【データで検証】私大が本当に難しくなって入りにくくなっているのか?

私大が本当に難しくなって入りにくくなっているのか?

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私大の難化は本当?
実際のデータを用いて検証してみました。
そして、私大の合格の仕方と早慶上智GMARCH以上に行くには?

合格する人と合格しない人の特徴とは?

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「明治に落ちて東大合格」すら普通という大異変

PRESIDENT Online

私立大学文系の受験がどんどん難しくなっている。たとえば「明治大学政治経済学部には不合格だったが、東京大学文科二類には合格した」という生徒も実在する。大手予備校講師の小池陽慈氏は「これからの受験生は旧来からの大学ヒエラルキーではなく、自分の学びたい勉強の分野や、注目している教授の講義がある大学を選ぶべきだ」という――。

「東洋×、早稲田○」「明治×、東大文2○」というミラクル
私立大学文系の入試が近年、異様なほどに難化している。

主な要因は、文部科学省の指導による大学入学定員の厳格化だ。各大学は定員よりも多い合格者を出した場合、一定の割合に応じて私学助成金がカットされるようになったため、大学側は合格者を絞るようになった。これが「異様なほどの難化」につながっている。

そして、この難化現象と並行するように、かつてはほとんど見られなかった合否事例を耳にするようになった。例えば、都内のある進学高校の男性教員は、今年の受験シーズンの終わり頃に僕にこう言った。

「ウチの学校で、駒澤大学には落ちたけど、立教大学には受かった子が複数人いて驚きました。逆に立教大学に十分合格できる実力の子が不合格で、駒澤に拾われたケースもありました。私文(私大文系)に関しては、正直、だれがどこに受かるのか、全然予想がつきません。こんな経験は教師になって初めてです」

また、僕とは異なる大学予備校に出講する知人の講師はLINEでこんなメッセージをくれた。

「あまり成績のかんばしくなかった生徒が案の定、専修大学がダメで、暗い気持ちになっていたんだけど、なんと明治大学には合格した! これは奇跡! 感動した!」

その他にも「東洋大学にすべって早稲田大学に合格」。さらには「明治大学政治経済学部には不合格だったが、東京大学文科二類には合格した」といったミラクルも起きている。

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ここまで引用

この記事だけでなく、去年もサンデー毎日等で横浜国立大学受かったのに明治に落ちた、とかいう記事がありました。

ここ数年こういった記事を使って各社各方面で、私大がより厳しくなっているのを煽っているのですが本当に私大は難しくなったのでしょうか。

合格点】だけでみれば恐らく「答えはYES」でしょう。

例えば、明治の商学部

2019年 商学部|商学科 一般入試 私:267/350
2018年 商学部|商学科 一般入試 私:254/350
2017年 商学部|商学科 一般入試 私:252/350
例えば、青山学院大学の経済学部
2019年経済学部|経済学科 個別A方式 私:264.0/350
2018年経済学部|経済学科 個別A方式 私:257.0/350
2017年経済学部|経済学科 個別A方式 私:252.0/350

また倍率はどうでしょうか

明治大学の倍率

    学部   倍率  募集人数   志願者数   受験者数  合格者
2019年商学部  6.4   485      8783     7661    1204
2018年商学部  6.8   485      8414     7472    1100
2017年商学部  6.7   450      8453        7483    1121
青山学院大学の倍率
    学部   倍率 募集人数  志願者数   受験者数   合格者
2019年経済学部  8.6    230     4673    4055     474
2018年経済学部  10.2    230     5417    4811     471
2017年経済学部  8.3   230     4662    4143     501

青学も明治も2018年が実質一番難しかったのかもしれませんね。だけど、明治の商学部は2018年から募集人数は増えているし、今年に関しては1200人も合格しているのです。青学は元々合格者数が少ないのに地方の女子高生からの人気が凄いので倍率は高めです。

だけど、私達からすると10年くらい前から、いやむしろ私が大学に合格した直後から言っている事ですが、「頑張って勉強していたら早慶上智GMARCH関関同立のどこかに引っかかる」というのは、およそ、20年以上前の話です。

つまり、昔は大学を目指すといえば、とりあえず国公立!!」という全員が画一的な勉強していた時代の話です。

ですが、今は行きたい大学が細分化され、最初から青山学院大学に行きたいとか、法政大学や立教大学や中央大学 や 上智大学 や 学習院大学 や 明治大学 や 早稲田大学に行きたいとかそういう時代になりました。

なので、各大学の志望者による独自の対策が必要となります。

例えば、学習院大学なら漢字をやる必要があるのです。

早稲田なら現古漢融合文、慶應なら小論文、中央なら和訳、等々、第一志望で受験をする人達は今の時代東進の過去問ストックから社会は10年~20年分×4.5学部を当たり前にやるのです。

なので、各大学合格点は昔に比べると上がっているのですが、どれだけ真剣に退路を断って第一志望の赤本対策が出来るかが現役で合格できるかの鍵だと思います。

つまり、センター形式の勉強ばかりやっていても私大で通用するかどうかはわからない。

もちろん、甲子園を沸かせた奥川君やテニスのジョコビッチのように圧倒的な力が身につけば、どこでもどんな時でも結果は出るでしょう。

でも、毎年現役でギリギリの点数で合格するような人は、捨てるとことは捨てて(英作文なのか漢字なのかは人それぞれ)、何点取れば合格できるのか、例えば、英語150点社会100点国語100点の場合350点中250点をどう重ねるのか、英語は7割の105点から110点くらい、社会が90点取れてくると国語は50点で済むのです。

社会は再現度が最も高く安定して取れる信頼できる科目ですので、ここはしっかりと対策するべきではないだろうか?

