質問:藤井セミナーに通っている浪人なんですが…メンタル面が弱いんで受験本番に緊張しないためのコツとかあったら教えてください
アドバイス:僕が受験をした時を細かく考えてみました。
社会…根性で暗記しまくって社会が得意な人は、緊張しても絶対にできますよね?当日インフルエンザで熱が出ても、できます。なんせ、社会が得意な人は、時間が余ります。だから、社会は緊張しても全然問題なしで大丈夫。
古典….これも、緊張は関係なかったです。単語も文法も、識別のやり方も、覚えているものは緊張しても忘れないので。これも、緊張しても大丈夫。
現代文…..文章が読めるかどうかは、英語の長文と比べると緊張しません。日本人なんだから字面は絶対に読めます。次に文章の内容ですが、これは日ごろの模試などを思い出してみても、緊張しなくても内容が分からない時もあるし、結果は緊張してもしなくても、あんまり変わらないと思います。だから、緊張してもOK。
英語…緊張しても、単語と熟語は社会同様、忘れることはありません。復習をしまくっている人は、長文を素早く分析する技術も、身にしみ込んだ事なので、緊張しても関係なくできます。でも、緊張したら、そうやって分析した長文の内容が、脳みそに定着しません。だから、読めているのに、読んだ後に空回りした感じで、内容をあんまり覚えてない….ってことになります。そうすれば、設問を回答する精度も落ちます。僕の経験では、英語の長文は「どんな文章がでるのかな…?」とかなり緊張しました。これを克服するには…..(期待しないで下さい!)、魔法の方法はありません。長文音読復習をやりまくって、自分の長文速読力、読解力に自信を持てるようにするしかありません。特に、過去長文の復習が効果的です。毎日、過去長文を5枚づつ3回読んで、1週間で35枚ぐらいの長文を回すようにしてください。緊張をしない方法、もしくは緊張しても大丈夫な方法は、自分に自信を持つ以外はないです。
僕は、浪人したのですが、浪人は現役とは比べ物にならないぐらい緊張します。でも、初日だけかもしれません。2日目は疲れました。3日目からは慣れていきます。当日に「緊張してる」って思ったら、遠くに座っている生徒を観察して、おもろい顔の奴を探しましょう。緊張してたら、視野が狭くなりがちなので、逆に遠くを見て、周囲の受験生を観察して、自分が客観的に冷静になれるように努めてください。ま、人生で全く緊張しない…なんて人間は、その生き方がしょぼいので、緊張する局面に出くわす自分のチャレンジ精神には自信を持ってください