高校の先生が勧める大学は?

有名高校の進路指導教諭が勧める180大学」っていうのがあります。
また「進学校教師が選ぶ生徒に人気の大学100」というニュースも最近ありました。
でも、どこの大学を勧めるか…っていうのは、色々細かい条件があって一概には言えないものです。
藤井セミナー三宮教室では、上記の2つより、「大企業就職率大学ランキング」の資料が一番参考になるのでは?と思っています。
理由は、「高校の先生が勧める…」場合には問題もあると思うからです。高校の先生の多くは、大学時代に就職活動を体験していない人がかなり多くいます。なので、就職活動の観点から大学を勧めることがあまりできないと思います。やっぱり、こればっかりは実際に就職活動をして、大企業に就職して…という体験がなければ、なかなか大学をその観点から勧めることはできないでしょう。あと、自分の家と大学との距離も大きな問題です。
例えば、三宮教室に通っている生徒の場合で、数学は苦手だけど、将来は一流企業に就職したくて、大学では部活もしよう!と思ってたら、関学か関大がいいと思います。でも、一流企業が5大総合商社やメガバンクが希望なら、関学がいいと思います。ちなみに、藤井セミナーから関学や同志社に進学した生徒の中で5大総合商社に入社した元生徒は何名かいます。最終選考付近に残った元生徒はたくさんいます。メガバンクになると、多数の元生徒が就職をしています。
また、部活をしようと考えた場合、関学のいくつかの部活は強すぎて…となれば、関大がいいと思います。その逆もあります。
また、国語は勉強しなくてもむっちゃできる!でも社会が嫌い…なら関大が受かりやすい。逆に、国語は苦手だけど、英語と社会は大好き!なら、関学が受かりやすい。
また、大学では部活はしなくて、ゼミも含んだ勉強を頑張ろう!と思うなら、同志社がいいと思います。でも、下宿代も結構出してくれるとなれば、同志社で下宿をして部活も勉強も頑張る!ってことが可能でしょう。
なので、大学の雰囲気にあこがれて、大学を目指すのもいいのですが、自分の大学生活をリアルに想像して、どんな大学生活を送りたいか…によって、合う合わないという面が出てきます。
ただ、多くの高校生は実際はそこまで考えることができないかもしれません。毎日忙しすぎて…。その場合、私学文系の高校生は、とりあえず同志社と関学のオープンキャンパスに行って、同志社と関学を目指してください。この2つの大学を目指すメリットは3つあります。1つ目は試験日程がほぼかぶらない(関学、関大、甲南はかぶります)、2つ目は科目の配点が同じなので勉強の力の入れどころが同じ、3つ目は関関同立の中で就職に強い2つが同志社関学、…ということです。
ただ、自分なりに考えて関大や立命館を志望するなら、自分なりの考えを推し進めて受験勉強を頑張って下さい。藤井セミナーからは毎年関大や立命館にも多くの生徒が合格していきます。
浪人生は大学生活の事もしっかりと考えた上で大学選びができる…というメリットをしっかりと意識して、受験勉強も頑張って下さい。

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