ちなみにこれは早稲田大学の全学部のデータです。

最後に、第一志望に合格をするには明確なイメージをもっている人がおおいです。

先日、元プロ野球選手の新庄さんが、復帰宣言をしました。そのインタビューの中で、ただプロ野球選手を目指していると言ったのではなく、「もう一度みんさんの前でヒーローインタビューを受けたい!」と言ってたのが印象的でした。

 

受かる人

合格する大学への愛にあふれている
「早稲田の文化構想に入って大隈講堂前で彼女と歩く!」など、具体的かつ明確な目標やイメージをもっている
体調管理がしっかりしている
実は出来る人ほど模試の前は早く帰宅して、お腹を壊さないように腹巻をして寝たりしているし、同じ受験生とペチャクチャおしゃべりをするような無駄な時間風邪の菌ももらわないように意識しています。
常に本番を意識して取り組んでいる…
赤本だけでなく、過去長文を読むときでもタイムプレッシャーをかけたり、過去長文の中で「この形は上智では正誤が出るから、こういう場合ここを正誤でかえてきそうだな~」など常に自分の志望大学の問題作成まで意識をしている
準備が何事も入念である…
赤本の合格最低点は全部調べているし、自分ならどうクリアするかいつも明確にしている

受からない人

GMARCHならどこでも良いとか、そもそも人に話を聞いた時は頑張ろうと思っているが全然行動しない人
ある種今は精神的な交感神経・副交感神経ともにレベルの低い病気状態です。
→活動と休息のメリハリをつけることを第一に、朝は自分で起きるとか、自分の目標くらいは自分で建てるとか生活習慣を見直す必要がありそうです
体調管理がずさん(持病は除く)…休みが多い。頭が痛くてと、すぐに体調のせいにする。多少の頭痛や腹痛はみんなが抱えている事です。
そもそも、そうならないようにスマホをしすぎが原因で猫背になったり、夜更かしをするから頭痛になるのです。
→これを読むとスマホを封印したい気持ちになりませんか?
スマホを一日封印してみましょう。
オリジナルに走る
そのやり方で成功した経験があればこちらはなにも言いません、一人で頑張ってください。
でも、正しい努力の仕方は、人に聞かなきゃわからない。
(1)時間がかかっても自分で考えて答えを出す人
(2)即座に「どうすればいいんですか」と周りに答えを聞く人
どちらが一番になれると思いますか?
意外かもしれませんが、周りにすぐに答えを聞く人です。
なぜなら、その答えは悩む分の時間を復習に充てられるから、誰よりも復習できて上を目指せるのです。
予習したり、調べたりする時間や、考え込む時間があれば、すぐに質問したり、答えを写した方が早いです。
さらに、その分で余った時間を有効的に使えます。
スマホを封印して、やってる事が正しいかはすぐに聞くだけです。
これ、良い事だらけだと思いません?
赤本を先延ばしにする
良く聞く理由は、「まだ単語を覚えていないから」、とか「社会もまだ覚えていない。」とか「学校がその範囲をやっていない」などで先延ばしにしてしまう。
そもそも赤本をやる目的の第一が自分の大学の傾向(好み)をつかむためであり、自分の得意と不得意を知っておく必要があります。
自分の得意な場所は2週間に一度程度まわしておくようにしますが、苦手な所は2・3日以内に一回は回転させる。
効率を上げない事には、そもそも文系の大学の膨大な社会の暗記をこなせません。だけど、効率を上げるには質より量を最初は求めなければならないのです。
逆に赤本をやり始めて5回連続合格点を超えているなら、特にもう赤本をやる必要は無いということです。
絶対に、「覚えてから」とか「出来るようになってから」とか、「点が取れなかったらカッコ悪いから」と言って、赤本大会に参加しなかったり、自分でやっていないようだと、5年後もっと格好悪い人生を歩んでいるのでは?

Fランク大学が都市部で消滅

と言われ立正大学、専修大学、大正大学、明星大学などでは倍率が大きく上昇しています。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiwatarireiji/20191229-00156967/

私大の偏差値は、一般入試枠の関係もあり、現在ではあまり指標とすべき物では無いかもしれません。また、偏差値意外のランクもある程度は参考にしても良いでしょうが、やはり出身者の平均年収や、就職実績を見れば一目瞭然です。

ですが、その入試においてのランクでいうと、Fランクだからといって早慶の志望者がこういったFランク大学の対策しないで受けると滑り止めにならずに落ちる可能性はありますが、合格して行ってしまった場合学歴フィルターに引っかかってしまう可能性があります。早慶を志望していたのにこういったFランク大学に行ってしまうのはもったいとしか思えません。日東駒専(日本大学-東洋大学-駒澤大学-専修大学)のみならず成成明学獨國武(成蹊大学 -成城大学 -明治学院大学 -獨協大学 –國學院大學 -武蔵大学)でさえも【分詞構文を理解せずに】や【関係副詞を理解せず】、【単熟語テストが30%以下】であっても合格していった人がいるのです。早慶志望者がFランク大学に行ってあまりのレベルの低さに入学後すぐに大学を辞めてしまう人も多くいます。半年後にしまったとか。ましてや、3年後にしまった!と思わないように、きちんと早めの対策を心がけてください。

 

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