モハメド・アリの名言から学ぶ受験勉強と人生哲学

モハメド・アリ

みなさんご存知でしょうか?

「チョウのように舞い、ハチのように刺す」この形容の如く、ボクシングリング内では異様な強さを誇り、史上初めて3度王座を獲得したヘビー級ボクサーとなりました。

また、リング外でも差別や戦争と戦った人徳者としても有名です。

リングの中でボクサーと戦うだけでは無く、リングの外でも差別や国と戦った男。

モハメド・アリの名言は受験においてもめちゃくちゃ大事な要素をたくさん教えてくれます。

では、彼の名言から人生哲学と受験生へのメッセージをつけてみていきましょう。

I hated every minute of training, but I said, “Don’t quit. Suffer now and live the rest of your life as a champion.

対訳
俺はトレーニングが大嫌いだった。でも、自分にこう言い聞かせたんだ。「絶対にあきらめるな。今は耐えろ。そして残りの人生をチャンピオンとして生きろ」

→科学的にも勉強も反復でしか定着しません。そもそも哺乳類の学習とは=繰り返しでしかないのです。

間違い→修正→間違い→修正・・・

これが人類が進歩してきた唯一の方法なのです。これが出来ない人(この仕組みが理解出来ない人)は進歩を止める人なので、モテません!!だって人類の未来永劫の反映に貢献できないので本能的に非モテとなります。

 

You can be the best garbage man or you can be the best model – it doesn’t matter as long as you’re the best.

対訳
人は世界一のゴミ収集人になれる。世界一のモデルにだってなれる。たとえ何をやろうと、それが世界一なら何も問題はない。

→長期目標がふやふやのままでいると気が付いたら浪人しています。

例えるなら、婚活パーティーで「イケメンor美人なら誰でも良い」とか「年収1000万以上なら誰でも良い」とか言っている人が周りにいたらイタい人だと思われていますよね・・・

受験においては、「MARCHならどこでも良い」とか言っている人がいれば、周りからは“ありがたい存在”だと思われているかもしれません。

あなたの志望校が長文しか出ない学部なのに、なぜなんのために???ネクステなど穴埋めが多い文法書をやっているんですか?

It’s lack of faith that makes people afraid of meeting challenges, and I believe in myself.

対訳
人間が困難に立ち向かう時、恐怖を抱くのは信頼が欠如しているからだ。私は私を信じる。

1月や本番になってそわそわするのは何よりカッコ悪い!
7月には結果が出ている人は堂々としているし、浪人生で夏前に結果が出ている人はそのままのっていく事が多いが・・・夏前に結果が出なかった浪人生は今年もまたダメかなと言い始める。

Champions aren’t made in gyms. Champions are made from something they have deep inside them: A desire, a dream, a vision. They have to have last-minute stamina, they have to be a little faster, they have to have the skill and the will. But the will must be stronger than the skill.

対訳
チャンピオンはジムで作られるものじゃない。彼らの奥深くにある「何か」で作られるんだ。例えば願望、夢、ビジョン。そのためにはどんな土壇場でも耐えるスタミナと、少しばかりのすばしっこさ、そして技術と意志が必要だろう。だが意志の力はどんな技術よりも更なる強さを与えてくれる。

明確な志望校!全てはここからだ!、the will =未来=意志なんだよ!!

He who is no courageous enough to take risks will accomplish nothing in life.

対訳
リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる。

例えば9月から赤本をする時にどこの赤本からやるの?滑り止めの赤本をやってそこすら出来なかったら?しかもその滑り止めの赤本に割いた時間のために第一志望の対策が10年分出来なくて0.1点足りなくて落ちたら悔しいと思わないかい??

Impossible is just a big word thrown around by small men who find it easier to live in the world they’ve been given than to explore the power they have to change it. Impossible is not a fact. It’s an opinion. Impossible is not a declaration. It’s a dare. Impossible is potential. Impossible is temporary. Impossible is nothing.

対訳
不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した、臆病者の言葉だ。不可能とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。不可能とは、誰かに決めつけられることではない。不可能とは、可能性だ。不可能とは、通過点だ。不可能なんて、ありえない。

もうダメとか無理とかネガティブは人生においても最悪です。

ネガティブはモテないぞ!!

