藤井セミナー明石教室長の木下です。
6月1日に「藤井セミナー×関西学院大学の入試説明会」
が開催されました。
(満員での開催でした。ありがとうございました。)
生徒・親御様ともに興味があったのは入試の話だったと思います。
特に来年度から導入される「入試改革」で
関西学院大学の入試制度がどのように変わるのか
この部分をまとめていきたいと思います。
なお、現3年生・現浪人生に関しては従来通りの
入試制度です。なので気にしなくても良いです。
現高校2年生・1年生を対象とした話になります。
Ⅰ.一般入試試験の変更
(1)「全学日程」「学部個別日程」「関学独自方式日程」
は従来通り一般入試試験を実施します。
(2)「大学入試センター試験」→「大学入試共通テスト」へ
名称が変更される。
Ⅱ.実施方式
(1)英語に関して
①英語検定試験のスコアの有する者
ⅰ関西学院大学が課す英語試験得点(200点満点)
ⅱ関西学院大学が課す英語試験得点(200点満点)を150点に圧縮
+英語検定試験のスコアを50点に得点化した合計200点満点
上記ⅰとⅱの中で高得点の方を点数として評価する
②英語検定試験のスコアを有しない者
ⅰ関西学院大学が課す英語試験得点(200点満点)のみで評価
③まとめ
・結局従来通りの試験とほぼ変わらないようになっている。
なので例えば今年の現役生が浪人したとしても、
英語検定などの対策をする必要はほぼ無しと考える。
(2)国語について
①記述式の問題を導入します。
ⅰなお記述式の問題に関しては、関西学院大学では毎年
「学部個別日程」実施しており、今回の変更点は
「学部個別入試」だけでなく「全学日程」にも導入するというだけである。
なので、これもほぼ従来通りとなるため過去問の対策で可能だと思われる。
(3)大学入学共通テスト(前大学入試センター試験)の変更点
①英語検定試験のスコアを有する者
ⅰ大学入学共通テストの得点(200点満点)
ⅱ大学入学共通テストの得点(200点満点)を150点に圧縮
+英語検定英検の得点を50点に得点化した合計200点満点
上記ⅰとⅱのなかで高得点の方を点数として評価する
②英語検定試験のスコアを有する者
ⅰ大学入試共通テストの英語の得点(200点満点)のみで評価
③その他
ⅰ藤井セミナー明石教室の生徒は基本的に
センター試験を受けない傾向があるので、
センター試験の代わりとなる「大学入試共通テスト」を
受けるのかどうかで戦略が変わってくる。
色々とまとめましたが、結論として言える事は
私立入試で関西学院大学を受験する場合は「従来とあまり変わらない」
ということです。
まだまだ先が見えない「大学入試制度」ですが、
一つ言えることは、どのような試験方式になっても
勉強方法は変わらないということです。
