受験生それぞれによって必要な勉強時間は異なる

藤井セミナーオンライン教室の木下です。

 

さて、本日の内容は「勉強時間」についてです。浪人生はともかくとして、特に高校生においては1日に大体どれくらい勉強すれば良いか分からない人が非常に多いと思います。

 

なので結論付けていきたいと思います。

 

(1)そもそも勉強時間ってどのくらい必要なん?

結論だけ申し上げますと、どのくらいの勉強時間が必要なのか?は、人によって異なる」という事です。答えになっているかどうかは分かりませんが、自分が必要だと思う勉強量分だけ時間をかけて勉強をする」それが自分に合った勉強時間です。

 

また、質問内容を言い換えると、

どのくらいの時間をかけて勉強すれば合格できるのか?

どのくらい勉強すれば学校の成績が上がるのか?

参考書や問題集はどのくらい回数をやればいいのか?

上記のような疑問を持つ受験生は非常に多いと思いますが、その疑問に対する決定的な回答もここにはあります。

 

結論からいえば、

自分の成績を上げるのに必要な時間だけ勉強しなさい

という事です。

 

(2)必要な勉強時間は人によって異なってくるという現実

必要となってくる勉強時間は、人によって異なってきます。

 

例えばある参考書を使って勉強をしようとなった時に、結果が同じ勉強量になったと仮定しても、1時間で済むことが出来る人もいれば、2時間も3時間もかかる人も場合もあるという事です。

 

勉強にも向き不向き、得意不得意というものがあります。勉強する習慣がついていれば、上手にできることもありますし、今まで勉強をしてこなかったり、習慣がついていなかったりすると、うまくできない事もあります。

 

人間の能力も色々あります。受験生全員が同じ能力を持っているわけではありませんし、また、同じ環境で同じ能力を発揮できるというものでもありません。様々な種類の人間がいるように、能力もいろいろです。

 

なので、そもそも必要な勉強時間は人によって異なるという事です。

 

(3)結果に直結していない内容を他人と比較しても無意味

「今日〇〇時間勉強しました~」。

 

模試の点数や偏差値、勉強した範囲や量を他の受験生と比べるのはまだいいとして、(これも場合によっては不毛ではあるが)特に勉強時間を他人と比較するのは、あまり意味のあることではありません。

 

他の受験生と競争するのは点数や偏差値、勉強量であって勉強時間そのものではありません。

 

勉強は、自分に必要なだけ勉強をする必要があります。他の受験生が2時間勉強するから、自分も2時間やるというものではないのです。なぜなら、同じ勉強をするのにも、かかる時間は人によってそれぞれ異なってくるからです。

 

参考書をどれくらい進めたら良いか?も同じです。必要な時間は、人それぞれで違ってきます。

 

重要なことは、

その科目が出来るようになるまでやる。

その内容が分かるまでやる。

これだけです。

 

人の2倍時間をかけたとしても、合格すれば結果は同じです。

 

他人の2倍の時間がかかったとしても、一冊の参考書を完璧に仕上げれば、試験では同じような点が取れるのです。

 

(4)「出来る時間はすべて勉強する」という考えを持つこと

受験生に覚えておいてほしいことは、勉強できる時間は、すべて勉強に費やす」という事です。

 

大体この時期の浪人生で最低でも10時間は勉強に費やす時間はあると思います。

 

なので、この時間は最低でも勉強するようにして下さい。これは「何時間勉強したか?」を気にする以前に、そもそもこれくらいの勉強時間を確保して、最低限この時間は勉強しなければいけない」という事に焦点を当てる考え方です。

 

「今日は10時間も勉強したぞー」ではなく、あー10時間勉強するのって当たり前だよね。最低限だよ。この時間内でできる勉強量を増やそうよ」という考え方になることが大切です。

 

 なので、勉強できる時間はすべて勉強に費やして、「勉強量」であるとか、「点数」に重きを置いていきましょう。

 

それでは、引き続き復習と暗記を継続して行っていきましょう。

 

藤井セミナーに入塾してどのように第一志望校に合格するか?

