とりあえず大手塾には入ってはみたけど勉強できるようになっている実感がない…。
そんな不安を抱えている人、いませんか？
藤井セミナーには毎年こうしたお悩みを抱えた学生さんが多く駆け込んできます。
みんなが通う大きな塾に入ったことに一安心して、受験勉強の中身が伴わないというのはよくあることです。
このブログでは、
“正しい勉強の仕方を自力で実行できる人” かつ “しっかりした自制心を持っている人”
でなければ大手塾に入っても受験で戦える学力は身に付かないよ！
ということを、みなさんにお伝えしたいと思います。
目次
①アウトプットまで面倒は見てくれない
受験勉強の要は、アウトプットです。
例えば学校の定期テストなんかは前日の一夜漬けの勉強でなんとかなったりしますよね。
でも受験勉強はそうはいきません。
一年かけて膨大な範囲と量の知識を吸収し、それらを忘れないように定着させなければならないのです。
しかし人間は本来、物事を忘れるようにできています。
その事実を明らかにした「エビングハウスの忘却曲線」によると、
人は20分後には42％、1時間後には56％、1日後には74％、1週間後には77％、1か月後には79％を忘却し、最終的には21％しか覚えていないそうです。
悲しい事実ですね。
一度の記憶では最終的に物事を2割しか覚えていない。
つまり、長期的に物事を記憶したい時は「インプットした知識を定期的に出力する」必要があるということ。
人間の脳は「出力しない記憶」=「忘れてもよい記憶」と認識するようにできています。
したがって、受験勉強のように長期記憶が必要とされる勉強では、インプットよりもアウトプットの方に注力する必要があるのです！
ここまで長々とアウトプットの重要性についてお話してきましたが、みなさんはアウトプットの機会をどれだけ確保できているでしょうか？
大手塾に通う生徒にありがちなのが、予習に力を入れること。
次の授業の予習よりも前回の授業の復習をすることの方がよっぽど重要なのに、授業の直後に復習テストを解いただけでその範囲を覚えた気になっていませんか？
先に述べた通り、人は1週間後には記憶の7割を忘れています。
次の授業の予習をするくらいなら、1週間後も忘れないように前の授業内容を復習し続けるべきです。
大手塾だと授業の質は高いものの、アウトプットのサポートが薄いところも多いです。
アウトプットの重要性を見過ごし、浅い記憶のまま勉強をした気になってしまうと、学生は痛い目を見ることになるのです。
②孤独な闘いをしていては、成長は望めない
哺乳類は競った方が伸びるという説があります。
動物学のミーヤキャットの実験によって、劣位者は繁殖競争の相手となりとなりうる個体の成長と体の大きさの変化を随時把握でき、自らの成長を調節することで対応していることが示唆されています。
人間も同じで、ライバルと認識した相手に対して劣等感を感じると無意識に成長しているそうです。
大事なのはライバルと認識すること、数字で競うこと。
「自分のペースに合わせて勉強したい」という気持ちもすごく分かります。
けれども、勉強ができない状況で自分のペースと言っていては、居心地は良くても、永遠に埋まることのない溝から抜け出せないというのもまた事実です。
自分で授業スケジュールが組めたり、周りを気にせず自分のオリジナルで作れるカリキュラムは魅力的ですが、
それによって自分の立ち位置が見えなくなったり、孤独感を抱いたりしていませんか？
どういう環境下なら自分は成長できるのか、よく考えてみることをお勧めします。
③ついついラクしてしまう人へ
成長するためには痛みが必要です。
映像授業を倍速で見てしまう、うたた寝してしまう、ついつい溜めてしまう・・・
「あ、それ私だ…」と思った学生さんも多いのではないでしょうか。
こうしたラクしてしまう癖は、正直どんな塾に入ろうが自分自身が変わらなければ治りません。
成功しない人ほど10回素振りしただけでホームランを打ちたがります。
そういう人は一度、自分がラクしたくなる理由がどこにあるのか考えてみましょう。
もっと強制力のある塾に入れば変わるのか、周りにライバルがいれば変わるのか・・・
正しい知識を手に入れて正しい努力を継続すれば、人生は変わります。
藤井セミナーは、そのためのお手伝いならいくらでもします！
多様かつ頻度の高いテストの実施でアウトプットをサポートしているほか、日々のテストの点数が点数化されライバルを見つけられる環境、
少人数だからこその密度の高い指導など、これらが整っているところが藤井セミナーの強みです。
行き詰ってる学生さんは是非一度、藤井セミナーを覗きに来てみてくださいね。
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