現代文の1回目の答案、みなさん出しましたか??

今回出せなかった人も、次回の2回目以降はしっかりと提出してくださいね!

まず、最初に文章を読むときには、次の点を意識して読み進めてください。

 ① ブロックを意識する
 ② 同じ言葉や表現は、グループ分けしていく。

①に関しては、一番大きく分割すると、1~8が辻占に関して、9~13が「私の経験」、14~15がまとめです。
小さく分けたら、もう少し他の分け方もあるので、これが絶対ではありません。話をブロック化して理解すると、後から根拠を探す時に素早く探せます。

②は、基本的には何回も出てくる単語、表現などは、結果的に解答にからむことが多いので、これは無条件で意識する方がよいです。ただ、同じことを言ってても、その表現方法が違う場合には気がづかない時もあるので、これに気が付いていけば、さらに内容が分かりやすく読めます。

今回は、明治の情報コミュニケーションの傾向通り、言葉の意味を問う知識系の問題がおおいようです。純粋に読解力というのは、問3、8、10ぐらいだと思います。

全部は解説できませんが、まず問6です。瞬間で1,2を消せなかった人は、やはり語彙力が弱いと意識して、語彙力アップに努めてください。昔からよくマンガや本や新聞を読むような人は、「つくづく、嫌になった…」「つくづく愛想が尽きた」とか、思いつくと思います。念のために辞書を引くと、「つくづく」には「深く感じるさま」とあります。だから、瞬間で1,2を消してほしいのです。
次に、26行目に「神経」があって、そこから読み進めて29行目に「神経を張りつめる。」までをしっかりと読めれば、自信を持って「ますます」が入ります。「臆病」が「悪いしるし」まで進んでるのですから。これで、この設問は解決。

問8は、「関係ない事の中に、無理やり読み取るもの」は何??と頭に置いておく。それとは別に、46、48行目に「しるし」があります。2回読めば、29行目にも「しるし」を見つけられる。②で言ったように、何回も出てくる言葉は答えにからむことが多いと知っておけば、この「しるし」は3字なので大いに疑ってみる価値はあります。それだけでも、ここでは正答できますが、29行目の「誰も相撲の話をしてないのに負けたのでは?」と思ったり、48行目の「悟りを外から受け取る」という所で、確信を持って答えが「しるし」となると思います。

問10は、②の事から8行目の「往来…耳を傾け」、14行目「ふと耳をはさんだ赤の他人の言葉」、20行目「往来の声に…」とあります。だから、1,2はすぐ消せます。次に5は確かに本文中に「神」が何回か出てきますが、これは本当の意味での「神」ではなく、「神がやどる」と書いているので、「神」が決めているのではないと判断できると思うので、はずせます。3と4の勝負ですが、ここからは難しいと思います。
結果から言うと、3の「感情的な影響力」ですが、2ブロック目の「私の経験」からはそう思うかもしれませんが、これはあくまで具体例。その後の3ブロック目のまとめでは「感情的な影響力」と限定はしていません。
一方、4の「無意識に思っていたことが表面化」という記述は48行目の「声として受け取って、自分自身を救い上げる」を表現していると思うのです。したがって、答えは4です。

現代文は、たまに、赤本、青本などで答えが違う場合もありますが、自分なりに解法のルールを習得して、それにそって解いていくと正答率があがります。現代文は満点は無理でも、偏差値40ぐらいから60越えぐらいは行けるものですから、後は、英語と社会でぶっちぎって、早慶上智、関関同立、GMARCHに合格です!

現代文に関しては、毎週、しっかりと1枚を考えて提出して、答え合わせをして、ランキングを見て、そして水曜日に予定しているこのブログを見て考えれば、絶対に現代文(現国)の成績はアップするので頑張ってくださいね!

でも、あくまで重要なのは、1に英語、2に社会(世界史、日本史)です。私学文系なら…。

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