《総合型(AO)、推薦を狙うなんて、もったいない!》

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大学受験の仕方は、だいたい次の3つのパターンがあります

推薦型選抜

典型的なのは指定校推薦です。GMARCHや関関同立などが、5段階評定で4.0以上などの基準を設けて、高校側が推薦した生徒を受け入れる方式です。GMARCHや関関同立の場合は高校3年の1学期までの成績で、4.0以上とする大学が多いようです。実情は…、

●偏差値50前後の高校では、大東亜帝国レベルの指定校推薦の奪い合いになるようです。
●偏差値55前後の高校では、GMARCHや関関同立を目指していた生徒で「やればできる」生徒でも、高校の先生の勧めなどで妥協して日東駒専の推薦をもらうケースが多いようです。時々、GMARCHに行きたい生徒でも、日東駒専の指定校推薦を強引に勧められたりします。これは指定校推薦が余ったら、来年は無くなったり減ったりする可能性もあるので、そうなると高校側は困るからです。なので、強引に勧めてきたら、それはあなたの為を思っているのでななく、高校側が来年の指定校推薦枠をキープしたいために勧めているのです。
●偏差値60前後の高校では、女子大や下の方の大学の指定校推薦は誰も応募せず余ることもあるようです。
●旧帝大を狙う地域のトップの公立高校では、GMARCHの指定校推薦も余ることがあります。
●地方の公立高校になると、指定校推薦は生徒に公表しない高校もたくさんあります。地方では盲目的な国公立志向があり、「受験は団体戦!」という位置づけで、指定校推薦は邪魔でしかないからです。

総合型選抜(旧AO入試)

それぞれの大学が独自に面接、論文、プレゼンテーションなど課して、受験生の意欲などを見て合否を決めます。
ただ、旧帝大レベルの総合選抜と、私大の総合選抜とでは状況が全然違います。特に、私大の下の方の総合選抜の実情は大学経営を安定させるための青田刈りです。少子化での学生確保の意味合いが強く、勉強ができなくても学生をキープするための「青田刈り」となっているのです。なので、総合型選抜の理念とは大きくかけ離れた状況となっています。
アメリカではこの受験方法が主流な用ですが、学生を選ぶのは教授ではなくかなりの予算を取って専門の人がいるようです。日本では教授や職員が選考をするので、形は似ていても本質的には大きな違いがあります。また、これは大人が手を加える入試だと言う批判もあります。アメリカでもそのような批判があるようです。

総合型選抜(AO)専門の塾の場合は、基本的な受講料を約100万円払って、後はオプションで何かを体験させてもらうごとに10万円単位の料金が加算される…というケースが多いようです。なので、お金持ちが、お金をかけて子供に体験をさせて、大人がそれに手を加えてまとめあげて入試を突破する…という状況も多数あります。ただ、旧帝大レベルともなると、本当に優秀な高校生がこの精度の理念通りの行動で合格をしていくようです。

総合型選抜(AO)専門の塾に行ってた大学生に聞くと、「合否は読めない」と言ってました。何をどう頑張ったら受かるか?という基準がないのです。実際、彼女の友達を見ていても、誰が受かって誰が滑るかは「運」のような気もする…と言ってました。面接や論文やプレゼンで決まるので、ちょっと主観的な判断で合否が決まる可能性があります。つまり、準備する高校生側からしたら「再現性」が無いことに取り組まなくてはならず、しかもその準備が他の試験には全く通用しない上、努力が計算通り報われない…という点が非常に危険だと思います。

一般選抜(昔からある一般入試)

昔からあるペーパーテストでの学科試験です。自分が勉強さえしたら必ず突破できる試験です。つまり「再現性」が非常に高いので、努力がストレートに報われる試験形式です。一般入試に向けて勉強をすると、進路の変更や、受験大学のレベルアップなどが容易にできます。特に英語は、一般入試の試験勉強を頑張ってGMARCHや関関同立ぐらいに受かると、かなり大きな基礎力(英検準1級レベル)が付きます。

推薦や総合型が危険な理由!!

推薦や総合型が危険な理由は4つあります。
①推薦で考えている大学より、もっと上の大学に行ける可能性がある!
②総合型選抜(AO)は転用ができない 再現性がない。一般入試なら、どこでも受験できる。
③推薦や総合型でダメだった時のショックが大きすぎて、一般入試に参入する気力が失われる
④実際、推薦や総合型選抜と、一般入試との勉強の両立はできない

推薦で考えている大学より、もっと上の大学に行ける可能性がある!

