志望校の赤本(過去問)はこの時期から始めよう

藤井セミナーオンライン教室の木下です。

 

10月に入りました。夏休みも終わり、丸1ヶ月が経ちました。いよいよここから大学受験本番へ向けて実践を積んでいく時期になります。

 

さて今回は大学受験生がするであろう「赤本」について書いていきたいと思います。夏休みを終えて早くても9月、遅くても10月には実践練習もかねて志望校への受験対策をするために自分で赤本を解いていきます。

 

(1)赤本(過去問を解く前に)

まずこの段階で覚えておいて欲しいことは、必ずしもこの時期に高得点を取る必要は無いということです。もちろん高得点を取ることに越したことは無いですが、おそらくそのような受験生はほとんどいないと思います。

 

夏休みを終え、暗記と復習を徹底的にやってきた生徒にとっては、この時期にある程度の知識を付けて来たので、赤本で良い点数が取れると考える(勘違いする)と思う人が多いと思います。

 

実際解いてみると分かる事なのですが、「1回だけ解いて良い点数を取る事が出来るのは極稀である」、という事です。

 

そこで大体の受験生が点数が全然取れなくてやる気を無くしてしまいます。ですが、今の段階では、この時期に点数を取れなくても気にしなくて良いので、やる気を無くさないようにしてください。

 

 

この時期から「赤本は何の為に解くのか」を説明したいと思います。大きく分けて2つあります。

(1)時間配分の確認と慣れ

(2)「分かる」→「出来る」への変換

です。

 

(2)時間配分の確認

赤本を解くことによって、その大学の問題の傾向をつかむことが出来ます。そしてその傾向に合わせて時間配分を設定して、その傾向に慣れていくという作業をします。

 

要は「対策」です。2月の受験時点では、周りの受験生とはあまり知識の差はないと思います。となると大事になってくるのが、この「対策」です。

 

(3)「分かる」→「出来る」への変換

夏休みまでは徹底的に暗記と復習を行ってきたと思います。英語で言えば英単熟語や文法、世界史・日本史で言えば通史から基本的な文化史までは勉強してきていると思います。

 

後は、その詰めた知識を「使える」ようにしていかなければいけません。

 

問題を解くのに必要なのはなぜその答えになるのか?」です。

 

もちろん一問一答式のように「〇〇だから△△」と出来る場合もありますが、複数選択肢がある中ではこれは難しいです。なので赤本を解いていくことで、どうすれば問題の答えに繋がるかの訓練をする必要があります。「〇〇の箇所が間違っているから×」など根拠を示して答えていくのが良いと思います。

 

実際に正答率が上がってくるのは12月以降だと思います。生徒によっては1月に入ってから急に伸びてきて、合格する受験生も非常に多いです。

 

赤本の点数は最初は低くても心配しないこと。それよりも行った赤本の問題の見直しをその日に行う事。

 

最後まであきらめず、暗記と復習を詰めていきましょう。

 

藤井セミナーに入塾してどのように第一志望校に合格するか?

前提として今現段階で「英語が苦手」「勉強が嫌い」「学年でも最下位クラス」であり、今から逆転合格をすることを前提にお話をします。

まず、他の塾と決定的に違うところは藤井セミナーでは「予習」を一切しません

えっ、予習ないんですか?驚いた人も多いと思います。実際説明会に参加された人の中には、驚く人も多いです。

世間的には「予習→授業→復習」の黄金サイクルで成績が上がると言われています。先ほど(3)で挙げたような塾や予備校もこの「予習」がある場合が多いと思います。この黄金サイクルで成績が上がっていくんだよ!というのは、正直正しいです。

ですが、冷静に考えてみてください。

もし本当に「予習→授業→復習」が万人に当てはまる黄金サイクルなのであれば、皆さんが高校で受けている授業で十分なはずであって、塾や予備校って必要とされないと思うんですよね。また、成績もめちゃくちゃ上がるはずです。でも、そうはなっていないのが現状です。

「予習→授業→復習」で成績が上がらないのに、塾や予備校に入って、高いお金を払って、また同じように「予習」が前提の授業の大量の講座を取って、成績は上がりませんでした。これって当たり前なんですよね。

なぜ成績が上がらないかは、要は「復習」にかける時間が無くなるから、なんですよね。正しい知識が一番定着しやすいのは授業が終わった後、つまり「復習」時です。

また、今現段階で「英語が苦手」「勉強が嫌い」「学年でも最下位クラス」である高校生たちにとって、予習というのは「時間がものすごくかかる」ので、塾で高いお金を払って大量に講座を取っていると、必然的に復習する時間が無くなって、「お金と時間をかけた割には、なかなか成績が上がらないなぁ」という事になります

ですので、藤井セミナーでは「予習」を一切排除して、皆さんが一生懸命予習するはずの知識は授業で教えて、その知識を使えるようにするために、徹底的に「復習」してもらいます。これが一番効率が良いと考えているからです。

この「復習」と、あともう一つその前提となる知識を「暗記」していくことを前提にして、藤井セミナー明石教室では全学年(高校1年生・2年生・3年生・浪人生)には英語を中心に授業を行っていますが、受験生向けに開講している世界史や日本史、国語科目も同じ考えで同じスタイルで授業をしています。

予習はないので、藤井セミナー生は何の準備もなしに教室に来ることができます。つまり、皆さんが高校の授業でも苦労している予習というストレスは全くないので、勉強も継続しやすくなります。また、仮にここでできなくても、それは「出来なかった事を受験の前に知ることが出来た」と考えて、「むしろラッキーやん。良かった…」と考えてください。今日が試験の本番ではないのです。

あと、ほとんどの受験生は、毎週毎週自分の位置を客観的に把握することができていません。

例えば1人で問題を解いていて自分が出来ていなくても、その問題を解いた他の人も出来ていないのなら、今の時点ではあまり問題ありません。ですが、「100点満点で70点くらいとれた!!」と喜んでいても、他の人がみな90点以上取れていれば、これは喜んでいる場合ではないのです。

毎回毎回、自分のレベルをしっかると把握することが大事です。そうでないと、次のステップへの作戦の立てようがないからです。(これは、毎週毎週自分の実力・努力が点数という客観的な指標で出てくるので、実は結構きついことなんです。ですがこれは部活動をしている高校生なら理解していただける事だと思います。部活動では「点数化」されないだけで、やっていること、感覚的なことは同じです。)

また、藤井セミナーは「授業をしない塾」では無いので、授業をします授業の位置づけは、自分の今現段階の実力では分からなかったことを理解して、メモをして、復習するための自分専用の教材を作る事です。なので、授業は大事です。この時のメモを頼りに、授業後に音読復習を繰り返し行っていきます。

次に復習です。復習の軸はほとんど「音読復習」になります。英語の実力が一番アップするのはこの時です。

これも部活動の練習と同じだと考えてください。そのスポーツの動きを初めてする時に、コーチや顧問の先生方が、その方法教えてくれます。その後、何をしますか??あなたは何回も何回も練習をして、期限内に意識をしなくてもその動きが出来るように練習をすると思うのです。

英語の勉強も同じです。まず、入試では時間制限があるのです。だから「速く読んで速く答える」ことができないと、試験の時間内で全問を終わらせることができないのです。

藤井セミナーに入塾して、効率よく勉強をして第一志望校に合格していきましょう。
ただいま、藤井セミナーでは、第一志望校へ受かるための入塾説明会を開催しております。

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