藤井セミナー明石教室長の木下です。
さて昨日、藤井セミナー明石教室校では
「赤本大会」を開催しました。
赤本大会とは、毎年藤井セミナーでこの時期に
開催している行事で、実際に自分の志望校の赤本(過去問)を
時間を測って解いていきます。
今回は関西学院大学(2012年個別日程法学部)と
同志社大学(2012年個別日程法学部)の過去問を解いてもらいました。
1時間目が英語
2時間目が国語
3時間目が選択科目(世界史・日本史・数学)で
進めていきました。
もちろん科目間の休み時間も実際の試験に
則って取ります。
今年は9月・10月・11月・12月に行う予定で、
今回はその1回目でした。
この赤本大会には開催する目的が4つあります。
①過去問を使って「集団」で解いて数値化・可視化する事
今年の夏休みは例年と比べて短い期間でしたが、
それでも約1か月間、毎日勉強をしてきたと思います。
なぜ勉強しているのか?
それは実際に第一志望校へ合格するために勉強をしているわけです。
この夏休みが終わって約1ヵ月経ったタイミングで
自分がどれくらいの点数を取ることが出来るかを
まずは知ることが大事になってくるので、
実際に過去問を解いて数値化・可視化します。
②志望校の問題はどのようなモノかを知る事
自分が実際に受験する大学の問題を早い時期に知ること
は重要です。
普通は11月くらいから赤本を解いていくと思いますが、
これでは少し遅いと考えています。
早めに志望校の問題を知る、これが大事です。
③自分に足りないものは何かを過去問をすることで探っていく事
9月以降は現役生に関しては、夏休みが明け
高校の授業が再開されるため、
夏休みのように毎日1日中時間があるという機会は
少なくあります。
となると、9月以降に大切になってくるのは効率良く
勉強をしていくことです。
(効率よく勉強する方法は説明会で行います
そのためにまずは
「自分はどのくらいの学力があるのか?」を
認識することが必要になってきます。
これを実際受験する試験とは問題形式も
異なっている模試ではなく過去問を使って探っていきます。
④自分はまだまだ勉強を続けなければいけないという「意識」を持つ事
この1回目の赤本大会では、ほとんどの生徒の点数が悪かったです。
とはいっても、この時期に合格最低点を上回る点数を
取ることが出来る受験生はほとんどいません。
なので少し安心してもらっても構いませんが、
少し危機感を持つ必要があります。ですが、
それよりも大事になってくるのは、今日の赤本大会で
「自分はまだまだ勉強を続けなければいけないな」
「自分はバカだ、だから勉強をしなければ」
と思えるかどうかです。
つまり油断、慢心を持たず、常に勉強しなければいけないと
思って実際に行動に移す事が大事になります。
これからは実際に自分で赤本(過去問)を使って
志望校の対策を行っていきます。
浪人生であれば早くて9月、現役生は遅くても10月初旬
から徹底的に赤本をすることが出来る様に
していきましょう。
今回の赤本大会はその導入です。
今自分が置かれている現実を知ったと思います。
これからがの1日1日の過ごし方が重要になってきます。
次の赤本大会は10月末に行います。お楽しみに。
ただいま藤井セミナーでは、
入塾説明会を行っております。
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