共通テストを受けなくてもいい高校生 藤井セミナー(神戸三宮)英語力アップと関関同立に強い!大学受験の塾・予備校

共通テストは受けるべきですか?と言う質問が増えて来ました。共通テストを受けるのが普通…という感じで高校の先生に「受けろ」と言われる高校生が多いようですが、実際は共通テストは受けなくてもいい人は大勢います。
そもそも、センター試験時代より、センター試験や共通テストを受けても利用しない人が約25%もいるのです。利用しないのなら、お金と時間の無駄となります。受験料を高校側が負担してくれるわけではないので…

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藤井セミナー
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このような受験生は共通テストは受ける必要無し!

①関関同立やGMARCH以上を目指している
②でも、今はまだ実力不足なので試験本番までには間に合わそうと頑張っている所
③そして、下の方の大学は行くつもりも受けるつもりもない

受験大学を決める指標の1つに、大学3年から4年にかけての「就職活動」の現実があります。
藤井セミナーからは、ここ数年で関西学院大学に浪人で進学した女子だけでも、以下の企業に就職が決まっています。

パナソニック(4人)、富士通(3人)、三菱電機(3人)、三菱UFJ銀行(2人)、NEC(2人)、日本たばこ産業、川崎汽船、帝人…など。これらは私が就職活動のお手伝いをした人だけを紹介しているので、それ以外の人でも大手に決まっている人はたくさんいるはずです。今年の関学4年で、六甲アイランド高校出身の浪人経験女子がいますが、彼女もパナソニック、東京海上火災、損保ジャパンから内定をもらっています。

ここで「浪人女子」と限定したのは、3者面談などをしてて感じるのは、やっぱり「女子で浪人」したら就職は弱い…と誤解している人が多いと感じるからです。

このような現実を考えると、大手企業からは学歴フィルターがかかる産近甲龍はさけて、関関同立以上に進学するべきだと思います。たとえ浪人してでも。

そうなると、高校3年生は「滑り止め」なんて考える必要はなくなり、シンプルに関関同立のどこか2つぐらいに絞って徹底的に過去問対策ができます。

過去問対策の、目的は2つあり、同じようなパターンで出る問題や知識に慣れて覚える事と、その大学の制限時間に対する時間配分に慣れる事です。この過去問対策を、実力が伸びてからやろう!と思ってたらダメ!現役の高校3年生の多くは、実力が伸びるまで待ってては過去問対策は間に合わないので、少々点数がわるくても、今からやっていくべきです。

受ける大学の過去問対策を徹底的にしようと思えば、さらに共通テスト対策をプラスでするのは、かなり苦痛になるのです。しかも、まだ実力が発展途上で、英語や社会の基礎的な実力を伸ばしていく作業も必要なのですから。

ということで、上記の①②③に該当する高校生は、共通テストを受ける必要な無い!と言う結論になります。

※関関同立GMARCHの中で、青山学院大学の一部に共通テスト併用の募集人員が多い所があります。

大学の受験方法による募集人数から、共通テストが有利か不利かを判断!

共通テストが必要かどうか考える時に、まず、自分が目指している大学の受験の仕方を調べて、共通テストが必要かどうか確認してください。共通テスト利用の受験の方法があれば、次にその募集人数を見てください。

例えば、同志社大学の経済学部なら、2024年の共通テストでの募集人数は27名です。一方で、一般入試での募集人数は510人です。(一般入試での募集人数は2023年のデータしかありませんでした)

つまり、510人の中に入る方が可能性が高いのか、27人の中に入る方が可能性が高いのか??というところです。

関西学院大学なら、2023年から入試携帯が大きく変わって、共通テストで国語と社会を受けて、英語だけ関学に受けに行く試験の日に、「均等配点型」という試験形態で関学で3科目受験する方法ができました。なので、もう共通テストは本当に無視できると思います。3科目型の共通テスト利用もありますが、例えば商学部なら関学で試験を受ける全学部日程と学部個別日程の合計で募集定員は265名となっています。一方で共通テスト利用の1月出願は、募集定員が45名となっていますが、これは3科目型、5科目型、7科目型の合計で45名です。さらに後期試験に相当する3月出願は10名ですが、これは4科目型、英数3科目型、3科目型の合計で10名です。かなり確率が悪いと思いますが、このために共通テスト対策をするのが、全体から見て効率的かどうか??で判断する必要があります。

