠の質を極限にまで高めて、日々のパフォーマンスを最大化させましょう!!

今日は睡眠の量について掘り下げていきます。
結論から言うと、、、

6時間は寝ましょう!!

そしてそれを継続しましょう!!

本当は8時間寝るのが良いそうなので、それでも足りないくらいなのです。そもそも日本人の平均的な睡眠時間は世界と比較しても低く、アメリカやフランスの平均睡眠時間は日本のそれより1時間以上多いのです。60年ほど前の日本では60%以上の人が10時に就寝していたとか。今では20%ほどだそうで、、、、まあそれはそう!ってなりますよね。自分も10時に寝たのは1番最近で高校生の時ぐらいですし、10時に寝ているという話は周囲の人から聞いたことがありません。テクノロジーの発達など様々な要素が考えられますが、睡眠の常識が変わりつつあることは否めない状況です。

では、「睡眠不足」は、どのような影響を与えるのか?何がどうなるのか?

ここでは大きく2つ紹介したいと思います。

1つ目は、、、

マイクロスリープが起こる💤


マイクロスリープとは瞬間的居眠りと言われるもので、1~10秒間突発的に居眠りしてしまうことである。これは睡眠不足により起こる脳を守るための防御反応だと言われています。人によって必要な睡眠時間は異なりますが、それらを下回り必要な睡眠時間を確保できていない時、このマイクロスリープが起こる可能性が高まります。大学受験は受験大学の合格最低点を超えることでその大学への入学資格が与えられるわけですが、時間という制約の中で争わなければなりません。テスト中は時間通りに解き終えなければなりませんし、普段の勉強においては次の受験までに高得点を取れるだけの実力をつけ、準備をしなければなりません。つまり、大学受験は時間との勝負でもあるわけです。その中で、数秒間のマイクロスリープがこの先何回も起こるとしたら、ましてや受験中に何度も思考が停止したら。そう考えると怖くなりますよね。この現象に本人が気付かないことも多く、見逃されガチですが、冷静に考えてみると避けたい反応ではないでしょうか。

もう1つは、、、

リバウンドスリープの発生💤

短時間睡眠の後にやってくる深い眠りのことをリバウンドスリープと言います。3時間ほどしか睡眠を取らないいわゆるショートスリーパーも世界にはいるわけですが、全人類のほんの一握りですし、遺伝が大きく関与しているので好転的なものではないと言えます。ナポレオンはショートスリーパーとして有名ですが、真似するのは非常に危険です。自分は高校時代3時間睡眠で生活をしていて、日常のパフォーマンスはすこぶる悪かったので、心から後悔しています。笑

それはさておき、睡眠時間を削ってしまうとその分睡眠をどこかで取らなくてはなりません。これは非常にもったいないことなんですよね。受験勉強をする中で、中長期的に結果を出すためには良い「習慣」が大切です。毎日同じ時間に就寝し、同じ時間に起きて勉強する。この時間はこの勉強をする。など、人によって内容はまちまちですが自身にとっての習慣が実力に大きく影響してきます。そこで、夜更かしをして睡眠不足に陥ると結局どこかでその分の睡眠を取り返さなければ、心身共に良い状態には戻りません。また一定の期間ごとにスケジュールを立てて勉強している人にとっては、計画の崩壊にも繋がりますし、リスケジュールするのにも時間を使わなくてはならないわけです。ほとんどの場合において「夜更かし」が睡眠不足の1番の原因と考えられますが、結局のところ、「睡眠不足」という状況は、時間の制約がある勝負事においてはマイナスな面が大きいと考えられるのです。これらを踏まえると、一定の睡眠時間を確保し、自分似合った勉強習慣を身につけ、継続することが合格への近道だと言えるのではないでしょうか。是非皆さんも意識して取り組んでみて欲しいなと思います。

ここまでは、睡眠の量についてと、睡眠不足がどのような影響を与えるかについて見てきました。次回は睡眠の質を上げるのに良い具体的な行動を紹介したいと思います!!

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