藤井セミナー明石教室長の木下です。
さて本日、藤井セミナー明石教室校では、
「赤本大会」が開催されました。
赤本大会とは、毎年藤井セミナーでこの時期に
開催している行事で,
実際に自分の志望校の赤本(過去問)を時間を
測って解いていきます。
1時間目が英語、2時間目が国語、3時間目が
選択科目(世界史・日本史・数学)で
進めていきます。
もちろん科目間の休み時間も、実際の試験に
則って取ります。
毎年8月・9月・11月・12月に行っていまして、
今回はその第1回目です。
今回は関西学院大学(2016年全学日程2/2)の過去問を解きました。
この赤本大会には開催する目的が4つあります。
①夏休みの勉強の総決算。過去問を使って「集団」で解いて数値化・可視化する事
夏休みの約1か月間、毎日勉強をしてきたと思います。
なぜ勉強しているのか、それは実際に第一志望校へ合格
するために勉強をしているわけです。
この夏休み終わりのタイミングで自分がどれくらいの
点数を取ることが出来るかを、まずは知ることが
大事になってくるので、実際に過去問を解いて
数値化・可視化します。
②志望校の問題はどのようなモノかを知る事
自分が実際に受験する大学の問題を早い時期に知ること
は重要です。
普通は11月くらいから赤本を解いていくと思いますが、
これでは少し遅いと考えています。
早めに志望校の問題を知る、これが大事です。
③自分に足りないものは何かを過去問をすることで探っていく事
9月以降は現役生に関しては、高校の授業が再開される
ため、夏休みのように毎日1日中時間があるという機会は
少なくあります。
となると、9月以降に大切になってくるのは効率良く
勉強をしていくことです。
(効率よく勉強する方法を説明会で行います
そのためには、まずは
「自分はどのくらいの学力があるのか?」を
認識することが必要になってきます。
これを過去問を使って探っていきます。
④自分はまだまだ勉強を続けなければいけないという「意識」を持つ事
この1回目の赤本大会では、ほとんどの生徒の点数が
悪かったです。
これに関しては、少し危機感を持つ必要がありますが、
それよりも大事になってくるのは、今日の赤本大会で
「自分はまだまだ勉強を続けなければいけないな」
「自分はバカだ、だから勉強をしなければ」
と思えるかどうかです。
つまり慢心を持たず、常に勉強しなければいけないと
思って、実際に行動に移す事が大事になります。
これからは実際に自分で赤本(過去問)を使って
志望校の対策を行っていきます。
浪人生であれば早くて9月、現役生は遅くても10月初旬
から徹底的に赤本をすることが出来る様に
していきましょう。
今回の赤本大会はその導入です。
今自分が置かれている現実を知ったと思います。
これからがの1日1日の過ごし方が重要になってきます。
次の赤本大会は9月末に行います。お楽しみに。