こんにちは。

さて、本当に早いもので、2022年も折り返しの7月になりました。同時に、受験は毎年1月の共通テストから始まりますので、各学年、1月~6月の前半が終わったことを意味します。とっても大事な時期となってまいりました。

受験生は、受験の夏真っ最中です!この時期に、暗記物を極力完成させましょう!この7月8月で暗記を完成させることが出来たら、秋から受験の追い込みである「赤本=過去問」練習にきちんと取り掛かることが出来ますが、遅れてしまうと、赤本練習が遅れてしまい、結果合格が厳しくなってきます…。今年も本当にたくさんの生徒さんが通ってくれております。毎日毎日遅くまで自習をする生徒さんも本当に増えてきました。ランキングの大きな変動も起こり始めていますね。この調子で、夏にしっかりと力を蓄えていきましょう!

また、高2生にとっても、とてもとても大事な時期です。なぜなら、高2生は7月8月が終わると、秋から「新受験生」というとってもとっても大事な時期に入っていくためです。全国の高校生で、難関大学に受かった生徒で、「いつから本気で受験勉強を始めたか?」という有名なアンケートがあり、その結果、一番多い回答が「高2の秋(9月、10月)」です。しかし、高2の9月になったからといって、いきなり本格的に全力で受験勉強が出来るわけではありません。ですので、この7月8月で、9月から一気に飛躍できるように「勉強癖、勉強体力」を最大限に磨いていく必要があるのです。

もちろん、高1生や一貫校の中3生にとっても、この時期はとても大事です。なぜなら、9月から、高校英語が本格的に難しくなってまくるからです。進路、内容ともに一気に動き出し、英語が苦手になる生徒さんがとっても増えてくる時期となってきます。ですので、この夏に、しっかりと基礎を固めていき、一気に飛躍してライバルに差をつけていきましょう!

各自、何をすべきかは、授業を通してしっかりとお伝えしていきます。

 

さて、授業でもお伝えしています(いきます)が、この夏に意識してほしいことをまとめていきます。もう一度しっかりと理解し、この夏にしっかりと力をためていきましょう!

毎年言いますが、夏に意識してほしいことは、ズバリ、

  1. したいことや休憩は、その日の最後に回す
  2. 勉強時間、ノルマを意識する / もうちょっと主義を入れることで、勉強体力を磨いていく
  3. (低学年は特に)1週間に1日は、休息日をつくるとよい
  4. 一人で勉強をしない / 一方 勉強仲間を持たない
  5. 1発で合格することを意識する

の5点です。もちろん、それ以外にもいろいろあります。授業を通してお伝えしていきますね。

では、上記、詳しく見ていきましょう!

①したいことや休憩は、その日の最後に回す に関しまして、受験勉強で一番難しいことは、「その日の受験勉強を始める瞬間」です。机に座って、「よし、勉強をするぞ!」と持っていく作業が実は一番難しいのです。例えば「スマホやゲーム、漫画や遊びなどの自分の趣味」をしていたり、ソファーでごろっとなったり、ベッドですやすや寝てしまったら、つまりしたいことをしていたり、休息していると、脳が完全にリラックスモードに入ります。そこから学生にの取って一番しんどい作業である受験勉強モードに持っていこうとすると、「はぁ、きついなぁ、嫌だなぁ、面倒だなぁ、あと1時間だけマンガ読みたいなぁ…。」と、受験勉強モードに持っていくことへのハードルが一気に上がります。

ですので、平日は受験生は出来るだけ、2年生、1年生、中3生は少しずつでも、学校が終わったら、学校や家が近い生徒さんは、極力、学校から直接塾の自習室に来てみて下さい。そうすると、学校で頭が受験勉強モードになっているので、そこから塾の自習室で受験勉強をすることへのハードルはさほど高くありません。いったん家に帰ってリラックスモードに入ると、そこから受験勉強へのハードルが一気に上がります…。

また、浪人生や、現役生の休日は、朝起きたら、同じ原理で、したいことをちょっと我慢して、受験勉強を先に行いましょう!そうすれば、受験勉強へのハードルはそんなに高くなりません。

平日も休日も、各自、漫画を読みたい、スマホをしたい、ゲームをしたいなど、もちろんしたいこともあることでしょう。ですので、最悪、それらは受験勉強が終わってからにしてみて下さい。そうすることで、受験勉強もしたいこともきちんとこなすことが出来ますよ。「楽しいことや楽なことからきついことへシフトする」ことは、とても大変ですが、「きついことから楽しいこや楽なことへシフトする」ことはとっても簡単なのです。(あくまで受験生は毎日受験勉強を120%全力で!)

 

②勉強時間、ノルマを意識する / もうちょっと主義を入れることで、勉強体力を磨いていく に関しまして、各学年この夏すべきとっても大事なことの1つに、「勉強体力を最大限に上げていく」ことが挙げられます。ちなみに、どれくらい出来るようになればいいかと言いますと、理想は、1年生は「平日2.2時間 休日は倍以上」 2年生は「平日4.2時間 休日は倍以上」 3年生は「平日は6.2時間 休日は倍以上」 浪人生は常に「12時間」 が理想です。これをしっかりと行えば、難関大学までしっかりと狙えます。(難関を狙っていないという生徒さんも意識して下さい。今は浪人しない時代ですので、難関に行ける学力の生徒が中堅大を、中堅に行ける学力の生徒が一般大を受験してきます。つまり、自分と現時点で成績が同等の生徒だけがライバルとは限りません。常に高みを意識しましょう。)

