「4月から勉強やろう」は「バカやろう!?」【明石教室】

だから受験勉強は「今すぐやろう!!」。おあとはよろしいようで。

 

藤井セミナーオンライン教室の木下です。

 

さて、今年受験生になる皆さんの中には、心機一転「勉強を「4月」から始めよう」と考えている人が圧倒的に多いと思います。この考えは少しまずいのではないかと思っています。もしかしたら勉強するスタートが大幅に遅れる場合が非常に多いので、ここでお伝えしておきます。

 

(1)「4月から勉強しよう」という決意を崩す外的要因

まずは高校3年生の4月から始まる学校生活を想像してみましょう。

 

高校でのクラス発表や担任の先生が変わったりして、何かとバタバタします。部活動に入っている人が大半だと思いますが、4月からは新入部員が入って来て面倒をみていたら普段より雑用が増えます。そういうことで、4月の時点で「勉強をしよう」という気持ちなんてものは薄れてしまいます。

 

そして、5月。ここで勉強をすればまだよいのですが、5月に入ったらすぐにゴールデンウィークを迎えます。このゴールデンウィーク期間には、多くの部活動で最後の試合に向けて必死で練習しているころです。

 

そして、中間テストが5月中旬から始まるのです。で、結局5月も受験勉強を開始することが出来ないという状況になります。それで、6月に突入していくのです。

 

6月から勉強を始めようという気持ちを引き出すことが出来れば良いのですが、この6月梅雨の時期にじめじめしているという事もありますが、このタイミングで学園祭がある高校もあります。

 

そうなれば、もう受験勉強は7月から開始となりますが、7月は期末試験があるので、結局全く受験勉強を開始することなく夏休みを迎えることになります。

 

以上の事から、多くの高校生はこの2月の時期に「受験勉強を4月から開始しよう!」と思っても結局は夏休みから受験勉強を開始する事になり、秋に「もっと早くから受験勉強を始めておけば良かった」と後悔することになります。4月から勉強を始めようと思っていたけど、気づいたら夏休みから受験勉強をすることになっていた。この3ヵ月の出遅れは非常にきついです。

 

 

3ヵ月あれば、

・英単語2000個

・英熟語1000個

・世界史・日本史の教科書を一通り5周出来る

 

これくらいの差が出来ます。また夏休みの時間の使い方も異なってきますよね。

 

なので出遅れないように、受験生としての自覚を持って、この2月からバシッと始めましょう!

 

(2)「4月から勉強しよう」と考えている人は「先送り体質」かも

将来的に必ず勉強をしなければいけないと分かりきっているなら、今からすぐに始めたら、非常に大きなアドバンテージを得ることが出来ます。

 

そもそも「4月から始めよう!」と思う人は、潜在的には「先送り体質」があるかもしれません。これだけでも危険です。何でも「勉強をするぞ!!」の瞬間からスパッと始めることは、非常に難しくて、多くの人はできません。

 

この「先送り体質」というのは、「行動経済学」の分野で、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル=カーネマンが「現在バイアス」という考え方で提唱しています。(もし興味がある人は、「現在バイアス」をgoogleで調べたり、行動経済学に関する本を読んでみてください。経済学の中でも特に人の行動に焦点を当てた分野なので非常に読みやすいと思います。オススメの本を知りたければ、ぜひ私に聞きに来てください)

 

この「現在バイアス」によると、ほとんどの人は将来の事よりも、現在の事に価値があると考える傾向にあるという事です。ダイエットや宿題がヒントです。

 

なので将来ある大学受験へ対策をするために、ある程度強制的に2月から受験勉強をバッチりと始める必要があるのです。関関同立や早稲田慶応上智に受かるには、頭の良さではなく、早めに始めて志望校に対する「準備」を徹底的に行っていくだけで、各段に合格率がアップします。

 

単に早目に始めるだけです。そして勉強の方法としては、「一番楽に」そして「継続しやすい」のが、藤井セミナーで勧めている「予習無し」で「復習オンリー」の勉強方法なのです。

 

(3)受験勉強を「先送り」しない為の考え方

受験勉強を2月から始める人は第一志望校へ合格する人が多いです。2月から受験勉強を始める人は、ちょうどその時に1学年上の先輩達が一般入試を受けていて、「1年後は自分たちの番だ」という事をより意識しながらモチベーションを高く持ち始めていく人が多いのです。

 

この特に何にもない2月や3月に受験勉強を始めると、その2月や3月に受験勉強を継続する習慣がついてしまうのです!

 

そしてその習慣を持ったまま4月を迎えることができます。4月から始めようと思う人が先ほど(1)で説明したような外的要因の中で試行錯誤をしながら、面倒になって辞めていくのとは対照的に、この2月に始める人は多少勉強に対して試行錯誤しても受験勉強を継続する習慣がついて4月を迎えることになります。

 

こうなるとたとえ周りがバタバタしても、もう受験勉強を継続する仕方が確立されているので細かい隙間時間を見つけながら受験勉強を継続していけます。なので受験勉強の開始は、この2月からが圧倒的に有利となります。

 

藤井セミナーに入塾してどのように第一志望校に合格するか?