前提として今現段階で「英語が苦手」「勉強が嫌い」「学年でも最下位クラス」であり、今から逆転合格をすることを前提にお話をします。

まず、他の塾と決定的に違うところは藤井セミナーでは「予習」を一切しません

えっ、予習ないんですか?驚いた人も多いと思います。実際説明会に参加された人の中には、驚く人も多いです。

世間的には「予習→授業→復習」の黄金サイクルで成績が上がると言われています。先ほど(3)で挙げたような塾や予備校もこの「予習」がある場合が多いと思います。この黄金サイクルで成績が上がっていくんだよ!というのは、正直正しいです。

ですが、冷静に考えてみてください。

もし本当に「予習→授業→復習」が万人に当てはまる黄金サイクルなのであれば、皆さんが高校で受けている授業で十分なはずであって、塾や予備校って必要とされないと思うんですよね。また、成績もめちゃくちゃ上がるはずです。でも、そうはなっていないのが現状です。

「予習→授業→復習」で成績が上がらないのに、塾や予備校に入って、高いお金を払って、また同じように「予習」が前提の授業の大量の講座を取って、成績は上がりませんでした。これって当たり前なんですよね。

なぜ成績が上がらないかは、要は「復習」にかける時間が無くなるから、なんですよね。正しい知識が一番定着しやすいのは授業が終わった後、つまり「復習」時です。

また、今現段階で「英語が苦手」「勉強が嫌い」「学年でも最下位クラス」である高校生たちにとって、予習というのは「時間がものすごくかかる」ので、塾で高いお金を払って大量に講座を取っていると、必然的に復習する時間が無くなって、「お金と時間をかけた割には、なかなか成績が上がらないなぁ」という事になります

ですので、藤井セミナーでは「予習」を一切排除して、皆さんが一生懸命予習するはずの知識は授業で教えて、その知識を使えるようにするために、徹底的に「復習」してもらいます。これが一番効率が良いと考えているからです。

この「復習」と、あともう一つその前提となる知識を「暗記」していくことを前提にして、藤井セミナー明石教室では全学年(高校1年生・2年生・3年生・浪人生)には英語を中心に授業を行っていますが、受験生向けに開講している世界史や日本史、国語科目も同じ考えで同じスタイルで授業をしています。

予習はないので、藤井セミナー生は何の準備もなしに教室に来ることができます。つまり、皆さんが高校の授業でも苦労している予習というストレスは全くないので、勉強も継続しやすくなります。また、仮にここでできなくても、それは「出来なかった事を受験の前に知ることが出来た」と考えて、「むしろラッキーやん。良かった…」と考えてください。今日が試験の本番ではないのです。

あと、ほとんどの受験生は、毎週毎週自分の位置を客観的に把握することができていません。

例えば1人で問題を解いていて自分が出来ていなくても、その問題を解いた他の人も出来ていないのなら、今の時点ではあまり問題ありません。ですが、「100点満点で70点くらいとれた!!」と喜んでいても、他の人がみな90点以上取れていれば、これは喜んでいる場合ではないのです。

毎回毎回、自分のレベルをしっかると把握することが大事です。そうでないと、次のステップへの作戦の立てようがないからです。(これは、毎週毎週自分の実力・努力が点数という客観的な指標で出てくるので、実は結構きついことなんです。ですがこれは部活動をしている高校生なら理解していただける事だと思います。部活動では「点数化」されないだけで、やっていること、感覚的なことは同じです。)

また、藤井セミナーは「授業をしない塾」では無いので、授業をします授業の位置づけは、自分の今現段階の実力では分からなかったことを理解して、メモをして、復習するための自分専用の教材を作る事です。なので、授業は大事です。この時のメモを頼りに、授業後に音読復習を繰り返し行っていきます。

次に復習です。復習の軸はほとんど「音読復習」になります。英語の実力が一番アップするのはこの時です。

これも部活動の練習と同じだと考えてください。そのスポーツの動きを初めてする時に、コーチや顧問の先生方が、その方法教えてくれます。その後、何をしますか??あなたは何回も何回も練習をして、期限内に意識をしなくてもその動きが出来るように練習をすると思うのです。

英語の勉強も同じです。まず、入試では時間制限があるのです。だから「速く読んで速く答える」ことができないと、試験の時間内で全問を終わらせることができないのです。

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