コロナでも関関同立、早稲田慶応やGMARCHに受かるには?
受験生といろいろラインでやりとりしていると、コロナの影響で家にこもってて、逆にチャンス!と考えて受験勉強に「やる気の出てる人」、またやっぱり暗いニュースに意気消沈して「モチベーションが低下している人」、両極端に分かれているようです。
後者の人は、なんとか色々な手を打って気持ちを盛り上げてください。以下の話も、その1つになれば…と思っています。
高校生のみんなは、普段は高校に行ってたら、部活もあるし、そんなにテレビなんて見ないと思います。でも、NHKの番組には、色々と勉強の刺激になるような番組があります。
そういえば、昔々、日本史が大っ嫌いな須磨東高校(サッカー部)の浪人生の男の子が、1997年の大河ドラマ「毛利元就」を見て、日本史が大好きになって、関学に受かっています。彼は、高3の時は学年最下位クラスで、産近甲龍も全然手が届かないレベルでした。当時の須磨東高校からは、現役で関学に合格するのは実数で数名の時代で、伊川谷北からはほぼゼロの時代でした。
その彼は、今ではアメリカの公認会計士の資格を取って大手の会計事務所で活躍しています。あのタイミングで、日本史が好きにならなかったら、浪人しても産近甲龍になっていたはずです。(英語だけできても難関大学は無理なのです)
つまり、極端な事を言えば、大河ドラマが彼の人生を変えたのです!
(もちろん藤井セミナーで英語も徹底的に頑張ったのですが…。特に過去長文を1週間で30枚回すのには非常にこだわって頑張っていました。)
…ということで、大学受験勉強にも刺激になったり、参考になったりする番組を以下に紹介しておきます。今までの受験生を見ていると、やっぱり早稲田慶応や明治などのGMARCHや同志社や関学などの関関同立にしっかりと合格する生徒は、常に自分で情報を取り、何か刺激を常に自分に与えるような生徒が多かったと思います。今、家にこもっていたら、なかなか刺激は受けられないので、せめて以下のテレビ番組などから刺激をもらうのも1つかもしれません。
たぶん、一番メリットがありそうなのは、「日本史が嫌い!」な生徒でしょう。次が、「古典」が嫌いな生徒かも。世界史関係は、そんなに番組がないのが残念です…。
もし、まだ新聞を取っているなら、毎朝、NHKの番組をチェックしておけば、何か歴史に関係する番組をちょこちょこ発見できると思います。
(以下の番組の日時は神戸で調べています)
100分de名著
5/6水 Eテレ 午前5:30~5:55 平家物語(1)
※4回あるようです。古典と日本史の勉強にいいかも。
英雄たちの選択
5/6水 BSプレミアム、午前8:00~9:00 悲運の天才、菅原道真 なぜ怨霊は神になったのか
5/6水 BSプレミアム、午後8:00~9:00 明治維新最後の攻防、西郷大久保「革命」への賭け
大河ドラマ 麒麟がくる16
5/9土 総合 午後1:05~1:50
古代中国 よみがえる英雄伝説
5/9土 BSプレミアム 午後6:00~7:30 始皇帝と乱世の名臣たち
大河ドラマ 麒麟がくる17
5/10日 総合 午後8:00~8:45
歴史秘話ヒストリア
5/10日 総合、午後1:50~2:40 信長を導いた戦国革命児、斉藤道三
5/12火 総合 午後3:08~4:00 薬師寺1300年の祈り
先人たちの底力 知恵泉
5/5火 Eテレ 午後10:00~10:45 家康を作った三方ヶ原の戦い
5/12火 Eテレ 午後0:00~0:45 家康を作った三方ヶ原の戦い
受験勉強も、通常のように2月から私学の試験が始まるなら、夏以降(遅くとも秋ぐらい)になったら、かなりモチベーションも上がって、以上のようなテレビ番組を見ている暇もなくなると思います。
今は、あくまで、モチベーションアップの1つとして、利用するのがいいと思います。