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藤井セミナーオンライン教室の木下です。
もう6月も半分を過ぎましたね。部活も引退した高校3年生も多いと思います。
今回は「夏休みの勉強法」についてです。
大学受験生にとって、今年の夏休みは遊びに行くためだけにあるのではありません。花火大会や海に行く必要は、ほぼありません。(もちろん行くことに対して否定はしません)
夏休みは1年のうち、約10分の1に相当する期間です。この期間に一生懸命受験勉強をした人と、遊んでいた、勉強していなかった人との差が大きく出るところです。
夏を境目に勉強に対してや、偏差値で大きく「変身」する受験生が多いのはこのためです。
夏休み前まで成績があまり良くなかった人にとっては、夏休み期間の約40日間は正に「めぐみの雨」となり、勉強も遅れを一気に挽回できるチャンスになる期間です。
与えられた機会をむだにすることのないよう、受験の天王山である「夏」を制して秋以降の勉強に弾みをつけていきましょう。
では、この記事では夏休み期間に何をするべきかを書いていきたいと思います。
(1)夏休み期間に入って、勉強全体を通じて意識すること
①今の高校の生活リズムは絶対に崩さないこと。朝は早く起きて勉強をして、夜は早めに寝ましょう。昼夜逆転は生活リズムが崩れるもとになります。
②1日10~12時間を勉強時間に充てること。またそれが「当たり前」だと思えるように勉強すること。「当たり前」の基準を上げていくこと。部活動でもよく言われたと思いますが、自分が「これだけやっている」と思っていても、強豪校・ライバル校から見ればそれはウォーミングアップみたいな感覚の場合が多いです。
勉強も一緒のことが起こります。1時間勉強をして満足していても、客観的に見れば、自分と同じ志望校を目指している他の受験生と比較すれば、少な過ぎる場合が多いです。なので、この夏で「当たり前」の基準を上げていくこと。
まずは「勉強できる時間は全て勉強に充てて」「その中で効率性を上げて」行ってください。
(2)基礎の勉強を徹底的にする
部活動でもそうですが、自分の競技力を上げるために必要なのは、基礎練習、つまり基礎を徹底的に行う事です。
これは勉強や受験勉強にも同じことが言えます。基礎や基本が出来ていない受験生が、今後成績を上げていくことは難しいです。
これは特に成績の良くない人に言える事なのですが、いわゆる「勉強のできない人」というのは、この基礎が圧倒的に
出来ていない人が大半です。
基礎や基本が出来ていないから、そもそもの初歩の勉強でつまづいてしまっているので、勉強についていくことが出来ないし、勉強効率も上がりません。
この状態から抜け出すための方法は一つしかありません。それは、各科目ごとに基本事項を徹底的に暗記をしていく事です。具体的に書いていくと、
①英語では英単語、英熟語、英語文法、英文法の暗記などが当たります。英語の実力を上げるコツは、まずは基礎の「暗記」が前提となってきます。これがすべての基本になります。
②古典で言えば、古典単語600単語くらいと基本文法です。この二つの知識がないと古文を読解、理解することは出来ません。
➂社会科目(日本史・世界史)においては、まずは政治史の大きな流れを理解するのが基本です。外交史や文化史は政治史と関連付けて理解することが重要となってきます。社会科目の「基礎基本」というのは、山川出版社から出ている教科書の内容を全部分かるかどうか、です。
科目ごとに基礎基本を洗い出し、その理解を徹底的に行っていけば、自然に得点も偏差値も上がってきます。今現段階で、成績が良くない人は、必ず実行するように。
(3)模試や夏期講習を利用する
①模試について
本番前の予行演習として、模擬試験つまり模試を利用することはその模試の偏差値や判定は気にしない事、またはその受験した模試の復習と見直しを徹底的にすることが出来るなら、良いことです。
何事にもそうなのですが、ある程度の「慣れ」を持つのは大きいです。今回なら大学受験の話になりますが、同じ能力を持った人々が何か競争をする場合、成功するには、訓練されているものとそうでないものとの差が大きく出てきます。入試の場合も例外ではないです。当たり前ですが「慣れ」ている者のほうが自分が持っている能力を最大限に発揮できる場合が多いです。
話は変わりますが、もしこの記事を見ている受験生が大学生になれば、TOEICやTOFELという英語の試験を受けることになります。この試験は「慣れ」がものをいう典型です。問題を解く速さに慣れていないと勝負にならないし、高得点を取ることが出来ません。
入試の場合も、「試験勘」というものがあります。部活動でいえば「試合勘」です。
試験そのものに対する慣れとかどの問題から解答していくかといった実際の試験に対して訓練をしていく事です。部活動における練習試合や紅白戦、記録会などでもそうですが、これは実力が均衡している場合、何回も経験している、場数を踏んでいる人の方が有利になってきます。
なので模試は積極的に受験することをオススメします。
②夏期講習について
次に夏期講習についてですが、自分一人で勉強の計画を立ててきちんとそれに則って、実行できる人にはあまり必須のものではないかなと考えています。勉強というものは孤独との戦いになってくるからです。ですが、ここで考えなければいけない事は、
「本当に夏休みの1か月以上という期間を1人で黙々と設定した目標に沿って勉強することが出来ますか?」
という事です。
自分で立てた勉強計画を1ヶ月以上1人で予定通り遂行するのには、かなりの精神力を必要とします。この夏休みでさらに自分の実力をアップさせましょう。
(4)最後に
ここまで簡単に夏休み中の受験勉強法について触れましたが、とりあえずの受験勉強は12月一杯までが勝負なので、しっかりと復習と暗記を継続して行っていきましょう。
今現段階で、
「今英語苦手やな」
「暗記苦手やな」
と思う必要はありません。改めてこの夏休みは勉強を頑張っていきましょう!