明治大学の場合は、商学部の共通テスト利用の試験では、4科目型、5科目型、6科目型のどれでも数学が必要なので、典型的な私学文系の人は無理でしょう。経営学部なら3科目型で数学がいらない方式がありますが、入学定員は25名です。一方で、普通の一般入試の学部別と全学部統一の合計なら入学定員は369名になるので、やっぱり共通テスト利用より一般入試にかけた方が合格しやすいと思います。

青山学院大学は、共通テスト利用の募集人員が多い受験方法がいくつかあります。例えば、経営学部経営学科なら、一般選抜の個別学部日程で、共通テストで国語と社会と英語を受けた上で、青山学院大学の独自問題の英語を受ける方法が、約160名の募集人員となっています。これをA方式といって、他の方式ならB方式が40名、一般選抜の全学部日程が25名、共通テストだけの入試が10名となっています。ただ、経済学部の経済学科の一般選抜の個別学部日程なら、大学の独自問題で英語と社会の2科目受験で180名の募集人員となります。これは経済学部では最大の募集人員となります。

このように、共通テスト利用の入試の募集人員を調べて、チャレンジするかどうかを決めるのがいいと思います。一般的には、難関国公立大学を受験する頭のいい受験生が、どっちみち受ける共通テストを利用して関関同立やGMARCHを滑り止めに考えるケースがあるので、そういった受験生に勝てるか??ということです。

共通テストは1回の受験チャンスしかないので、今、勉強がまだ遅れ気味な人は、やっぱり共通テスト対策なんかより、受験チャンスの多い一般入試の対策に集中する方が効率的で得策では??と思います。

受験対策から有利不利を判断!

これは、2023年の4月20日の朝日新聞の記事からの抜粋です。

「大学入試センター試験の時は、センター対策がある意味、私立大一般入試の基礎対策も兼ねる部分がありましたが、共通テストは問題内容が大きく変わったことで、別途、共通テストのために勉強しないと得点できません。私立大専願者にとっては、共通テストを受けるメリットがないと考える人が増えてきていると思われます。」

共通テストは、実際、普通の私学の試験とは形態が違いすぎます。センター試験の時代なら、まだ大きく考えると似ている部分も多かったのですが…。

なので、共通テストを受けるなら、それ用の対策をする必要があるのですが、その対策がほぼ私学には関係なくなってしまうのです。しかも、受験回数は1回…。どれだけ効率が悪いか…ということです。

難易度で言うと、例えば英語なら、それほど難しくはありません。ただ、時間さえあれば…ということです。イメージは、高速で情報をあさって、パット感じてサッと答えるような問題です。なので、入試の問題のコンセプト自体も違うような感じがします。

一方で、国公立を受験する優秀な高校生は、共通テスト対策もばっちりやってきているはず。彼らは、難関国立大学の滑り止めで、どうせ受ける共通テストを利用して私学にも出願してきます。そんな彼らと、募集定員の枠が一般入試枠よりもかなり少ないところで勝負できますか??ということです。

そもそも、私大側からすれば、難関国立大学を惜しくも滑った優秀な生徒を共通テスト利用枠で欲しいための入試形態なのだと思います。

受験の機会(回数)から有利不利を判断!

共通テストって、たった1回の受験機会しかありません。一方で、私学文系で英国社で受験する場合、同志社や関西学院大学や関西大学に行きたい人は、1つのタイプの受験対策で6回も受験ができます。立命館大学でも5回です。

例えば、同志社か関学に行きたい人で、まだ英語や社会の実力自体を伸ばす必要がある人が、同志社や関西学院大学の過去問対策に加えて、共通テストの対策を十分にできるか??という問題が出てきます。しかも、共通テストは1回の受験チャンスしかないのです。

これを考えたら、共通テストの試験対策は効率が悪すぎます。

高校の先生が受けろと言うのはなぜ?

