昨日、川西教室内ですごいいいなと思う出来事があったので、ブログにつらつらと記録しようと思います。
昨日は歴史の授業でした。
藤井セミナーの歴史の授業は、毎回覚える範囲は多いし、復習テストは難関大レベルで本当に難しいしで、頑張れば頑張るほど大変です。
復習テストの前のトイレは、点数を取れるかの不安のあまり、トイレに行きたくなる受験生であふれかえってます。笑
そんなわけで、授業が終わった後は解放感がヤバイ!
復習テストの結果に悲しんだり、喜んだり、安心したりしている人もいれば、猛ダッシュで帰宅する人など、プレッシャーから解放された感に満ち溢れています。
そんな中で今日見かけた光景の話になるのですが・・・
僕が授業を終えて、ふと休憩スペースに目をやるとそこには浪人生数名が話をしていました。
いつものように、授業終わっての解放感で雑談タイムなのかな?って、近づいていくと、歴史のテキスト片手に問題の出し合いをしていました。
その光景は復習テスト前に良く見る光景だったので、テストが終わったのにどうしたんかな?と思って、彼らの話を聞いてみると・・・
過去の授業範囲のおさらいをしていたのです!
まぁ授業で疲れて遊び半分でやってるのかなと思うと、問題の出し合いの中で知らなかったことを自分のテキストに書き込んだり、相手のレベルに合わせて問題を調整したりと真剣にやっていたのです。
特に川西教室の浪人生は他教室よりも復習テストで点数が高い人達が多いので、本当に素晴らしいレベルでの学びあいの機会でした。
(ちなみに彼らは昨日の復習テストで高得点を記録しています。すごい!)
普段はランキング上で切磋琢磨を行い「競争」をしている彼らが、ライバルと知識を分け合い共に成長する「共創」をしていることに何とも微笑ましく、自慢に思いました。
また、その少し前にYahoo!ニュースで「共創」についての記事を読んでいたからより一層そう思ったのかもしれませんね。
大人でも様々なしがらみで、素直にライバルに教えを乞うことができないのに、彼らがただ純粋にそれをしているのを見て、「すごいな、見習わないとな」と思いました。
こういった「ライバル」の存在が、学習を次のレベルに引き上げてくれるのですね。
教育の現場で、教える側の僕が教えられた瞬間でした。
藤井セミナーは「教育」の現場だけでなく、「共育」の現場なのかもしれないですね。
(うし)