こんにちは、藤井セミナー吉祥寺教室です。
毎週木曜日(木曜日は高2の授業日なのです)、吉祥寺教室に在籍している高2生とその保護者に、授業で扱った例文を2文ほどピックアップして、藤井式の速読法(通称、同時通訳)とポイントを送っています。
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ブログでは、毎週木曜日に実際にお送りしているメールの一部を公開します!
授業お疲れ様でした。毎週授業直後に、その日やった例文を2文ほどピックアップして、同時通訳とポイントを本人と保護者様にメールでお送りします。2月からは新受験生扱いになるので、11月も含めて、あと3ヶ月、基礎をしっかり叩き込んでいきましょう!
基礎をしっかり叩き込むには、やっぱり毎日隙間時間を使って勉強できるかにかかっています。毎週送っていくメールは隙間時間での勉強を補助する役割もありますので、毎日チェックして、次週の復習テストに備えてください。まだまだ部活や学校行事が立て込んでると思いますが、どんなに忙しくても同時通訳のところは音読をしてくださいね!
本日の例文紹介
①This is the way in which we can become acquainted with one another.
同時通訳
This is the way / このようにして / in which we can become acquainted / 私たちは知り合いになれる / with one another. / お互いと(知り合いになれる)
ポイント①文構造
主語:This 動詞:is 補語:the way 2文型(be動詞は「~である」の場合は2文型、「~がある」の場合は1文型です!)
ポイント②this is how ( S ) ( V )
直訳は「これは ( S )が( V )する方法だ」となりますが、熟語としては「このようにして ( S )は( V )する」と訳します。今回のようにhowの代わりにthe wayでもOKです! ※ ( S )と( V )はメインの主語・動詞ではないので、このような表記をしています!
ポイント③「 ( S )が( V )する方法」
これはthe wayを使うパターンが3つ、howを使うパターンが1つあります。まず、the wayを使うパターンは①「the way in which ( S ) ( V )」、②「the way that ( S ) ( V )」、③「the way ( S ) ( V )」です。howを使うパターンは「how ( S ) ( V )」です。この4つに共通することは、「 ( S ) ( V )」が必ず完全文(=文の要素がきっちりと揃っている)でないといけません。つまり、②のthatは関係代名詞ではなく同格のthat、③のhowは関係副詞になります。関係副詞については次の項目で確認していきます。
ポイント④関係副詞
関係副詞はwhen, where, why, howの4種類あります。関係代名詞とは違い、「時間、場所、理由、方法」と文に明記されてなくてもいいようなもの(=副詞的な働き)を修飾します。whenは時間関係(time, dayなど)を、whereは場所関係(place, pointなど)を、whyは理由関係(reasonなど)を先行詞に取ります。howは先行詞をとれないので注意です。なので、「the way how ( S ) ( V )」にはできないので注意です(ですが、大学入試の文法の正誤問題よく出てきます・・・。)!また、大学入試では、「関係代名詞と関係副詞の違いをきちんと理解しているか」が問われる問題がよく出てきますので、関係代名詞との違いも確認しておきましょう!関係副詞のポイントは大きく2つです。まず1つが、先行詞の省略が可能です。つまり「where ( S ) ( V )」で「 ( S )が( V )する場所」と表すことができます。2つ目は、関係副詞以降が完全文になります。関係代名詞の場合、主格なら主語が欠け、目的格なら目的語が欠け、所有格なら人称代名詞の所有格が欠けるのですが、関係副詞の場合は何も欠けません。今回、一緒に扱った例文で確認しましょう!
Los Angeles is one of the places( )I’d like to visit.
いかにも( )には、whereが入りそうなのですが、whichが入ります。visitは、「~を訪ねる」という意味の他動詞です。つまり、他動詞ということは後ろに目的語が必要なのですが、今回はそれが欠けていることから関係代名詞目的格を入れます。ちなみにgoは自動詞なので、goだったらwhereが入ります。
ポイント⑤one another
「お互い」という熟語。each otherと同義ですが、one anotherは3者以上、each otherは2者間で使われます。ネイティブの場合、one anotherとeach otherの使い分けが曖昧なそうですが、受験英語の観点では、2者間がeach other、3者以上がone anotherと覚えておきましょう!ちなみに、「お互いに」と覚えている人が多いですが、正しくは「お互い」です。代名詞扱いです!
いかがでしたでしょうか?今回はthe・文法的な文章をセレクトしました!こういった文章は模試や大学入試でも和訳で出題されることが多いですが、特に和訳が出題される場合は「どんな文法事項が問われているのか?」という見極めが大事になるのです!
藤井セミナー吉祥寺教室では、実際に教材として使っている例文を1つピックアップしてご紹介していきます!次回もお楽しみに😊
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