今日は、大学受験をスポーツの大会に当てはめてお話ししたいと思います
目次
受験勉強を進めていく中で、
「あ、なんか大体この英語の長文の意味わかる」
「あ、何となくこの長文読めるようになってきた」
「単熟語完全には覚えてないけど、なーんとなく、英文→日本語に訳せるな」
と思う瞬間があるかと思います。
このように感じる時も、ある程度の勉強の達成感があるため、「あ、これ位の勉強で大丈夫ちゃうかな、本番の受験にも通用するんとちゃうかな」と内なる声が聞こえてくるかもしれません。
この状態は、まさに、例えばフィギアスケートの学校選手権で良い成績がとれて、喜んでいる状態なのです。
皆さんが目指すGMACH以上の受験は、“学校選手権”ではなくて、まさに“全国大会”に出場するレベルに相当します。
ということは“学校選手権”ではなくて、“全国大会”で勝てる力をつけていかねばならないのです!
では、“全国大会で勝てる力”とは、どのような力でしょうか?
フィギアスケートで想像してみましょう!
トリプルアクセルなど、規定のジャンプ(=英語でいうと、単熟語、文法の知識)はみんな飛べる選手が集まっている大会でどうやって試合に勝つのか?ここで、必要となってくるのは、“どこで細かな違いを見せていくか(=英語で言うと、例えば、和訳の問題で、文法知識を活用して文の要素を正しく分析できる力)とか、”この音楽でどの技を見せるか“といったような戦術です。英語で言うと、この戦術は暗記しただけで、活用できるものではなく、”日々その暗記した知識を生かしながらどれだけ手を動かし主体的に英文を分析するトレーニングを積むか“にかかっています。フィギアスケート選手だって、日々の基礎練習を生かして、難しい技に毎日体当たりで練習に挑み、そしてようやく試合で結果を出していますよね?コーチが組み立てる勝てるプログラム構成を表現できるように、コーチの戦術を理解し、勝つために必要な練習を日々積み重ねています。受験も同じです。全国大会で勝つためには、戦術を生かした大技、勝てる技に、近道はなく、戦術を理解し、日々地道に練習を取り組むことがとても重要です。
別の角度から、サッカーの“全国大会”での勝ち方を例に考えてみましょう。小中学校のサッカーでは、“体格がよい、走りが速い”などのポテンシャルでレギュラーになれることも多々あるでしょう。しかし、高校のサッカーになると、“どのようなフォーメーションで戦うか、フォワードは2人でディフェンスは○○人”など、まさに戦術なしには全国大会で勝ち抜いていくことはできません。全国大会で勝つために大切なことは、監督が示す戦術を理解して、選手はそれを理解して、その戦術を実行するかということがとても重要なのです。
また別の角度から。。。。記憶に新しい、ワールドカップ南アフリカ大会で勝利したラグビーのお話しでも、“個々の選手が監督の戦術を理解し、練習を重ねることによって結果を出す”という例をみていきましょう!
http://president.jp/articles/-/16635
「個」を徹底的に鍛えるエディ―の方針が書かれていますが、英語で言えば、「個」とはまさに、「that識別」だったり「名詞と名詞が並んだ時」などを鍛える大切さと置き換えて考えることができるでしょう。
GMARCHは本当に全国大会なのかを皆さんにお伝えするために、今年明治大学に受かった塾生からのエピソードを紹介したいと思います。彼は、都立の(全国大会レベルからみれば)弱小の都立高校から、必死の努力で、明治大学に合格しましたが、彼の高校の友人には、明治学院大学に進学した多数いたと言います。その明治学院の基礎ゼミで約20任中18人の9割が神奈川県民と東京都民と千葉県民と埼玉県民だったそうです。
一方、明治大学に入学して彼が驚いたのは、周りに東京出身者が少なく、多くが全国から来ているということです。基礎ゼミの約20命中神奈川県民と東京都民と千葉県民と埼玉県民はたったの6人だけ…それ以外はほとんど地方出身です。
つまり、学校でレギュラークラスの選手程度なら、明治学院大学に進学し、“全国大会のレギュラークラス選手”ならば、明治大学に進学できると言っても過言ではないと思います。
GMARCHの受験では、全国・地方から多数の学生が受験しますが、みんな“絶対上京するぞ!”という、強い熱意も持って受験に臨んできます。つまりは、全国大会で勝つためには、“戦術”+“熱意”が必要ということです。
当然、受験は個人競技なので学校のテニス部や剣道部をそうぞうしてみてください。
勉強をしていて“これぐらいでいいかな”“単熟語覚えてないけど、何となく訳せてるし・・・・。”と思ったときは、自分が“学校選手権”で勝ちたいのか、“全国大会”で勝ちたいのか、自分自身に問うてみてください。そして、“全国大会”で勝ちたいのなら、“絶対合格するぞ!”という熱意を持ち、“戦術を生かして勝てるように日々地道に勉強に取り組む”ということを実践していってくださいね
最後に、GMARCHに行けば全国から集まっているので夏休みや春休みを利用して友達の実家に行ったり、地方の色んな知識(美味しいものや方言)が入ってきます。だけど、神奈川県民と東京都民と千葉県民と埼玉県民だけだとほとんど高校の延長なのです。
2年生のみなさん!まだまだ部活が忙しいと思います。そして部活でもレギュラー争いをしていると思います。
だけど、
一般入試という全国大会に向けて来年の夏までに個(単熟語)を磨いてください。
そして、わたくしたちは君たちへ合格するための戦術を伝えます。
なので、充実した大学生活を目指してとにかく今は単熟語を頑張って全国大会に出れるように今年の夏から準備しましょう!
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