今日は、吉祥寺教室の藤原先生と一緒に、都立大泉高校の学祭に行ってきました。
KさんとSさんが大泉高校の3年生で、ミュージカルとソーラン節にでるのです。神戸の高校の学祭とは大きく違う点が2つあります。1つは、学祭の時期、もう1つは劇です。この劇が超本気で、ガチで熱いのです。だから、高3の夏休みは、本気でクラスで集まって練習なので、勉強どころではないのです。どのクラスも、この熱気と感動と達成感を求めて劇を出そうとするみたいです。全然しらけてなくて、見応え十分です。だから、食べ物屋さんなんて、ほとんどありません。Kさんのミュージカルは、何とKさんが主役で踊りもうまくてびっくりしました。Sさんはソーラン節で、いつもの雰囲気と全然違って勇ましくてビックリでした。
2年前に都立青山高校の生徒がいて、学祭に誘われて見に行ったことがありましたが、ここは全部のクラスが劇を自分らの教室でして、競いあってました(大泉も青山も観客が点数を付けて、クラス対抗で競い合うのです)。その雰囲気や劇の完成度は、まるで演劇専門学校か下北沢のミニ劇場さながらです。東京の都立の高校生は、3年生でもこんな熱い夏を過ごしてから受験勉強に没頭していくようです。一見受験に不利っぽいですが、逆に、夏休みは時間を有効に使わざるを得ず、結果的に勉強の集中力も高められると思います。そして何よりも、仲間と本気で取り組んで、やり遂げて、達成感と感動を味わう経験は本当に貴重です。こういった経験は絶対に将来生きてきます。じゃ、KさんもSさんも、これからは受験勉強1本で頑張ってね!特に単熟語は、むちゃむちゃ頑張るように!
写真はミュージカルとソーラン節。少しボヤけていますが、美人な二人にストーカーが付かないためにはこれぐらいがベストでしょうか…