今週の黒8は、英語力を鍛えまくって練習しまくった後の6ヶ月後には、
「簡単や!」と感じて欲しいレベルです。
①今回は単語の覚え方のヒントを提案します。
5行目の predict を見てください。この単語の幹になるのは、 dict です。これは、「言う」とか「書く」という意味があります。pre には「前の」という意味があります。日本語でも「プレオリンピック」とか言いますよね。だから、「前もって言う」から、「予言する」となります。
そこから、派生してどんどん単語を覚えやすくしていくのです。
dictate 書き取らせる
dictation 書き取り(tion は名詞を作る)
predict 予想する
contradict 矛盾する、反論する(contra はカウンター的な意味で、「反対」を意味する)
contradiction 矛盾
dictionary 辞書
dictator 独裁者(有無を言わせず書き取らせる人…というイメージでしょうか。。。)
 
6行目の substance は幹になるののが stance です。これは「立つ」という意味があります。 sub はスーパーサブという言葉がありますが、「下の」という意味です。「下に立つもの」→「根底にあるもの」→「本質、物質」となります。

substance 本質、物質

circumstance 事情、環境( circum は「周囲の」という意味で、「周りに立っているもの」です)
distance 距離、遠距離、隔たり(di は「離れた」という意味があります)

14行目の necessary は幹になるのが cess です。これは「行く」という意味があります。 ne は「ない」という意味です。not , never , nor など否定を表す単語に n が付くものが多いですよね。だから「行かない」→「ここにとどまる」→「必要な」となります。

necessary 必要な、必需品
predecessor 前任者、先輩( prede 「前に」 or や er は人をあらわします。そこで「前に行く人」です)
ancestor 先祖(an 「先に」 ずっと先に行っている人を表します)
access 接近( ac 「近づく」 を表します。「近づいて行く」です)
recess 休息、中断する( re 「後ろ」を表します。「後ろに行く」です)
recession 景気後退、後退
 
紹介した単語は全部受験では絶対に覚えないとダメな単語です。
この様に、語幹から覚えるのが正当的な王道の覚え方です。でも、他にもたくさん邪道な覚え方があると思います。例えば、語呂合わせ的に覚えるのは邪道かもしれません。でも、とにかく覚えるのが先決なので邪道な方法を使うのも有りです。特に、自分が覚えにくい単語は、1つの方法だけでなく、色々な方法を使って、色々な角度から単語を暗記してください。そうやって、そのうち dog , cat ,  book 並に頭に定着していくようにしてください。つまり、日本語で考えなくても、単語を見た瞬間に意味が「心」でわかるレベルまで鍛えてください。そうして初めて長文で使えて速読に利用できるようになるのです。

② 設問の1 は、なんで 〇 なの?
何人か質問がありました。どうやら「少数派」が納得できなかったようです。4行目を見て下さい。 majority は「大多数」ですが、「過半数」を意味します。辞書にちゃんと乗っている意味です。「タバコを吸わない人が過半数」なら、「吸う人は少数派」で矛盾はありません。

 

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