今週の黒8の長文はちょっと長くなりましたが、内容は簡単です。この時期はちょっと難しくしたり、またやや簡単目に戻ったりして、だんだんと全体的には難しくしていってます。2週前は、短かったけど難しかった長文です。今回はやや簡単目だけどちょっと長目の長文です。同志社の長文は、この約2倍のの長さの長文が2題でます。その他の関学、関大、立命、GMARCHなどでも、1題ぐらいはこの2倍ぐらいの長文が出る可能性があるので、だんだんと長い長文にも慣れていきましょう。(難しいとか簡単とかは、来年の2月ぐらいの入試の時の感覚で言ってます)

 
じゃ、この下を読む前に、この黒8の長文の第1段落の内容を、さっとまとめることができますか?一度、第1段落の内容をまとめてください。 …………

第1段落 

 頻繁に人が移動する社会での人付き合いと、そうではない国との話を紹介。まだ一般論。
 
第2段落
 アメリカでは…のパターンを紹介。この段落では、えらくアメリカ人ってフレンドリーで、ええ感じやん!って思います。

第3段落
 ここで、第1段落が一般論でなくて、アメリカと、その逆のパターンの話の予告編だったのか…とわかる。アメリカのさっきの「フレンドリーでいい感じ」も、「時間がかからなかったらね!」ということです。20行目の後半からは、アメリカ型と違うパターンを紹介です。

第4段落

 じゃ、なんでアメリカはそうなるの?という理由を言っています。

第5段落

 そのアメリカも、ビジネス目的では、レストランを使う傾向にある、という紹介。

じゃ、7行目を使って、和訳のコツを紹介します。

1(超基本):1主語を訳す 2ピリオドまで飛んでさかのぼる 3最後が動詞。
 
以下、だんだんと複雑になります。

2:  1主語を訳す 2動詞以降でピリオドに飛ぶ途中にSVのセットを見つけたら、やっぱりSが先で、そのグループの後ろからさかのぼって最後がV、3最後が動詞

3: 等位接続詞があるので、developを訳してwhere以下を完了として countries に戻れば失敗!develop を訳したら、but 以下に入っていく。

 
4: with以下(付帯状況のwith)の挿入語句と、extending 以下(分詞構文)で、どっちを先に訳すか…。機械的には、まず後ろの方(extending以下)からやって試す。ここも、これでいける。

5: with 以下に戻って、life relationship に戻って、become に戻って、関係副詞以下が完成

6: 関係副詞以下を、 to people from countries に掛けて、述語動詞を訳して完成!

 
ちょっと応用編: この文の場合は、主語を定石通り先に訳せば、 be confusing を訳すまでが主語から遠くなりすぎます。その場合は、「最初は主語から訳す」の基本を捨てて、動詞の直前で主語を訳すのも有りです。
 
じゃ、和訳は「できて当たり前の最低ライン」なので、本来なら授業翌日ぐらいには、楽勝で完成させておいてください。「できる!」人は、敢えて和訳はしなくていいぐらいです。速読練習で、英語を読みながらわかるように復習を重ねることが、本当の勉強ですよ!藤井セミナー出身の生徒は、みんなこのような方法で関関同立、GMARCH、早慶上智や難関国公立などに合格してきているので、信じて突き進んでください!その過程で、わからないことがあれば、すぐに教室の担当の先生に聞いてくださいね!
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