今までの生徒から聞いた話では、多くの高校ではかなり強制的に共通テストを受けさせられているようです。これは、地方に行けば行くほど、高校の先生の権力が強いようで、この傾向が強まるようです。

受験料は生徒が払うのに「共通テストは関係ないので受けません」と言った高校生に、学校の先生が「受けろ」と言う理由は主に次の3つです。

①「みんな受けるから」「そういうものだから」
②私大の受験の前に、一回緊張感に慣れておく
③受験の可能性が広がる

まず、最初のコメントは学校の先生としてはあり得ませんね…。

生徒には、自分でいろいろな事を考えるように仕向けるのが先生の役割では??
なのに「みんながするから、そうしろ」って、先生の言う言葉じゃありません。

じゃ、次の2つの話は、果たして本当か?

高校の先生に楯突く気はサラサラないのですが、今までセンター試験や共通テストを受けてきた高校生にアンケートをしてきた結果では、この2つの話は嘘とは言いませんが、ほとんど関係ありません。

まず、②の「緊張感に慣れる」の方ですが、高校生へのアンケート結果では全く関係ないようです。

以下は、高校生のコメントです。

  • 同志社の赤本ばっかりしていて、共通テスト対策はしていないので、形式が違いすぎて共通テストができるとは思えなかった。なので全然緊張しなかった。でも同志社の1日目は緊張した。(彼は同志社に現役合格)
  • 関大の試験が始まるのは2月1日なので、共通テストから2週間もたっている。共通テストは利用する事はないのに受けさせられた感じで嫌々受けに行ったので緊張なんてしなかったけど、関大志望なので、2月1日は緊張した。なので、共通テストを受けたのは時間とお金の無駄だった。

次に③の「可能性が広がる」について、共通テストを受けた高校生のコメントです。

  • 大学はどこでも良いとは思っていなくて、浪人してでも絶対に関学か同志社に行きたかった。なので、下の方の大学に願書が出せると聞いても、下の方に可能性が広がっても自分には全然関係ない話だと思った。

高校の先生が「共通テストを受けろ!」というのは、先に紹介した理由3つはタテマエで、もしかしたらホンネの理由は別にあるかもしれません。

例えば…
・学年主任や教頭先生から、全員受けさせろ!と命令されている。
・学校として、平均点や、受験者集を集計したいので、数多くの生徒に受けさせたい

本当の理由は、もしかしたらこんなところかもしれないです。
なぜなら、上記の3つの理由であたかも高校生のためを思って「受けろ」というには、説得力が無さ過ぎるからです。

その他の高校生のコメント

今まで、高校生にアンケートを取って来た中から、これまでに紹介した以外の高校生のコメントも記載しておきます。

・高校の先生に「みんなが受けるから」とか「そういうものだから」と言われて、何回も受けろと言われたので、もう面倒くさくなり受ける事にした。でも、試験の当日、やっぱり第一志望の関学の対策をしたくて結局は受けに行かず。高校の先生には無駄になった受験料を返して欲しいけど、受験料は泣き寝入り…。

・共通テストを利用もしないのに、第一志望の関大の2週間前に共通テストを受けに行って、インフルエンザやコロナにかかってしまったら、どうするねん!!って思って、結局お金を払っていたけど共通テストは受験せず。あそこまで高校の先生に「受けろ」と言われなかったら受けていなかったので、無駄なことに神経とお金を使ってしまったと思う。

・同志社志望で、共通テストは関係ないのに受けさせられた。対策もしていないので英語は問題形式に戸惑って、当日の点数は半分弱で落ち込んだ。その落ち込んだ気持ちで同志社の試験まで約2週間勉強するのが辛かった。同志社の英語は8割ぐらい取れて合格したので自信を取り戻したけど、本当に余分なことに時間とお金を使ったと思う。

