質問:僕は将来東京で就職したいと考えています。その場合、関学同志社を受けるか明治立教を受けるかなら、やっぱり明治立教の方が東京での就職に有利ですか?
アドバイス:早稲田慶応上智なら、大学自体がグレードが高いので入学するべきでしょう。でも、明治立教なら、関学の方が絶対い良いと思います。理由は….
就職活動は、西と東に分かれてするので、関学同志社には東京に本社がある一流企業も、全てといっていいくらい説明会にやってきます。そして大企業に就職したら、ほとんど職場は東京です。僕は関学ですが、大学時代の友達で大企業に就職した人は、ほぼ全員東京にいます。
例えば、神戸製鋼や川崎重工は神戸に本社があります。パナソニックやシャープは大阪です。でも、実際入社したら、かなりの人は東京に行きます。日本は、地域間の経済格差や人口移動から見ても、どんどん東京集中が進んでいるのです。
そもそも就職の結果自体が、明治立教より関学同志社の方がよいです。(雑誌のエコノミストの調査結果からも明らか。この雑誌のコピーは来週か再来週に受験生に配ろうと思っています。)
明治立教は、早稲田や慶応に行きたかったけど、結局早慶がダメで行く人が結構多いようです。でも、関学同志社の学生は、早稲田や慶応に滑って行く人はほとんどいません。毎年、この塾からも早稲田や上智に受かった生徒よりも成績優秀なのに、東京に行きたくない理由で早稲田慶応を受験すらしない生徒がたくさんいます。もっと言うと、結構、明治の学生とかは早稲田コンプレックスも多い。でも、関学同志社にはそんな学生はほとんいません。
学生時代は、人生で一番時間を使える、最高の4年間。そこで、お金がなかったら色々なことが経験できません。だから、もし神戸の人が関学と同志社に受かったら、やっぱり関学がお勧め。確かに、ネームバリューは同志社の方が上ですが、就職の結果は同志社に負けてないどころか、文系ならむしろいいぐらいです(これも資料から明らか)。
大学4年間、東京でバイト代が生活費に消える学生と、同志社に片道2時間以上かけて通う学生と、関学に片道1時間かけて通う学生を比べて見ましょう。関学の学生は、同志社の学生より毎日2時間余分にバイトができます。時給800円でも1日1600円のプラス。週に4回バイトしたら、1年で32万円のプラス。さらに定期代のマイナス分を考慮すれば、年間50万円ぐらいプラスになるのです。これを留学費用にあてたり、海外旅行費用にあてたりできるのです。就職の結果が変わらないことを考えると、東京で少々ネームバリューがあるからって同志社に行くのは、かなり実質的な損をする気がします。
結論:早稲田慶応なら東京に行く。上智なら悩むところ…。明治立教なら関学同志社。大学生活を充実させたいなら、通いで近い関学…..。というのが、僕のお勧めです。
写真は、昨日の写真の料理と同じ店で注文した、「豚のガーリック炒め定食」っていう感じのものです。この豚のガーリック炒め、むっちゃくちゃ美味しかったです!。これも値段は150円ぐらい。