こんにちは、藤井セミナー自由が丘教室です。
毎週金曜日（金曜日は高2の授業日なのです）、自由が丘教室に在籍している高2生とその保護者に、授業で扱った例文を2文ほどピックアップして、藤井式の速読法（通称、同時通訳）とポイントを送っています。
ブログでは、毎週金曜日に実際にお送りしているメールの一部を公開します！
授業お疲れ様でした。毎週授業直後に、その日やった例文を2文ほどピックアップして、同時通訳とポイントを本人と保護者様にメールでお送りします。2月からは新受験生扱いになるので、11月も含めて、あと3ヶ月、基礎をしっかり叩き込んでいきましょう！
基礎をしっかり叩き込むには、やっぱり毎日隙間時間を使って勉強できるかにかかっています。毎週送っていくメールは隙間時間での勉強を補助する役割もありますので、毎日チェックして、次週の復習テストに備えてください。まだまだ部活や学校行事が立て込んでると思いますが、どんなに忙しくても同時通訳のところは音読をしてくださいね！
②I am out of practice with the abacus these days, so I don’t know whether I can be of any help to you in this.
★同時通訳★
I am out of practice / 私は練習をしていない / with the abacus / そろばんに関しては（練習をしていない）these days, / 近頃（そろばんに関しては練習をしていない）/ so I don’t know / なので私は分からない / whether I can be of any help / 私が役に立てるかどうか（分からない）to you / あなたに対して（役に立てるかどうか分からない）/ in this. / このことで（あなたに対して役に立てるかどうか分からない）
★ポイント★
・主語： I , 動詞：am
・out of ～：「～の外」、「～から」という意味になります。今回は「～の外で」、「練習の外 → 練習していない」と訳します。
・( in ) these days：「近頃、最近」という意味になります。( in ) those daysは「当時」という意味です！逆で覚えないように！
・so 以降の文構造 主語：I ,動詞don’t know：,目的語：whether以下
・whether：「～かどうか」と訳す名詞節のwhether whetherには「～であろうと」と訳す副詞節のwhetherと「～かどうか」と訳す名詞節のwhetherがあります。識別も含めて和訳で問われることが多いですね。今回は、whetherの位置で識別ができます。whetherの前にはdon’t knowという動詞があります。動詞には自動詞と他動詞があり、自動詞は自己完結できる動詞（＝目的語がいらない）、他動詞は他に対象が必要な動詞（＝目的語が必要）と覚えておきましょう。don’t knowは他動詞になるので後ろに目的語が必要です。そして、目的語は必ず名詞。よって、whetherが名詞節をとると分かるのです。
・of any help ＝of + 抽象名詞 ofは前置詞です。前置詞とは「名詞の前に置く詞」なので、必ず後ろに名詞が来ます。そうすると、ここで注意が必要になるのですが、helpは「助ける」という動詞ではなく、「助け」という名詞になります。さらに言うと、helpは抽象名詞（＝目に見えない名詞）になっていて、「of + 抽象名詞＝形容詞」になることを覚えておきましょう！ちなみに、「of help ＝helpful」となります。早稲田大学や明治大学ではこのofの穴埋めがよく出てきます。英語ビギナーにとっては、be動詞に後ろにofが来るのって気持ち悪いというか不自然に感じると思います。ですが、of + 抽象名詞で形容詞の代わりになるので、まずはbe動詞に後ろに前置詞が来ることもあるというこを覚えておきましょう。
いかがでしたでしょうか？今回は割と長めの文章をセレクトしました！長い文章は模試や大学入試でも和訳で出題されることが多いですが、長い文こそ修飾部分が非常に多いので、どこがメインの文の要素になっているのか、そしてどこが修飾部分になっているかの見極めが大事になるのです！
藤井セミナー自由が丘教室では、実際に教材として使っている例文を1つピックアップしてご紹介していきます！次回もお楽しみに😊
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第一志望を諦めさせない塾講師・永戸 紀行
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