こんにちは、藤井セミナー自由が丘教室です。
今回は、ちょっと真面目なお話!「自分で自分の限界を決めるのはやめよう」という話をしたいと思います。

【100m10秒の壁】

日本人にとって100mで10秒を切れるかどうかは長年の壁でした。
日本人で最も10秒に近づいたのは1998年に伊東浩司が出した10秒00。
そこから10秒に迫るタイムは出るものの10秒を切る日本人はずっと現れませんでした。
そして伊東浩司の記録から19年後の2017年に日本人初の9秒台(9.98)が桐生祥秀によって達成されます。
19年という長い間誰もが達成できなかった9秒台ですが桐生選手が達成してからたった数年でさらに2人が9秒台を達成して今では9秒台の選手が日本に3人もいます。
日本人には不可能だと思われていた9秒台がたった一人が可能にしたことを機に数年で続々と達成していく人が現れたのです。
「日本人に9秒台なんて無理」という常識が「日本人でも9秒台が出せる」という常識にたった一つのきっかけで変わっていったんです。

 

【ノミから学ぶ限界突破の話】

ノミは3ミリ程度しかないのに跳躍力は群を抜いていて2mも跳ぶことができるそうなんです。
自分の体長の600倍以上も跳ぶので人間なら1000mくらい跳ぶ計算です。
ただそのノミを30cmの瓶に入れるとノミは何度か頭をぶつけてしまうので頭をぶつけないように跳ぶようになります。
そして時間が経って瓶から出すとさっきまで2m跳べていたノミが30cmしか跳べなくなってしまうんです。
ノミは瓶が無いのに30cmしか跳べないと思い込んでしまって限界を作ってしまいます。
これって人間でも同じことが言えます。

本当は努力したら出来るのに努力する前から過去の失敗を見て自分にはどうせ無理だと考えるんです。
私は究極に勉強ができない人なんていないと思っています。ただ勉強ができるようになる前に諦めてしまうんです。
ほとんどの人は自分で限界を決めて自分ができないことを正当化してしまいますよね。
「思い込み」って怖いです。
自分が無理だと思っていたら自然に無理な行動を取ってしまいます。

ノミの話に戻すとノミが再び2m跳べるようになるには2m跳べる仲間の姿を見せるようにするだけです。
するとノミは自分も跳べると思ってどんどん跳べるようになっていきます。
これってさっきの日本人で9秒台は無理だという常識が崩れた瞬間に9秒台が続々と出たのと一緒ですよね。
思い込みは自分にとってプラスにもマイナスにもなります。
思い込みについてもう少しだけ踏み込んで見ていきましょう。
成功するためにマイナスから離れる人は周りからも大きな影響を受けています。

家族や友達、恋人SNSのフォロワーなど多くから影響されるんです。
家族からずっと「あなたは優しい子だね」と言われ続けたら優しい子に
上司からずっと「お前は仕事ができない」と言われ続けたら仕事ができない人にそうなっていくんです。

よく挑戦したり行動したりすると「意識高いね」「お前には無理だ」「そんなことしても無駄だ」何かにつけて足を引っ張ってくる人がいます。

そういう足を引っ張る人を「ドリームキラー」と言います。

 

【ドリームキラーとは?】

「ドリームキラー」つまり「他人のやる気をつぶす人」です。この「ドリームキラー」は、「悪意のあるドリームキラー」と「善意のつもりのドリームキラー」の二種類のタイプに分かれます。実はより厄介なのは、後者の「善意のつもりのドリームキラー」なんです。前者の「悪意のあるドリームキラー」は、自己評価が低い故に、人を貶して自分の評価を上げようとする人(例えば、あなたが勉強を頑張りだしたら「最近意識高いじゃんwどうしちゃったの?w」みたいに茶化す人)なので、そういう人とは付き合わなければいいだけの話です。ところが、「善意のつもりのドリームキラー」は本気で心配してくれているが故に、過去の統計や慣習にあてはめて人を評価しようとします。例えば、今まで勉強苦手だったけど、一念発起でGMARCHを目指そうとしたときに、「今までの成績から考えたらちょっと難しい。手に届く大学を選んでおけば死に物狂いで勉強しなくても大丈夫だよ(だって今まで勉強苦手だったし)。」というようなことを言う人です。言ってる本人は、善意のつもりで言っているとは思いますが、それが結果としてやる気を削いでることに気づいてないのです。特に、仲の良い先生や親から言われたら凹みますよね・・・。

そこで「やっぱり無理かもしれない」と思う必要は一切ありません。

他人は自分の人生の責任を持ってくれませんし周囲の人の常識は必ずしも真実であるとは限らないからです。

だから自分の可能性を狭めてくる人とは付き合わずに自分の信じる人との時間を増やしていけばいいんです。
たった一人から学んで行動してみて下さい。

そして自分がやりたいことならどんどん行動し続けて自分の限界を広げていって欲しいなと思います。

自分を信じて自分の可能性を広げてあげてください。

自分で自分の限界を決めるのはやめましょう。

ましてや、他人(学校の先生や親を含めても)があなたの限界を決める理由なんてありません。

予備校や塾の中には、「受験コンサル」と銘打って今までの模試での成績と大学側の出す受験の情報を照らし合わせながら指導するところがあるようですが、藤井セミナーでは受験コンサルみたいな面談はしていません。確かに、ここぐらいまでなら受かると言われたら安心はするかもしれませんが、受かるラインと自分が行きたい大学との間に差があったらどうしますか?「自分が行きたい大学には受からないんだ・・・。」と限界を決めてしまうことになりかねません。下手したらそれこそドリームキラーです。(合格率を上げるために、受験コンサルで確実に受かるところだけを決めるなんてドリームキラー以前の話です。)

藤井セミナーでは、最後の模試でE判定だった子たちが第一志望に合格した例が数えきれないほどあります。逆転合格できた理由は、「自分の可能性を信じて、限界を決めずに行動し続けた」からに尽きます。

ということで、限界なんて決めず、自分の第一志望に対して頑張っていこう!僕たちも第一志望への努力の方向が間違わないようにしっかり指導していきます!!

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