まずは、各学年とも、上記勉強時間をフルに勉強できる体力を磨いていきましょう。その時に、時間だけ守ればいいわけではありません。たとえ、長くできたとしても、集中力が無ければ意味がありません。ですので、集中力を上げるために、必ずその日の最初にノルマを意識して下さい。「今日は〇〇時まで頑張るぞ! だから、単語を△△個、熟語を□□個、社会を☆☆ページまで暗記!」と、計画を立てて下さい。これがあるかないかで、「集中力、達成感」など色々変わってきます。

また、そこに「もうちょっと主義」という考えを入れて下さい。例えば、いつもここで疲れてしまう。いつもここで辞めてしまう。というポイントがあるかと思います。そこに来た時に、「あと15分だけ粘ろう! あと単語10個だけ頑張ってみよう!」と、「もうちょっとだけ頑張る!」作業を取り入れてみて下さい。勉強体力は、スポーツの体力同様、いくらでも伸ばすことが出来るのです。この経験を自分でしない生徒さんは、とてももったいないのです。受験は、「勉強体力」が全てです。ちょっと無理してでも伸ばしてください。皆さん、まだまだ若いので、必ずできます!毎年、やはり最後まで自習に残っている生徒さんの多くが、圧倒的に難関大に受かっていきます。今年2022年)も、最後まで自習に来ていた、TOP3は、①早稲田大学と大阪大学のダブル合格 ②大阪大学合格 ③宮大医学部 と、超難関に受かっています。皆、受験前日まで自習に来ており、最終時間まで残っておりました。もちろん、最初は自習に来ていませんでした。そこから少しずつ確実にその力を磨いていったのです。また、難関大や志望校に受かった生徒の多くが、毎日自習に来ていたり、授業の欠席も年間で0~3日が多く、受験体力の大事さを物語っています。今年も毎日来ている生徒さんは、全校舎版ランキングでTOP10に入っていたり、難関大、難関学部にA判定を取っていたり、英検準1級にたくさん受かっていたり(7月1日現在 1次まで)素晴らしい結果を残しています。この夏、しっかりと「勉強体力」を磨いていきましょう!

 

③(低学年は特に)1週間に1日は、休息日をつくるとよい に関しまして、上記①と②を意識すると、当然疲れてきたり、ストレスが溜まってきたりします。そうすると、能率が落ちてしまいますので、低学年性は特に、「1週間に1日は受験のことを考えない日=勉強をサボってもいい日」を設けるのもいいかと思います。例えば、「木曜日は受験勉強をしない!」など。そうすることで、その日まであと6日、5日、4日、3日、2日、明日休める!と集中力がもち、またリラックスして翌日から受験勉強に集中できます!

(もちろん、そんなのいらない!毎日出来る!という体力を習得した生徒さんは意識しないで大丈夫です。)

 

④一人で勉強をしない / 一方勉強仲間を持たない に関しまして、よくブログでも書いていますが、家で一人で勉強すると、監督が自分ですので、「今日は面倒くさい」と思ったらいくらでも勉強をサボれますし、「今日は頑張った」と思ったらいくらでも勉強をストップできます。また、ベッドにソファー、ネットに漫画にゲームと誘惑が多いです。ですので、できれば、学校や家が近い生徒さんは特に、低学年生は少しずつ自習の頻度を増やし、受験生は毎日でも自習に来てみて下さい。自習室には、上記誘惑が一切ないし、周りの頑張っている生徒たちを見たら、「もっとしてみよう!」「あの人、集中力凄いな、マネしてみよう!」など、たくさんの刺激を受けられます。学校や家が遠い生徒さんは、休日などはどんどん足を運んでみて下さいね。

ただ、一方で、「受験勉強仲間」は必要ありません。例えば、「一緒に図書館に行こう!」「一緒にご飯休憩しよう!」「一緒に宿題しよう!」など、受験勉強の行動を共にする仲間を持つと、その人の休憩のペースに合わせてしまったり、振り回されてしまったり、しゃべってしまって集中力が切れたり、その人が「やっぱり今日は図書館行きたくない!」などと言ったら、きっとあなたもサボってしまうでしょう。

ですので、「周りに受験勉強をしている生徒がいる」環境で、かつ「自分一人で自分のペースで勉強をする」ことがとても大事なのです!

 

⑤1発で合格することを意識する に関しまして、たまに「ダメなら浪人をする」という現役生や「ダメなら2浪する」という浪人生がいます。その考え、実はとても危険なのです。なぜなら、その考えがあると、「今日は、勉強がしんどいなぁ」という日は、必ずサボります。次があると思うからです。でも、1発で受かることを意識している生徒さんは、「今日、勉強がしんどいなぁ」と思っても、必ず粘って勉強します。次がないと思っているからです。その1日1日の粘るかサボるかの差で、気づいたら、勉強癖に大きな差が付きます。

ちなみに、全国の浪人生の成功率(現役よりいい大学に行ける確率)は、約2.7割です。残りの生徒は現役と同等の大学になるか、最悪、現役よりも偏差値の低い大学になってしまいます。1発で受かるぞ!という覚悟を決めない限り、何度トライしても結果は同じなのです…。(浪人してはいけない!という意味ではないですので誤解の無いように。)ですので、今年の受験生(浪人生も高3生)の皆さん、必ず来年合格を勝ち取りましょう!

 

いかがでしたか?他にも、お伝えしたい心理テクニックがたくさんあります。授業を通して色々お伝えしていきますね!また、夏の流れ、それぞれの学年で大事なこと等も、各授業を通してお伝えしていきます。

さぁ、2022年 夏 真っ最中、藤井セミナーで一気に飛躍していきましょう!頑張れ藤井セミナー江平校生!!

 

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