受験勉強の基盤をこの春の時期につくっておくことがとても大切なので、今日は「学習効率を上げるための3つの工夫」についてお伝えします。
目次
その1:学習に筋トレまたは適度な運動を取り入れましょう!!
去年より学校での体育の活動が制約されたり、また気軽に外で運動をするのが難しい状況が続いていますが、実はちょっとした工夫で日頃の生活に筋トレや運動を取り入れることにより、学習効率が格段にアップします。
名城大学のHPに“筋トレをすると記憶力が1.5倍”にというタイトルで“筋トレ悟の記憶力は筋トレしない時に比べて1.5倍になるという研究結果もでている。”とその効果について紹介されています。
これには科学的な根拠もあり、運動や筋トレをすると「テストステロン」の分泌が促されることが知られています。この「テストステロン」が低下すると、「やる気がでない、集中力が続かない、鬱っぽくなる」となり、逆に増加すると「前向きになり、記憶力や集中力が高まる」と言われています。
確かに勉強などに行き詰っているときに、気分転換に外を散歩し、体を少し動かしだけでも、その後の勉強が捗るという経験をしたことが皆さんもあると思います。
是非、インドア派な人こそ、「運動時間」を毎日の学習時間に盛り込んでみてください。取り入れる運動としては、「筋トレ、軽いランニング、縄跳び」などがおすすめです。
縄跳びは塾にも置いているので、是非活用してみてくださいね!!
浪人生の人は、適度な運動を盛り込んだ学習計画を早急に提出してください。
その2:自習室を最大限活用しましょう
「家ではすぐに他の誘惑に負けてしまう」という人は毎日自習室に来てください。実際私自身も家では1分も勉強できなかったので、毎日朝から晩まで自習室で勉強していました。自習室に来るメリットとしては、①学習の習慣やリズムが定着すること ②ライバルの存在があり勉強の質が高まることが挙げられます。ライバルの存在は、「唯一の成長のブースター」と言われていて、自宅で一人でオンラインで勉強をしたり、時にはご家族と自宅で勉強をしていてもそれ自体が成長を促すものでありません。
「他者である誰か」と競って初めて、悔しいという気持ちや追いつきたいという気持ちになりそれが学習へのモチベーションになります。
自習室利用の目安として、浪人生であれば毎日朝9時~夜8時位まで、現役生であれば、放課後また部活後に塾の自習室に直行するのが望ましいです。
家では、休みたくなる時で、周りの友達が勉強している自習室では、眠ったり怠けたりすることはできないので、必然的に勉強時間も長くなります。
実際、毎年GMARCH以上に合格していく人は、ほぼ毎日自習室を利用しています。まずは自習室にくることを実践することで、それが習慣となり、先生からの的確なアドバイスも受けやすくなり、結果勉強の質も上がっていきます。
その3:補習に参加しましょう!!
4月からは毎週火曜日14:00-以降「授業の復習の仕方、単熟語の覚え方、ピンク構文の学習の仕方」などの補習指導を行っています。
3月まで水曜日の補習も含めて1度も参加していない人は要注意です。入塾後も間もない人、復習テストやピンク構文のテストで8割を下回っている人は参加必須です。補習に参加する人は、できれば前日まで、遅くとも当日の火曜日12時までにLINEで塾に来る時間を知らせてもらえると助かります。
受験勉強は「量×質」とが合否を決めるといわれています。
「量」をやることで「質」が上り、「質」が上がっていくことで時間単短縮でき、さらに「量」ができるという、プラスのサイクルに入っていきます。
有名な話ですが、サッカー選手のクリスチャンロナウドが45秒で120回腹筋することは有名ですが、超一流の選手はそれだけの短時間でこの質のトレーニングを積んでいるからこそ超一流なのです。
とはいえ、はじめから器用に「高い質」を実現したわけではなく、はじめは「量」をやり数々の試行錯誤を繰り返す中で「質」が上がっていくのです。
但し、その目的や方向性が違っていると「量」をやっても「質」が上がらないので、こまめに自習室に来て、自分のやり方を見直す意味でも先生に相談することがとても大切です!!
因みに、クリスチャンロナウドは、以下の様なメニューをこなしているそうです。
15キロのランニングを1時間
※上記メニューを早稲田の大学生がやろうとしたら、12時~13時間かかると言っていました。
過去長文4-5個を1時間
※今の皆さんなら、上記の単熟語ピンク構文のメニューで1日(12-13h)が終っても普通です。夏前には、皆さんも2時間半という速さで、単熟語、ピンク構文、過去長文の基礎トレーニングを回せるようになりましょう!!!
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