産近甲龍になるか関関同立になるかの違いは?
今、偏差値40ぐらいの人、産近甲龍を目指しているのでは?
そこで、ちょっと待って!!
確かに、今偏差値が40ぐらいの人が、高3の4月から受験勉強を始めたら、産近甲龍の可能性が高まります。この場合の準備期間は、10カ月。
でも、高2の11月から始めたら、10か月後の高3の秋には産近甲龍に余裕で突破します。
なら、そこから、あともうちょっと頑張れば、関学や同志社です。
この場合の準備期間は15カ月です。
これで、気づきましたか?
産近甲龍になるか、関関同立になるかは、頭がよいからじゃないのです。
ちょっと早く始めるかどうかなのです。
だから、なるべく早く受験勉強を始めましょう!
高2の11月から始めたら、誰でも関関同立に行けるやん!(…と、言いたいぐらいです)
産近甲龍ではなく、関関同立に行くメリットは?
メリットは沢山ありますが、大きな点を2つ紹介しておきます。
① 大学4年間のキャンパスライフ
関関同立の学生は、中堅の高校からだとやっぱり英単語を必死で覚えて、難解な英語長文も速読がある程度はできて、社会も必死で覚えて…という過程で合格した学生です。つまり、中堅高校からだとかなりの努力はしていると思います。また底辺高校から浪人して関関同立に合格したなら、かなりの戦略を持って1年を計画的に乗り切った結果で合格しています。また、そこそこ難関の国公立大学を惜しくも滑って関関同立…という学生なら、勉強面ではかなり優秀です。
関関同立では、どの大学でも1学年で5000人から6000人ぐらいの学生がいます。その学生の中で一般入試を経て合格した人たちは、努力、戦略、計画、優秀…と、受験勉強を通じて何かを身に付けたり成し遂げているのです。そういった人たちと友達になって送る4年間となります。一般的には、学歴は大学までです。なので大学でできる友達はその後の一生の友達になる可能性が高いのです。自分が4年間、どういったタイプの人間の中で過ごしたいか??と考えたら、やっぱり関関同立ぐらいには行っておきたいと思いませんか?
② 就職活動
大学3年から就職活動が始まります。一般的には、産近甲龍からは大手企業には行けません。これは大手企業がかける学歴フィルターと呼ばれているものがあるからなのです。
まず、学内企業セミナーとかインターンなどから就職活動は始まります。例えば、関学や同志社や明治大学などは、毎年800以上の企業が大学に説明会に来てくれます。たいていは大学のOBが来るようです。毎年のように、大学生が持っている学内企業セミナーのリストをコピーさせてもらっているので、例えば関学だけでもザーッとみると、日本銀行、富士通、三井住友銀行、東芝、野村證券、味の素、三菱商事、丸紅、東京海上日動、パナソニック、三菱重工、日本製鉄、NEC、大阪ガス、などが関学で説明会を開いてもらえます。今紹介した企業は、各業界でトップレベルの企業なので、もうこれ以上の企業は無いという事です。
これが、地方国公立や産近甲龍になると、来てくれる企業が200ぐらいだったり、地元の中小企業や子会社だったり…とかになります。
大手企業が100%良いとは思いませんが、少なくとも、給料は高いし、待遇はいいし、大きな舞台でやりがいのある仕事もできるし、その結果転職にも有利になるし…。特に女子は絶対に大手企業に行った方が良いと思います。理由は長くなるので、ここではカットします。
偏差値40の高校2年生が関関同立に行くために、やめるべき勉強方法は?
まず、不利な勉強方法を4つあげます。つまり効率が悪いので辞めた方がいい勉強方法です。
① 予習型の勉強
② 映像授業
③ 個別指導
④ ネクステ、スクランブル、ヴィンテージの類の英語の問題集
この4つは、典型的な高校生や英語が苦手な高校生にとっては、大学受験勉強の方法としては本当に効果がむちゃくちゃ薄いので、すぐやめましょう。
ここで想定している高校生は、『部活を頑張っている高校生で時間が無い』、『英語が嫌いとか苦手な高校生』、『そもそも勉強はあんまり好きじゃない』、『勉強に対してのやる気も薄いか無い…』…こういった高校生を想定しています。
では、こういった想定での高校生が、上記の4つの勉強方法を辞めた方が良い理由を簡単に言っておくと…
①予習
・時間がやたらかかる➡勉強が嫌いになる。
・そもそも、受験本番では予習なんかできないので実践的ではない。
・英語に関しては長文速読力がつかない脳に仕上がってしまう。
②映像授業
・スポーツも音楽も勉強もスキルアップには繰り返しのアウトプット作業が不可欠。映像授業はインプット。
・結局ノルマに追われて、倍速で見たことにして次に行くはめになる高校生が非常に多い。
・受験においての勉強をするべき優先順位を無視して大量に契約をさせられて、得意科目ができない。(巧みな営業トークで不要な科目まで取らされる)
・そもそも、スマホも含めて映像は脳に悪い…
③ 個別指導
・先生と仲良くなれば、ナーナーになって勉強にならない。
③④に共通する弱点
・他の生徒の勉強やレベルが分からないので、不安になるか、やる気が出ないか…。
・やってる事をスピード感を持って数値化して全体の中での自分を客観的に見て頑張ることができないので、ライバル心や負けじ魂を利用した勉強ができない。
・そもそも、受験の本番は個別でも映像でもないので、根本的に受験の練習にならない。
④ ネクステ、スクランブル、ヴィンテージの類の英語の問題集
・問題集としては良いものだが、やるのには時間がかかりすぎる。
・効率が悪すぎる。not only A but also B など4回ぐらい出てくる
➡藤井セミナーの生徒は、これらの本にある文法や熟語や構文は1500枚の英熟語カードを使い、スキマ時間だけの利用で暗記をしています。こうやって覚えた後にサッと知識の確認でこれらの問題集を使う方がよっぽど効率的。
偏差値40の高校2年生が関関同立に行くために、採用すべき勉強方法は?
じゃ、どんな方法の勉強がいいのでしょうか?
それは、次の3つを組みあせた勉強方法が一番効率的で、やる気もモチベーションもアップする勉強方法となります。
① 集団授業(ライバル心を利用してやる気が出る)
② 予習は無しの復習中心(部活もピアノもギターも弁護士や会計士の専門学校にも予習はありません)
③ スキマ時間活用(英語の勉強は、スキマ時間だけで実力がアップする!)
藤井セミナーの生徒の多くは、英語が苦手でできない所から、復習だけで英語力をアップさせていってます。しかも、この勉強方法では、筆記用具も椅子も机も必要ありません!