2024年慶應(商・文)合格
《三田学園・サッカー部出身の張間君のケース》
彼が高校2年の1月から2月、新チームでの新人戦で兵庫県で準優勝しました。彼はその時のフォワード(最後に点を取る係)で、兵庫県の優秀選手にも選ばれています。そんな張間君は、最初のころは推薦で甲南大学(日東駒専レベル)志望でした。もし、推薦をもらっていたら、今の張間君はあり得ません。彼はその後、サッカー部の練習と受験勉強を両立させて、関学と同志社は全勝して、慶応大学の商学部と文学に現役合格して、今では慶応大学の学生です。

2023年早稲田(社会科学)合格
《須磨翔風高校・陸上部出身の今堀君のケース》

彼が通っている須磨翔風高校は高校偏差値が52で神戸学院大学(≒亜細亜大学レベル)に大量に進学する高校です。彼は高校1年の時は学年で300人中200番ぐらいで、入塾当時の志望大学は神戸学院大学(≒亜細亜大学レベル)でした。もし指定校推薦で神戸学院や産近甲龍(≒日東駒専レベル)を考えていたら、今の今堀君はありません。彼は、陸上部で最後まで頑張りながら、同志社大学には全勝して英語は満点を取って現役合格した上、早稲田にも合格して、今では早稲田大学の学生です。

総合型選抜(AO)は転用ができない。一般入試なら、どこでも受験できる。

兵庫高校(偏差値71の高校)の「できる頭のいい女子」のHさんは、総合型選抜で関関同立のある学部を狙っていました。彼女は優秀で頭もよく、しっかりしていてハキハキしゃべる子です。彼女はその大学でのテーマに沿った準備をしっかりとしていて、高校の先生も余裕で総合選抜に受かるだろうと考えていました。十分に準備をした彼女も自信を持っていました。でも、結局は不合格…。そうなると、この試験に準備した事は他には使えず、全くの時間の無駄になるのです。他の大学の総合選抜はまた違うテーマだったり、違う準備を必要とするからです。でも、一般入試で英語や社会を頑張ると、それはどこの大学に通用します。そして、同じ兵庫高校の最下位クラスのKさんは一般入試に絞って頑張って、結果的には現役で同志社と関学に合格します。「できる頭のいい女子」のHさんは、総合選抜に不合格になったので、一般入試の準備が間に合わず浪人をしてしまうのです。
総合型選抜(=AO入試)の塾に通っていた生徒によると、基本は1年間100万円で、何かテーマを決めてするたびに10万円ずつぐらい可算されていくようです。でも、合否の結果を見てたら、誰が受かって誰がダメだったか、全然予想もできない状態だったらしいです。つまり、総合型選抜の合否はかなり主観的に近い決められ方すると思います。その一方で、一般入試は、誰でもしっかりと準備をすれば、GMARCHや関関同立なら絶対に合格する試験となります。
努力の結果が報われるかどうか計算できない試験(再現性のない試験)に望むのは、宝くじを買うようなものなので、最初から避ける方が安全だと思います。

推薦や総合型でダメだった時のショックが大きすぎて、一般入試に参入する気力が失われる

この上で紹介した兵庫高校(偏差値71の高校)の「できる頭のいい女子」のHさんは、しっかりと準備したし、高校生の先生も太鼓判を押すので自信を持って総合型選抜(AO)に望んだのですが、すべりました。そうなると、その時期が9月なので、ショックでしばらくボーっとしてしまいます。しかも7月、8月は総合型選抜の試験の準備に追われて、一般入試向けの勉強は結局していません…。そうなると、総合型選抜に参入しなかったら、しっかりと一般入試向けの勉強もできて楽勝で関関同立には受かってたかも…と思ってしまい悔しくて仕方なくなります。それで結局、やっと受験勉強を再開できても、時すでに遅くて浪人してしまう事になりました。
指定校推薦も、関関同立は4.0以上が基準です。もし4.0~4.2付近で指定校推薦を狙って、一般入試用の勉強をしていなければかなり危険です。というのは、公立高校の場合はだとたいていは4.5以上の生徒が指定校推薦を取るケースが多いからです。なので、指定校推薦でGMARCHや関関同立を狙う場合は、4.3以上を確実に達成できない限りは、もう一般入試向けの勉強に専念した方がいいと思います。

