みなさん、こんにちは!藤井セミナー吉祥寺教室です。
藤井セミナーでは、「英語と社会でぶっちぎる」をテーマに指導を進めています。(国語をやらなくていい!というわけではないんですよ💦あくまで優先度の話です!)
ということで、日頃から「社会を詰めて詰めて詰めまくるんだ!」と指導をしてるのですが、毎年社会をしっかり詰めた子は一般入試でも9割をとってくるということはよくある話です。センター試験では受験生の90%が85点以上をとったという年もあるぐらいです。
ということで、大学共通テストや一般入試まで日にちを迫ってきたので、今回は本番を迎えるまでの社会の進め方について紹介していこうと思います。社会はとにかく覚えたらすぐに点数に反映されやすい科目です。
1つ覚えたら1点につながり、その1点が合否の命運を分けると言っても過言ではありません。共通テストまでの1週間、そして一般入試までの数週間、社会を頑張りまくって下さい!
以下、赤本シートのコメント・アドバイスです。
赤本をやっていく中で、各々得意なところと苦手なところが出てきたと思います。普段も皆さんが送ってくれたものを一通り確認しているのですが、「ギリシア史が全然できなかった」とか「平安・明治は要復習」などといったコメントを目にします。先週、赤本提出をしてくれた人に「これからの社会の勉強の仕方」についてアドバイスです。
苦手なところと得意なところは同じ量やらない
みなさん、社会の通史を行う時にどういう風にやってますか?おそらく、古い時代(世界史ならオリエント、日本史なら縄文時代)から戦後までだと思うのですが、とにかく苦手なところは時間をかけないと永遠につぶせないので、いかに苦手なところに時間をかけられるかが大事です。
私の受験時代のやり方を例に挙げてみます。
私の場合、ロシア革命・近現代エジプト・戦後史が苦手でした。みなさんが授業で使っているような詳説ノートを私も使っていたのですが、ノート1冊を14日間で通史を1周していました。このときにどんな風にやっていたかというと、上記の「ロシア革命・近現代エジプト・戦後史」は毎日目を通すようにしていました。ギリシア史・ローマ史・中世ヨーロッパは得意という自負があったので、5~10分でさらっとおさらい。という感じで得意なものは確認程度で、その分苦手なものに時間をかけるイメージです。ちなみに、苦手なところは常に変わっていきます。特段苦手意識はなかったのに、赤本でドサッと問題が出てきて失点してしまうということはよくあります。社会の苦手つぶしはいたちごっこなので、受験を迎える最後までその時の苦手をつぶしていってほしいと思います。
ノートと用語集をW使い
ノートと同じぐらいフル活用してほしいのが、山川の用語集です。各大学(特に明治と早稲田)ともに山川の用語集からよく出題されます。難しい大学であればあるほど、用語集の見出しの単語ではなく、見出しの中に出てくる言葉や説明が問われたりします。
例えば、両税法についてです。
両税法:8世紀後半(唐代半ば)から16世紀後半(明代後半)まで実施された税法。780年宰相楊炎が、農民の土地所有を公認し、租調庸での諸課税を一括して、両税法を施行した。名称は,夏(6月)、秋(11月)の2回の徴税に由来する。 原則は、土地所有者が税役負担者で、各戸の資産に応じた銭納、耕作面積に基づく穀物納入である。ただし、銭納のかわりに絹布による納入が広くおこなわれた。
難しい大学では、両税法や施行した楊炎が問われるよりも、「夏(6月)、秋(11月)の2回の徴税」、「銭納が原則」、「絹布による納入がおこなわれたことも」といった類が出るわけです。これらの情報をノートに書き込むとめちゃくちゃ時間を食うので、自分が行きたい大学で出題されて、できなかったところを蛍光ペンやボールペン等で用語集に直接マークしてあげるといいですよ!(知ってたところまでやると時間食うのでやらなくていいと思います!)ちなみに、行きたい大学が2,3個ある場合は色分けもしておくといいですね!
いかがだったでしょうか?社会はとにかく通史を頑張ってる!という人が多いと思いますが、もし仮に受験した大学で運悪く苦手な分野しか出題されなかったらどうでしょう?笑うに笑えない事態になります。「苦手な分野しか出題されなかった事態なんてありえない!」と人もいるでしょう。ですが、特に日本史と世界史は膨大な範囲を覚えないといけないので、100%ありえないとも言い切れません。自分の行きたい大学のどの年を解いても90%以上を安定して取れるならいいのですが、なかなか90%安定して取れない!という人は是非上記のやり方を試してみて下さいね😊
それでは、受験生の皆さん、あと数週間追い込み頑張ってください!
藤井セミナー吉祥寺教室 2022年度新塾生大募集!
入塾説明会こちらから👇
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
YouTubeでも藤井セミナーの長文の授業スタイルを紹介しています。
(YouTube上でのご視聴はこちら)
是非ご覧ください!
藤井セミナー吉祥寺教室
☎ 0422-23-7734
✉ kichijyoji@fsemi.co.jp
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
お申し込みはこちらから↓↓