前提として今現段階で「英語が苦手」「勉強が嫌い」「学年でも最下位クラス」であり、今から逆転合格をすることを前提にお話をします。

まず、他の塾と決定的に違うところは藤井セミナーでは「予習」を一切しません

えっ、予習ないんですか?驚いた人も多いと思います。実際説明会に参加された人の中には、驚く人も多いです。

世間的には「予習→授業→復習」の黄金サイクルで成績が上がると言われています。先ほど(3)で挙げたような塾や予備校もこの「予習」がある場合が多いと思います。この黄金サイクルで成績が上がっていくんだよ!というのは、正直正しいです。

ですが、冷静に考えてみてください。

もし本当に「予習→授業→復習」が万人に当てはまる黄金サイクルなのであれば、皆さんが高校で受けている授業で十分なはずであって、塾や予備校って必要とされないと思うんですよね。また、成績もめちゃくちゃ上がるはずです。でも、そうはなっていないのが現状です。

「予習→授業→復習」で成績が上がらないのに、塾や予備校に入って、高いお金を払って、また同じように「予習」が前提の授業の大量の講座を取って、成績は上がりませんでした。これって当たり前なんですよね。

なぜ成績が上がらないかは、要は「復習」にかける時間が無くなるから、なんですよね。正しい知識が一番定着しやすいのは授業が終わった後、つまり「復習」時です。

また、今現段階で「英語が苦手」「勉強が嫌い」「学年でも最下位クラス」である高校生たちにとって、予習というのは「時間がものすごくかかる」ので、塾で高いお金を払って大量に講座を取っていると、必然的に復習する時間が無くなって、「お金と時間をかけた割には、なかなか成績が上がらないなぁ」という事になります

ですので、藤井セミナーでは「予習」を一切排除して、皆さんが一生懸命予習するはずの知識は授業で教えて、その知識を使えるようにするために、徹底的に「復習」してもらいます。これが一番効率が良いと考えているからです。

この「復習」と、あともう一つその前提となる知識を「暗記」していくことを前提にして、藤井セミナー明石教室では全学年(高校1年生・2年生・3年生・浪人生)には英語を中心に授業を行っていますが、受験生向けに開講している世界史や日本史、国語科目も同じ考えで同じスタイルで授業をしています。

予習はないので、藤井セミナー生は何の準備もなしに教室に来ることができます。つまり、皆さんが高校の授業でも苦労している予習というストレスは全くないので、勉強も継続しやすくなります。また、仮にここでできなくても、それは「出来なかった事を受験の前に知ることが出来た」と考えて、「むしろラッキーやん。良かった…」と考えてください。今日が試験の本番ではないのです。

あと、ほとんどの受験生は、毎週毎週自分の位置を客観的に把握することができていません。

例えば1人で問題を解いていて自分が出来ていなくても、その問題を解いた他の人も出来ていないのなら、今の時点ではあまり問題ありません。ですが、「100点満点で70点くらいとれた!!」と喜んでいても、他の人がみな90点以上取れていれば、これは喜んでいる場合ではないのです。

毎回毎回、自分のレベルをしっかると把握することが大事です。そうでないと、次のステップへの作戦の立てようがないからです。(これは、毎週毎週自分の実力・努力が点数という客観的な指標で出てくるので、実は結構きついことなんです。ですがこれは部活動をしている高校生なら理解していただける事だと思います。部活動では「点数化」されないだけで、やっていること、感覚的なことは同じです。)

また、藤井セミナーは「授業をしない塾」では無いので、授業をします授業の位置づけは、自分の今現段階の実力では分からなかったことを理解して、メモをして、復習するための自分専用の教材を作る事です。なので、授業は大事です。この時のメモを頼りに、授業後に音読復習を繰り返し行っていきます。

次に復習です。復習の軸はほとんど「音読復習」になります。英語の実力が一番アップするのはこの時です。

これも部活動の練習と同じだと考えてください。そのスポーツの動きを初めてする時に、コーチや顧問の先生方が、その方法教えてくれます。その後、何をしますか??あなたは何回も何回も練習をして、期限内に意識をしなくてもその動きが出来るように練習をすると思うのです。

英語の勉強も同じです。まず、入試では時間制限があるのです。だから「速く読んで速く答える」ことができないと、試験の時間内で全問を終わらせることができないのです。

藤井セミナーに入塾して、効率よく勉強をして第一志望校に合格していきましょう。
ただいま、藤井セミナーでは、第一志望校へ受かるための入塾説明会を開催しております。

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