私立文系志望者で、共通テストを受けてもいいかも…という高校生のタイプ

①要領がよくて頭がいいタイプ

勉強慣れしていて要領がよくて頭がいい人は、同志社大学や関西学院大学などが本命でも、さらいもう1つぐらい対策ができるかもしれません。

②高校偏差値が70前後の高校に通う高校生

長田高校や神戸高校や兵庫高校など、賢い高校に通っていて、日ごろから共通テスト対策を学校でもしている人。そんな人は、個人で対策をする必要はないので、受けてもいいかもしれません。

③そもそも共通テスト型の模試で結果を残して、得意な人

こうなれば、共通テストを積極的に活用するべきです。

④英国社の勉強がはかどっていて余裕のある高校生

余裕があるのだから、共通テストの対策もしっかりとやってチャンスを増やしましょう。

⑤大学なら下の方の大学でもどこでもいい高校生

大学はどこでもいいと考えている人は、受験大学が全部ダメだった後、3月にでもそこか下の方のFランク大学で共通テストでの募集があるかもしれません。

⑥受験料なんて全く気にならないお金持ちの人

とりあえず払っておいて、受けるかどうかは、後から考えてもOKです。
実際、毎年お金は払っているけど、当日は受けに行かずに家で関関同立の受験対策をしている高校生もわりといます。

結論を簡単に言うと…

特に藤井セミナーの生徒は、偏差値30や40からスタートして、なんとか必死で実力を上げて関関同立に受かろう!とする生徒が多いので、そういった高校生にとっては、あれもこれもと対策なんてできません。

そうなら、もう受験大学を絞って、その大学の過去問を徹底的にやりこんだ方が、その大学には受かりやすくなります。受験チャンスも5~6回あるのですから。

私学文系での共通テスト利用の特徴

・募集定員が圧倒的に少ない

・難関国立大学受検者の滑り止めにはもってこい(つまりライバルが難関国立大受験者になる)

・共通テストのチャンスは1回だけど、私学文系の受験機会は数回ある

・一般入試と試験の形式形態が違い過ぎて、センター試験時代とは違って、共通テスト対策は私大の一般入試の対策には役立たない

以上のことから、まだ勉強が遅れているけど、関関同立に行きたい高校生なら、共通テストは受ける必要はないと思います。

 

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これが映像授業や個別指導より、最も成績がアップする方法

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合格体験談

藤井セミナーが対象とする高校生
①今は勉強(特に英語)が苦手だけど、関関同立ぐらいに行きたい高校生
②英語をさらに得意にして、関関同立に確実に受かりたい高校生
③まだ自信がないから、とりあえず産近甲龍と考えている高校生
④理系、看護系、保育教育系で、英語を得意にして得点源にしたい高校生
⑤国公立狙いだけど、苦手な英語だけ利用したい高校

◇藤井セミナーに通う生徒の主な高校
《公立高校》葺合高校、御影高校、六甲アイランド高校、県立芦屋高校、神戸高校、東灘高校、鈴蘭台高校、甲北高校、夢野台高校、兵庫高校、神戸北高校、星陵高校、須磨東高校、市立西宮高校、西宮北高校、西宮南高校、西宮東高校、鳴尾高校、今津高校、県立西宮高校、甲山高校 など
《私立高校》親和女子高校、甲南女子高校、海星女子高校、松蔭女子高校、滝川高校、滝川第2高校、報徳高校、仁川学院、育英高校、武庫川女子高校、神戸学院大付属高校、神戸国際高校…など。

◇合格実績のある大学
《私立大学》慶応大学、早稲田大学、上智大学、同志社大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、学習院大学、法政大学、甲南大学、近畿大学、京都産業大学、龍谷大学、神戸女学院など。
《国公立大学》大阪大学、九州大学、北海道大学、神戸大学、筑波大学、兵庫県立大学、神戸市外大、千葉大学、熊本大学、大分大学、岡山大学、信州大学、山口大学、滋賀大学、高知大学

開講科目
《高校生と浪人生》英語(週2回×2時間)
《高3と浪人生》世界史、日本史、現代文、古典を選択制で受講。

詳しくは、資料をお渡ししながら説明をさせてもらいます

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