以上です。
藤井セミナーに入塾してどのように第一志望校に合格するか?
前提として今現段階で「英語が苦手」「勉強が嫌い」「学年でも最下位クラス」であり、今から逆転合格をすることを前提にお話をします。
まず、他の塾と決定的に違うところは、藤井セミナーでは「予習」を一切しません。
えっ、予習ないんですか?驚いた人も多いと思います。実際説明会に参加された人の中には、驚く人も多いです。
世間的には「予習→授業→復習」の黄金サイクルで成績が上がると言われています。先ほど(3)で挙げたような塾や予備校もこの「予習」がある場合が多いと思います。この黄金サイクルで成績が上がっていくんだよ!というのは、正直正しいです。
ですが、冷静に考えてみてください。
もし本当に「予習→授業→復習」が万人に当てはまる黄金サイクルなのであれば、皆さんが高校で受けている授業で十分なはずであって、塾や予備校って必要とされないと思うんですよね。また、成績もめちゃくちゃ上がるはずです。でも、そうはなっていないのが現状です。
「予習→授業→復習」で成績が上がらないのに、塾や予備校に入って、高いお金を払って、また同じように「予習」が前提の授業の大量の講座を取って、成績は上がりませんでした。これって当たり前なんですよね。
なぜ成績が上がらないかは、要は「復習」にかける時間が無くなるから、なんですよね。正しい知識が一番定着しやすいのは授業が終わった後、つまり「復習」時です。
また、今現段階で「英語が苦手」「勉強が嫌い」「学年でも最下位クラス」である高校生たちにとって、予習というのは「時間がものすごくかかる」ので、塾で高いお金を払って大量に講座を取っていると、必然的に復習する時間が無くなって、「お金と時間をかけた割には、なかなか成績が上がらないなぁ」という事になります。
ですので、藤井セミナーでは「予習」を一切排除して、皆さんが一生懸命予習するはずの知識は授業で教えて、その知識を使えるようにするために、徹底的に「復習」してもらいます。これが一番効率が良いと考えているからです。
この「復習」と、あともう一つその前提となる知識を「暗記」していくことを前提にして、藤井セミナー明石教室では全学年(高校1年生・2年生・3年生・浪人生)には英語を中心に授業を行っていますが、受験生向けに開講している世界史や日本史、国語科目も同じ考えで同じスタイルで授業をしています。
予習はないので、藤井セミナー生は何の準備もなしに教室に来ることができます。つまり、皆さんが高校の授業でも苦労している予習というストレスは全くないので、勉強も継続しやすくなります。また、仮にここでできなくても、それは「出来なかった事を受験の前に知ることが出来た」と考えて、「むしろラッキーやん。良かった…」と考えてください。今日が試験の本番ではないのです。
あと、ほとんどの受験生は、毎週毎週自分の位置を客観的に把握することができていません。
例えば1人で問題を解いていて自分が出来ていなくても、その問題を解いた他の人も出来ていないのなら、今の時点ではあまり問題ありません。ですが、「100点満点で70点くらいとれた!!」と喜んでいても、他の人がみな90点以上取れていれば、これは喜んでいる場合ではないのです。
毎回毎回、自分のレベルをしっかると把握することが大事です。そうでないと、次のステップへの作戦の立てようがないからです。(これは、毎週毎週自分の実力・努力が点数という客観的な指標で出てくるので、実は結構きついことなんです。ですがこれは部活動をしている高校生なら理解していただける事だと思います。部活動では「点数化」されないだけで、やっていること、感覚的なことは同じです。)
また、藤井セミナーは「授業をしない塾」では無いので、授業をします。授業の位置づけは、自分の今現段階の実力では分からなかったことを理解して、メモをして、復習するための自分専用の教材を作る事です。なので、授業は大事です。この時のメモを頼りに、授業後に音読復習を繰り返し行っていきます。
次に復習です。復習の軸はほとんど「音読復習」になります。英語の実力が一番アップするのはこの時です。
これも部活動の練習と同じだと考えてください。そのスポーツの動きを初めてする時に、コーチや顧問の先生方が、その方法教えてくれます。その後、何をしますか??あなたは何回も何回も練習をして、期限内に意識をしなくてもその動きが出来るように練習をすると思うのです。
英語の勉強も同じです。まず、入試では時間制限があるのです。だから「速く読んで速く答える」ことができないと、試験の時間内で全問を終わらせることができないのです。
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