ネガティブな人はネガティブな情報を集めるのでネガティブな行動を取ってしまいより一層、出来ない自分を作ってしまうんです。

これって最悪ですよね。思考って人の言動を作り上げる基盤なので思考を変えていくことで出来る人に繋がっていくことを理解してほしいなと。

「自分は○○が出来ないんですよ」「自分は何も出来ないんですよ」
そう考えがちな人はまずは思考を変えていきましょう。

最初は根拠が無くてもいいんです。ネガティブな思考を一切排除してください。
本当に出来ている人やビジネスで成功している人ってありえないほどポジティブです。

「楽勝やったわ」「あ、大丈夫やで」「めっちゃええ感じ!」「なんとかなるわ」「楽しそうやからやってみよか」

こんな感じでとにかく前向きなんです。自分の思考の通りに脳は情報を集めるようになるのでポジティブな思考は成功するための情報をどんどん手に入れるようになります。
よく運が良かったって言葉を使う人がいますが運は引き寄せることができるんです。

だからもし結果を出したいのであればまずは思考を変えていってください。

自分に起きた出来事をどのように捉えるかだけで成長度合いは大きく変わります。
日本人って謙遜の文化が当たり前になっているので自分に自信を持つことが悪みたいな感じじゃないですか。

ネガティブな人って結局、人生で損しかしないんですよ。

冷静に考えてネガティブな人をカッコいいなとか魅力的だなとか一緒に働きたいって思う人なんていないじゃないですか。

だからこそ思考を変えてネガティブな感情をこれからすべて捨てていきましょう。ちなみに学ぶことが一番大事です。
ただ単に何も考えずにポジティブな思考っていうのはまったく成長しないので。
自己流で行動しようとする人ほど恐ろしいくらい結果は出ないですからね。

It’s the repetition of affirmations that leads to belief. And once that belief becomes a deep conviction, things begin to happen.

対訳
肯定の繰り返しが信念につながる。その信念が深い確信になると、物事が実現し始める。

今まで逆転合格をした人や第一志望へ合格した人たちだけでなく、松下幸之助さんやライト兄弟のような成功者の人たちの考え方や帝王学の本を読んで分かったことがあります。

人間の意識の話をすると、人間には無意識にやっている行動である潜在意識と自分で理性的に考えて行動することができる顕在意識と呼ばれる意識の2種類の意識を持っています。

例えば、顕在意識は「今から世界史の勉強しよう」とか「私は今ご飯を食べている」という自覚があるものです。

そして、「もっと単熟語をやらないと・・・」「日本史も勉強しないと」
と感じていた結果

明日こそちゃんと勉強しようと顕在意識では決意してみても結局、学校に行ったら寝てしまったり、日本史じゃなくて英語の文法書ばかりやっていた…なんていう経験はありませんか?

それが潜在意識で「自分はどうせ」とか「日本史は後回し」などと感じているからなんですね。

実は、顕在意識は全体の10%しかないそうです。つまり、人間が意識的に行動しているのは1割だけでほとんどは無意識なのです。

その10%を最大限に活用している人はどんなマインドでやっているのでしょうか?

事実→解釈→感情→行動→事実・・・

のサイクルの中で解釈だけが顕在意識だそうです。

英語の表現を使うとわかりやすいと思いますが、
彼が驚いた。He was surprised.
彼はワクワクした。He was excited.

という表現をみれば分かると思いますが人の感情は何かによってその感情へと至ったという考えなので、人の感情は基本的に受け身なのです。

だから、この解釈のとらえ方一つで人生が大きく変わるそうです。

成功者はみんな事実に対して肯定的な解釈を取るということです。

模試の結果が返ってきた時にみなさんはどんな反応をするでしょうか?点数をみてダメだったとか、E判定だから無理だとかいってませんか?

その後、どうせもう無理だから寝よう。とか、今日はもう疲れたから明日から頑張ろうとか…これって無意識なんでここまでいってしまうともう止められないんです。

成功者や合格する人達は、肯定します。「点数が悪くても時間内に終わった」とか「熟語問題ができた」とかとにかく肯定できるものだけ拾っていきます。

たとえ、事実に対して、肯定的にとらえるものがなかった場合であっても、今回は「しゃーない!次」と考えるマインドでやっています。

事実に対して、とにかく肯定的に捉える努力をする。

ないときは「しゃーない」マインドでリセットする。別の言い方をすると解釈は意識的にやっていて行動は無意識なので、自分が失敗した時は他人のせいにするのではなく、原因は己の解釈にあるということを知っておきましょう。

とにかく、解釈が大事!マイナスな感情にならないようにしましょう。

受験が終わったら、映画【フェイシング・アリ】観ようぜ!!

 

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