実際、推薦や総合型選抜と、一般入試との勉強の両立はできない。

大人が口で言うのは簡単ですが、実際今まで、指定校推薦や総合型選抜を狙っている生徒が、ダメだった時のために一般入試向けの勉強もしていた…というケースはほぼありません。指定校推薦や総合型選抜での合格を期待してしまうので、どうしても頭ではわかっていても、一般入試向けの勉強なんてできなくなるのです。推薦や総合型選抜で受かればいいのですが、その合格は自分の力ではコントロールできません。運や主観的な判断に左右されます。でも一般入試での合格は自分の力だけでコントロールできるのです。なので、大人が「推薦や総合型選抜を目指していても、ダメだった時の為に、一般入試用の勉強もしておきなさい」とアドバイスをしても、綺麗ごとになってしまって、ほとんどの高校生は一般入試向けの勉強との両立なんてできないのです。だから、多くのケースでは、最初から推薦や総合型選抜は無視する方が得策です。

推薦の闇…(なぜ推薦で入学した大学生は就活に弱いのか…)

指定校推薦は、たとえば関関同立の場合は高校側に4.0以上という条件を出したら、その後は、高校側が生徒を選ぶ権利があります。その時、公立高校は公表をして、単純に5段階評定の高い順番に公平に選ぶケースがほとんどです。ただ、地方の国公立志向の高校だと公表をしないとか、先生が陰である生徒にこそっと教えて勧める…とかもあるようです。

一方で、私立の高校の選び方にはちょっと問題を感じます…。例えば、進学クラスの生徒には一般入試で難関大学を突破して欲しいので「指定校推薦はあげません!」として、勉強ができない普通クラスの生徒には簡単な定期テストにしてたくさんの生徒が4.0を超えるようにして、ここの生徒達に指定校推薦を配る…。こんなことが、割と多くの私立の高校で行われています。進学クラスの生徒は、例えば同志社大学に一般入試でたくさん合格したら、同志社からその高校は評価されて指定校推薦をもらえたり、指定校推薦が増える可能性があるのです。その増えた枠は、その高校では「簡単な定期テストで4.0以上を取った生徒」に配られるのです。なので、模試では偏差値50もないような生徒でも関関同立に推薦で入学してくる…ということです。

こんなことは、企業の採用担当者は知っているので、当然、GMARCHや関関同立と行っても、推薦組や総合選抜組には警戒をします。実際、ある調査で、試験を経て難関大学に合格した人と、推薦などで難関大学に合格した人の40才での平均年収を調べたものがあります。それによると、試験を経ずに推薦などで難関大学に合格した人の40才での平均年収は100万円近く低いという結果が出ています。つまり、良いところに就職できていない…ということです。

まとめ

大学入試は、努力をしたらそれが100%報われて「努力をしたら絶対に受かる!」と確信がもてる方法で受験をするのが、結局は一番の安全策です。

その為には、なるべく早く受験勉強としての英語の勉強を開始するべきです!
これは、早ければ早いほどいいので、高1の人がこれを読んでいたら、高1からでも開始してください。

特に私学文系の場合は、英語の実力が合否の大きなカギを握ります。

次に、私立の難関大学の合否の決定打になるのが世界史 or 日本史の社会です。
この社会は、高2の末までは高校の定期テストを頑張って90%の得点を取る目標で基礎力を付けていく。
そして、受験勉強としての社会は、高校3年生の4月から開始です。藤井セミナーの世界史 or 日本史の授業は高3の4月に開始します。

さらに、ダメ押しとして古典の暗記。
これは、英語と社会の受験勉強が軌道に乗った5月からの開始がお勧めです。
もしくは、部活を引退してからでもOKです。

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①今は勉強(特に英語)が苦手だけど、GMARCHぐらいに行きたい高校生
②英語をさらに得意にして、慶応・早稲田に受かりたい高校生
③まだ自信がないから、とりあえず日東駒専と考えている高校生
④理系、看護系、保育教育系で、英語を得意にして得点源にしたい高校生
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詳しくは、資料をお渡ししながら説明をさせてもらいます。

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