今回は、関西大学の現代文です。ちょっと簡単でしたか??
本番でこれが出たら、かなり高得点を取らないと、そんなに間違う人はいないと思います。でも、現代文が苦手な人は、それでも間違うと思うので、ちょっとずつでいいので、しっかりと読んで簡単な問題は確実にできるようにしていってください。関大は、同志社や関学、明治、学習院、中央大学のように、英語と社会でブッチギッテ合格!はできない大学なので。

ところで、関大は最近ではスケートで有名な大学です。今では、スケートと言えば羽生結弦ですが、ちょっと前なら男子スケートと言えば、高橋大輔や織田信成でした。関大の他の有名人は、南海キャンディーズの山里、フットボールアワーの岩尾、ジャルジャル、桂文枝らです。

今回の問題は、傍線部などがないので、設問のキーワードで本文のどの箇所を見るか探さないとだめです。そこに手間取ったら時間がなくなっていき、焦って、正答できない…となります。だから、日本語も速く読めないとダメなのです。といっても、神技的な速読を求めているのではありません。読むときには、内容を理解して読むのと、キーワードを探してザーッと読むのを分けて考えてください。探してザーッと読むのは、実際は「読む」とは言えないかもしれませんが。

問2 設問の「成熟したテレビ放送」で読む箇所を探す。1行目から4行目です。
問3 設問の「時間のメディア」で探す。14行目から23行目に「時間」がたくさんヒットする。
問4 設問の「編成」で探すと、41行目に出てくる。ここは、まとめの分部なのでさかのぼって32行目から41行目を読む。
問5 設問の「生活意識」は47行目に出てくる。47行目から50行目を読む。
問6 設問の「パブリックなテレビ」は58行目に出てくる。51行目から62行目を読む。
 
ここまでの設問は、設問のキーワードをたよりに本文でどこに当たるか?かがわかれば、後は読んで比べれば比較的簡単にわかると思います。
 
問8は60字以内で書く記述問題です。
今回は、ある意味簡単です。たまに、このようなラッキーなことがある。
まず、設問と同じような記述が42行目にあります。
さらに、設問には「…なぜか」とある。なら、答えは「~だからだとなるのは、たぶん小学校でも習う事です。それで、42行目の下を見たら「…視聴が目的志向的だからだ。」とあるので、これは、絶対につかえる!と判断。後は、模範解答から、書き方を覚えてください。
「なぜか?」と聞かれた場合の記述のパターンとして、「~は、AではなくBでるからだ」を知っておけば、後は字数がうまります。英語でも意見を出したいときは not A but B,や not only A … but also B を使うのと同じです。
 
今回は、「難しい」とか「考える」とかの現代文じゃなくて、「探す」現代文です。だから、解説をするというより、まず該当箇所を探して、そこから設問を比較して答えを出すことを一度自分でやってみてくださいね。
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